(当サイトは一部プロモーションが含まれます)
相続

エンディングノート25冊から厳選!あなたにおすすめの1冊!

「エンディングノートはどれが良いかな?」「終活に役立つおすすめノートはある?」と、自分にあったエンディングノートをお探しでしょうか?

エンディングノートはたくさん販売されており、内容がかなり違うので、適当に選んでしまうと後悔する恐れがあるので注意が必要です。

このページでは、市販のエンディングノートを25冊購入して実際に使ってみた私が、おすすめのエンディングノートを紹介します。

  1. エンディングノートを選ぶ3つのポイント
  2. おすすめのエンディングノートまとめ
  3. エンディングノートを書く際の4つの注意点
  4. エンディングノートに関するQ&A

このページを読めば、あなたに合ったエンディングノートが分かるのでぜひご覧ください。

1. エンディングノートを選ぶ3つのポイント

あなたにピッタリの一冊は、あなたのデザインの好みや、書きたい内容によって異なります。

エンディングノートを選ぶ時は、次の3つをチェックすると、自分に合ったものを選ぶことができます。

  1. 書く気になるデザイン
  2. 書く項目が充実している
  3. プラスαの特徴

それぞれ紹介します。

エンディングノートを選ぶポイント① 書く気になるデザイン

エンディングノートは買うだけでは意味がないので、自分が書く気になるように、次のようなポイントをチェックすると良いでしょう。

  • 好感が持てるデザイン(色やサイズ)
  • 解説やコラムが充実している
  • 厚すぎない

エンディングノートは書く項目は基本的に同じですが、デザインは結構違うので、自分が好きになれるものを選ぶのが大切です。

また、解説やコラムが充実していると、書くモチベーションアップにもつながるのでおすすめです。

下の画像は、コクヨの『LIVING & ENDING NOTEBOOK』のページですが、漫画で「エンディングノートを書いておくと助かるケース」を紹介しています。

コクヨのエンディングノートのコラム

良いエンディングノートとは、書きたくなるエンディングノートです。

厚いノートを選ぶと、途中で書く気を無くす恐れがあるので注意するべきですが、とにかく、書きたくなる工夫をしているノートを選ぶのが良いですよ。

エンディングノートを選ぶポイント② 書く項目が充実している

エンディングノートは、書く項目が充実しているものを選びましょう。

  • 自分の経歴
  • 残りの人生でしたいこと
  • 葬儀やお墓の希望
  • 財産一覧
  • 親族や知人の連絡先
  • 家族へのメッセージ

エンディングノートで書く内容は大部分は同じですが、若干異なるポイントが存在します。

たとえば、『自分史年表+エンディングノート』のように詳しい歴史年表や世界地図が載っているものがあります。

旅好きだった方は、こういう地図があると、昔の旅行を詳しく振り返る気になりますよね。

エンディングノートの世界地図

財産が多いなら、財産のことを細かく記せるノートが良いですね。

また、若いなら、「残りの人生でしたいこと」などを書けるエンディングノートがおすすめです。

書く項目が多すぎると途中で面倒くさくなる場合もありますが、とりあえず、自分の書きたい項目が載っているか、チェックしておくと良いでしょう。

エンディングノートを選ぶポイント③ プラスαの特徴

エンディングノートは遺言書キットが付いていたり、PCで作業ができるように、CDが付属しているタイプのものも存在します。

また、カバー付きのエンディングノートは、添付資料を入れておきたい方におすすめです。

コクヨの絵品ディングノートの付属品

出典:amazon

書く気になるようなプラスアルファのメリットがあるエンディングノートを選ぶのも良いでしょう。

2. おすすめのエンディングノートまとめ

1章で解説したポイントを元に、実際に購入してチェックしたエンディングノートの中から、おすすめのノートをご紹介します。

実際に書き込んでみたり、友人の意見も参考にしたりしているので、本当に優秀なエンディングノートを選べていると思います。

25冊のエンディングノート

エンディングノートは内容が似ていますが、デザイン、レイアウト、プラスアルファの特徴をチェックしていくと次の5点に絞られます。

ここから、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

出版社値段特徴
KOKUYO
コクヨのエンディングノート
1,118円・過不足なくまとまっている
・紙が書きやすい
・紙質と表紙カバーが頑丈
K&B
K&Bエンディングノート
1,320円・自分史年表が詳しい
・日本地図や世界地図の掲載あり
・自分の過去や将来を考えたい人向き
ナカバヤシ
ナカバヤシのエンディングノート
2,230円・簡潔にまとめられている
・見やすいカラーインデックス
・自由記入欄が充実
宝島社
宝島社のエンディングノート
1,078円・自筆遺言書付き
・遺言書を書きたい方におすすめ
技術評論社
技術評論社のエンディングノート
2,178円・CD-ROM付きでPCで書ける
・項目が最も多い
・詳しく書きたい方向き

