(当サイトは一部プロモーションが含まれます)
賃貸

ハウスコムの口コミ・評判は悪い?利用前に知りたい4つの注意点

「ハウスコムってどうなの?」「大手だけあって評判はいいの?」など、ハウスコムの口コミや評判が気になっていませんか?

ハウスコムは国内でも上位の店舗数を持つ大手不動産会社ですが、満足の声も多かったものの、一部の利用者からは悪い口コミもありました。

このページでは、大手不動産会社に勤務し、賃貸の担当をしていた筆者がハウスコムの評判・口コミを下記の流れで解説していきます。

  1. 口コミ・評判は悪い?ハウスコムの4つの注意点
  2. ハウスコムは使うべきでないのか
  3. 本当におすすめの物件探しの方法3step
  4. ハウスコムに関するQ&A

すべて読めば、ハウスコムの注意点やあなたはハウスコムを使うべきかまで、ハウスコムのすべてのことがわかります。

目次

1. 口コミ・評判は悪い?ハウスコムの4つの注意点

ハウスコム」は、ハウスコム株式会社が16都市に180以上の店舗数を構える大手不動産会社です。

ハウスコムの店舗イメージ

引用:ハウスコム

大手なので信用できる不動産会社ですが、口コミを見ると不満を持つ人も複数おり、下記の注意点が見えてきました。

ハウスコムの注意点

  • 満足度や対応にはムラがある
  • 仲介手数料は基本的に1.1ヶ月分(税込)
  • ”オプションを組み込まれる”という声が多い
  • 業者を比較しにくい

注意点1. 満足度や対応にはムラがある

ハウスコムの口コミを見ると「対応が悪かった」というものが目立ちます。

満足している人ももちろんいるものの、「接客が雑だった」「強引だった」などの声もあります。

満足度にムラが出てしまう理由

賃貸においては、営業マンによって「強引さ」「知識の豊富さ」が違うためです。

同じ店舗でもAさん、Bさんどちらに当たるかによって部屋選びの満足度はガラリと変わります。

上記のことから、「対応が良かった」という口コミも多く見受けられるので、店舗や担当者によって当たりハズレがあるといえるでしょう。

注意点2. 仲介手数料は基本的に1.1ヶ月分(税込)

ハウスコムで契約するときは、基本的に1.1ヶ月分(税込)の仲介手数料を請求されます。

大手不動産会社の「エイブル」や「ミニミニ」が、仲介手数料0.55ヶ月で募集している物件でも、1.1ヶ月分を取られてしまいます。

この点を知らないと無駄なお金を払うことになり、損をするので注意しましょう。

仲介手数料無料の不動産会社がお得

ハウスコムで契約する前に、仲介手数料無料の不動産屋で契約できるか確認するだけで、お得になることがあります。

申し込みたいと思った物件に出会ったら、下記の店舗に連絡して、仲介手数料はいくらか確認してみましょう。

  • 東京を中心に仲介手数料無料の物件が多い「スマ部屋
  • 大阪を中心に仲介手数料無料の物件が多い「ゼロ賃貸
  • 全室3.9万円の手数料になる「39room
  • 仲介手数料・敷金・礼金がゼロの物件が多い「アムス・エステート

電話するときは、「○○物件の○○号室は契約できますか?また、仲介手数料はいくらですか?」と聞くだけで、すぐに回答してくれるはずです。

このような問い合わせは頻繁にあり、不動産屋は慣れているので気負いなく連絡してみましょう。

注意点3. ”オプションを組み込まれる”という声が多い

ハウスコムから初期費用の見積もりを出してもらうと、「サニタリーパック」というオプションを組み込まれていたという声が多いです。

上記の口コミのように、説明なく見積もりに組み込まれているので、「必ず払わないといけない費用」だと思って払う人が多いようです。

ただ、このオプションは任意のため、不要の場合は「必要ないので、見積もりから削除してください」といえば削除してくれます。

サニタリーパックの内訳

サービス名金額
害虫防除17,600円(税込)
光触媒コーティング33,000円〜46,200円(税込)
エアコンクリーニング1台:13,200円(税込)

入居者がより快適に暮らせるオプションなので、「ゴキブリが苦手な人」や「埃でアレルギーが出やすい人」にとってはいいサービスですが、必要なければ断りましょう。

注意点4. 業者を比較しにくい

ハウスコムを使うことで、業者を比較しにくくなる可能性もあります。

下記の2つのケースでは、基本的に部屋選びの大半をハウスコムに任せることになる可能性が高いです。

  • ハウスコムのHPで物件を探す
  • いきなりハウスコムの店舗に相談に行く

不動産会社によって、扱う物件・営業マンの対応が違うのに、ハウスコムだけしか見れない状況にしてしまうと、より良い物件や営業マンを逃してしまう可能性があります。

大手ポータルサイトなら複数の不動産会社を比較できます

ハウスコムのサイトに掲載されている物件は、ハウスコムが取り扱える物件しか掲載されていないので、物件数が限られます。

一方で、「大手ポータルサイト」と呼ばれる「SUUMO」であれば、下記のように複数の不動産会社が物件を載せあっているので、より多くの物件と不動産会社を比較できます。

ポータルサイトの仕組み

上記のことから、気になった物件を扱ってる会社に直接問い合わせができるので、複数の不動産会社と気軽に出会え、信用できる会社を探しやすいです。

いきなり店舗に行くのはもう古い

以前までは、ハウスコムのような店舗型の不動産にお願いすることも多かったのですが、今はネットに膨大な不動産情報があり、店舗に行かなくても部屋を探せる時代です。

ハウスコムに限った話ではありませんが、いきなり店舗で部屋を相談しに行くと、相談する会社を比較しにくく、限られた情報しか得られません。

ネットである程度情報を探せる方は、「本当におすすめの物件探しの方法3step」を参考