※値段はamazonの購入価格を参考にしています。(2023年4月16日現在)

最新の価格や在庫はamazonをご覧ください。

それぞれ紹介します。

1位.  LIVING & ENDING NOTEBOOK / KOKUYO

コクヨのエンディングノート

LIVING & ENDING NOTEBOOK』(コクヨ)は、私が調べた25冊の中で、最も優れたエンディングノートです。

エンディングノートに書くべき項目が過不足なくまとまっており、書きやすいレイアウトになっています。

コクヨのエンディングノートのページ

使われている紙は厚みがあって、万年筆でもにじまないコクヨ帳簿紙が使われています。これは中性紙のため、劣化しにくく、長期保存に向いています。

カバーも頑丈で、CDやメモを挟めるディスクケースも付いているなど、機能性にも優れています。

値段1,118円ページ数64
大きさB5 カラーオレンジ
書く項目・基本情報、預貯金、金融資産、不動産、借入金、保険、年金、デジタルデータ、宝物、ペット、親族、家系図、知人、健康状態、延命治療、介護、葬儀、お墓、遺言書、相続など
特徴・ディスクケース付き
・表紙カバーが頑丈

2位. 自分史年表+エンディングノート / K&B

K&Bエンディングノート

自分史年表+エンディングノート』(K&B)は、名前の通り、自分の歴史を振り返るのに最適なエンディングノートです。

1926年から2045年までの歴史年表があり、自分の年令や思い出を書き込めるようになっているので、自分の今までの人生を1年ごとに振り返ることができます。

歴史年表

また、「これからやりたいリスト」や、旅の思い出や行きたい場所を書くページなど、残りの人生の生き方を考えたい人にも向いています。

エンディングノートを家族のためだけでなく、「自分の残りの人生を充実させるために書きたい」と思っている方におすすめです。

値段1,320円ページ数127
大きさB5 カラーオレンジ
書く項目・基本情報、自分史年表、好きなものリスト、これからやりたいリスト、旅の思い出、伝えたいこと、金融資産、不動産、借入金、保険、年金、終末治療、葬儀、お墓、介護、デジタル遺品、ペット、遺言書、相続など
特徴

3位. PRECIOUS ENDING NOTEBOOK / ナカバヤシ株式会社

ナカバヤシのエンディングノート

プレシャス エンディング ノートブック』(ナカバヤシ株式会社)は、ピンクとブルーの2種類が用意されているエンディングノートです。

自分に関すること、大切な人へのメッセージ、資産に関するページ、家族や友人の連絡先リスト、介護や葬儀のページなど、章ごとに色分けされており、見やすいインデックスになっています。

プレシャスエンディングノートのページ

記入欄が広く、自由に書けるスペースが大きいのも魅力的です。

巻末にポケットが付いていて、CD-ROMやメモを入れておけるようになっています。

値段2,230円ページ数72
大きさB5 カラーピンク
ブルー
書く項目・基本情報、趣味、好きなもの、私のベスト10、歴史、旅の思い出、これからやりたいリスト、大切なひとへのメッセージ、預貯金、金融資産、不動産、保険、借入金、年金、連絡先リスト、家系図、ペット、健康状態、延命治療、介護、葬儀、お墓、遺言書、
特徴・表紙カバー・ポケット収納付き

4位. もしものときも絶対に困らないエンディングノート / 宝島社

宝島社のエンディングノート

もしものときも絶対に困らないエンディングノート』( 宝島社)は、遺言書セットが付いているエンディングノートです。

このエンディングノートはファイナンシャルプランナー監修で、資産に関する項目が充実してるのも特徴です。

財産をリスト化し、遺言書で遺産分割したい方におすすめです。

もしものエンディングノートのページ

少々字が細かい気がするので、老眼の方は買う前にチェックした方が良いと思います。

値段1,078円ページ数78
大きさB5 カラー
書く項目・基本情報、履歴、好きなこと、携帯PC,ペット、預貯金、金融資産、不動産、借入金、保険、年金、大切なコレクション、家族、知人リスト、親族表、冠婚葬祭リスト、健康管理、介護、財産管理、延命治療、介護、葬儀、お墓、遺言書、相続など
特徴・表紙カバー付き
・遺言書付き

5位. マイ エンディングノート / 技術評論社

技術評論社のエンディングノート

マイエンディングノート』(技術評論社)はCD-ROM(Windows用)が付いており、パソコンでも作成できるエンディングノートです。

このエンディングノートは100ページ以上の厚さで、さらに、財産に関する項目は別冊で約50ページもあります。

項目が多いので、途中で投げ出したくなる恐れもありますが、とにかく詳しく書いておきたい方におすすめです。

毎エンディングノートのページ

文字が大きいので、老眼で見にくいという方も書きやすいはずです。

値段2,127円ページ数119+48
大きさB5 カラーブルー
書く項目・基本情報、生い立ち、家系図、思い出の人・町・ペット、結婚、子ども、人生年表、健康状態、終末医療、介護、葬儀、お墓、遺言書、アドレス帳、預貯金、金融資産、不動産、借入金、保険、年金、宝物、ペット、デジタルデータ、大切な人へのメッセージなど
特徴・CD-ROM付き
・表紙カバーが頑丈

他のエンディングノート一覧

上に紹介した5冊以外で、私がチェックしたエンディングノートを一覧にしてまとめておきます。

ベスト5以外のエンディングノートを知りたいという方は参考にしてください。(おすすめ順に並べています)

名称値段特徴
レガシィ
親子で作るエンディングノート
1,320円・親子で作りたい方におすすめ
・親に話しを聞く手引がついている
NHK出版
NHK出版のエンディングノート
825円・簡潔にまとまっている
・切り取り式カード付き
リベラル社
リベラル社のエンディングノート
1,210円・ポケットサイズ
・オシャレな装丁
・持ち運びしたい方におすすめ
文友社
文友社ムックのエンディングノート
1,470円
(Kindle Unlimitedで0円)
・看取り医がつくったノート
・書く項目が最低限にまとまっている
・いそいで作りたい方向き
ぎょうせい
ぎょうせいのエンディングノート
550円・税理士がアドバイスする! ! 相続手続で困らないエンディングノート
・動画でも解説している
・財産だけ書きたい方におすすめ
ブティック社
ブティック社のエンディングノート
990円
(Kindle Unlimitedで0円)
・簡潔な自分史年表あり
・文字が大きい
・収納ポケット付き
家の光協会
家の光協会のエンディングノート
1,320円・説明が詳しい
・文字が大きい
・記入項目が広い
リベラル社
リベラル社のB5エンディングノート
1,078円・3000人の声を集めて作成
・簡潔にまとまっている
・暗証番号を隠すシール付き
主婦の友社
主婦の友社のエンディングノート
1,078円・過不足なくまとまっている
・カバー表紙が頑丈
主婦の友社
主婦の友社のエンディングノート
1,320円・女性向きデザイン
・カバー表紙が頑丈
二見書房
二見書房のエンディングノート
1,047円・簡潔にまとめられている
・コラムが充実している
永岡書店
永岡書店のエンディングノート
858円・もしもに備える安心ノート
・簡潔にまとまっている
・収納ポケット付き
講談社
講談社のディズニーエンディングノート
1,078円・ディズニーマイストーリーノート
・写真を貼る部分が多い
・ディズニー好きにおすすめ
LEC
LECのエンディングノート
506円・32ページ
・紙を入れておく袋付き
・値段が一番安い
池田書店
池田書店のエンディングノート
649円・ケース付きハードカバー
・解説が詳しい
小学館
小学館のエンディングノート
1,760円・ケース付きハードカバー
・記入欄が広い
ヨシダヤ
ヨシダヤのエンヂングノート
800円・30ページ程度のノート
。パンフレットのような簡潔さ
主婦と生活社
主婦と生活社のエンディングノート
968円・よりよく生きるための断捨離式エンディングノート
・記入欄より解説の方が多い
マイ・ウェイ
マイウェイのエンディングノート
820円・25ページ
・パンフレット的な厚さ
・内容の割に値段が高め
discover
ディスカバーのエンディングノート
1,914円・あした死んでも後悔しないためのノート
・『明日死ぬかもよ?』読者にだけおすすめ

※値段はamazonの購入価格を参考にしています。(2023年4月16日現在)
最新の価格や在庫はamazonをご覧ください。

ベスト5以外に、特徴のあるエンディングノートを紹介しておきます。

ここで紹介する以外のノートは、似たりよったりなので、チェックする必要は無いと思います。

6位 親子でつくるエンディングノート / SB Creative

親子で作るエンディングノート

親子でつくるエンディングノート』(SB Creative)は、名前の通り、親子で作成する目的で作られたエンディングノートです。

「親の話を聞くための手引き」という小冊子がついており、話の聞き方や聞いておくべきことなどがまとめられています。

「自分はまだ書く気は無いけど、親に書いてもらいたい」という方は一度チェックすると良いでしょう。

値段1,320円ページ数67(小冊子35P)
大きさB5 カラーオレンジ
書く項目・父と母と私の履歴書、思い出、夢、希望、伝えておきたいこと、家系図、連絡先、病気、介護、終末医療、所属団体、財産、借入金、保険、葬儀、墓、遺言、相続、ペット、コレクション、日記・PC・携帯について
特徴・親に聞くための手引書付き

7位 書き込み式 エンディングノート / 本田 桂子 (NHK出版)

NHK出版のエンディングノート

書き込み式エンディングノート』は、NHKまる得マガジンMOOKの本です。

内容が簡潔にまとめられており、家族へのメッセージ欄も大きくないので、手短に済ませたい方におすすめです。

切り取り式エンディングノートが巻末についており、緊急連絡先等や健康状態をまとめることができます。

ひとり暮らしで、いつ倒れるか分からないという方は、こういうカードを財布やバッグに入れておくと、万が一の時に役立つかもしれません。

値段825円ページ数77
大きさB5 カラーダークシアン
書く項目・基本情報、日常のスケジュール、緊急連絡先、収入支出、年金、生命保険、健康状態、介護、告知、延命治療、預貯金、株式、不動産、負債、葬儀、家系図、連絡先、家財道具、PC、ホームページ、ペット、誕生の記録など
特徴・切り取りカード付き

8位 〜もしもの時につたえておきたいこと〜 エンディングノート (日本語) 新書 / リベラル社 

リベラル社のエンディングノート

〜もしもの時につたえておきたいこと〜 エンディングノート (日本語) 新書』は名前の通り、新書くらいのサイズのエンディングノートです。

小さいですが、書く項目も充実していて、特に不足はありません。

巻末にエンディングノートや遺言書の書き方が詳しく解説されています。

手帳のような大きさなので、いつでも携帯しておきたいという方におすすめです。

値段1,210円ページ数143
大きさA6くらい カラーオレンジ
書く項目・基本情報、連絡先、葬儀、訃報通知、お墓、残したものについて、プロフィール、学歴、思い出、家族へのメッセージ、財産、負債、クレジットカード、保険、年金、相続、遺言書、遺産管理、健康管理、終末医療、介護、尊厳死についてなど
特徴

9位 看取り医がつくった人生を大切に過ごすためのエンディングノート / 文友舎ムック

文友社ムックのエンディングノート

看取り医がつくった人生を大切に過ごすためのエンディングノート』は、医師が監修したエンディングノートです。

内容が最小限にまとまっているので、集中して書くと1~2時間程度で書けそうな分量です。

文字が大きいので、老眼の方も安心して使うことができるはずです。

「時間が無いので、最速でまとめておきたい」という方におすすめです。

値段858円ページ数63
大きさB5 カラーオレンジ
書く項目・個人情報、連絡先、健康状態、介護、余命告知、最後の過ごし方、延命治療や臓器提供、献体について、葬儀、お墓、法定相続人、財産、自分の歴史、思い出、伝えておきたいことなど
特徴

10位 税理士がアドバイスする! ! 相続手続で困らないエンディングノート / ぎょうせい

ぎょうせいのエンディングノート

税理士がアドバイスする! ! 相続手続で困らないエンディングノート』は、財産や相続のことを中心にまとめられたエンディングノートです。

短い分量で、財産のことを詳しく書くことができます。

相続や遺言書の解説もあり、民法が40年ぶりに改正された内容も盛り込まれています。

財産のことだけでもまとめておきたいという方におすすめです。

値段550円ページ数52
大きさB5 カラーダークシアン
書く項目・基本情報、病気になった時、金融資産、不動産、生命保険、借入金、クレジットカード、老妓資金、葬儀、家族や知人の情報、相続について
特徴

3. エンディングノートを書く際の4つの注意点

エンディングノートを書く際は、次の点をおさえておきましょう。

  1. 書きたい所から書いていく
  2. 暗証番号やパスワードは書かない
  3. 書くことを親族に伝えておく
  4. 法的拘束力は無いということを知っておく

それぞれ紹介します。

注意点① 書きたい所から書いていく

エンディングノートを書く上で最大の敵は、書くのが面倒臭かったり、途中で止めてしまったりすることです。

ですので、エンディングノートは、最初のページから書くのではなく、書きたい所から書いていきましょう。

財産のこととか家族へのメッセージとか、自分の書きたいことを少しずつ書いていくと、徐々に埋まっていくはずです。

とりあえず、全部書ききることを目標にすると良いでしょう。

注意点② 暗証番号やパスワードは書かない

暗証番号や利用しているサイトのパスワードをエンディングノートに書くのは、情報流出の恐れがあるので控えましょう。

まとめておきたいなら、別紙にまとめ、だれにも見られないような所に隠しておくなどの工夫が必要です。

ちなみに、クレジットカードのポイントは相続できないケースが多いので、たまっているなら生前に利用しておくのがおすすめです。

注意点③ 書くことを親族に伝えておく

エンディングノートを書いても、家族に気づかれなかったら意味は無いので、書いているということを伝えておきましょう。

家族に伝えると、エンディングノートを書くモチベーションアップにもつながるはずです。

もし、何らかの理由があって伝えたくないなら、もしもの時に分かりやすい場所に置いておくと良いでしょう。

注意点④ 法的拘束力は無いということを知っておく

エンディングノートに「遺産を〜というように分けて相続してほしい」というような希望を書いても、法的拘束力はないので、守られるかは分かりません。

ちゃんと守って欲しいなら、エンディングノートとは別に遺言書を書く必要があります。

遺言書は、日付、署名、印鑑など所定の形式を守らなければ無効になってしまうので注意してください。

遺言書について知りたい方は、こちらのページ「失敗しない遺言書の書き方|豊富なテンプレートでトラブル・無効化を防げる!」をご覧ください。

4. エンディングノートに関するQ&A

エンディングノートについてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。

  1. 20~30代で書く人はいますか?
  2. エンディングノートをアプリで書くのはアリですか?
  3. エンディングノートはどこで購入できますか?
  4. 両親にプレゼントするのはどうでしょうか?
  5. エンディングノートは1冊にまとめるべきですか?

それぞれ紹介します。

4-1. 20~30代で書く人はいますか?

若い人でもエンディングノートを書く人は結構います。

自分の現状把握にもなりますし、「残りの人生をどう生きようか」を考えるきっかけにもなるので、若いから不要ということはないのです。

若いなら、『自分史年表+エンディングノート』のように、「残りの人生で何をしたいか」を書く項目があるエンディングノートをおすすめします。

4-2. エンディングノートをアプリで書くのはアリですか?

エンディングノートのアプリはいくつかありませんが、私は次の点であまりおすすめしません。

  • サービスが終了する恐れがある
  • 家族に気づかれない可能性がある
  • スマホやPCの破損などでデータが失われる恐れがある

ただ、アプリは動画や音声を簡単に残せたりするというメリットがあります。

気になる方は、「100年ノート」「エターナルメッセージ」などをチェックしてみると良いでしょう。

4-3. エンディングノートはどこで購入できますか?

エンディングノートは、本屋さんでも購入できますし、楽天やAmazonなどの通販サイトでも購入できます。

書きたくなるデザインのノートを選ぶのが大切なので、一度書店に足を運んでチェックするのがおすすめです。

ちなみに、自治体が無料で配布しているところもあるので、「〇〇市 エンディングノート」と自分の住んでいる市区町村で検索しても良いでしょう。

4-4. 両親にプレゼントするのはどうでしょうか?

両親の気分を害することもあるので、急に渡すのはおすすめしません。

エンディングノートのことを紹介して、本人が「書きたい」と言うなら、プレゼントしても良いでしょう。

親子でつくるエンディングノート」のように、親子で書くのも素敵ですね。

4-5. エンディングノートは1冊にまとめるべきですか?

エンディングノートがいくつもあると、残された家族が困惑する恐れがあるので、一冊にまとめるのがおすすめです。

エンディングノートを1冊書いた後に、また新しく書きたくなったら、昔のを廃棄するか、「昔のだからチェック不要」など、分かりやすく書いておくようにしましょう。

5. さいごに

おすすめのエンディングノートについてご紹介してきましたが、気になるエンディングノートは見つかりましたか?

エンディングノートは書いておくと家族の役に立ちますし、自分の残りの人生を考えるのにも重宝します。

書くのが面倒だったりしますが、大病やボケてしまう可能性を考えると、時間がある時に書いておくことをおすすめします。

最後におすすめエンディングノートBest5をまとめておきますので、参考にしてください。

  1. LIVING & ENDING NOTEBOOK 
  2. 自分史年表+エンディングノート
  3. プレシャス エンディング ノートブック
  4. もしものときも絶対に困らないエンディングノート
  5. マイエンディングノート

私が最もおすすめするのは、コクヨの「LIVING & ENDING NOTEBOOK」です。

このページが、読者の皆様のエンディングノートづくりにお役に立てることをお祈りします。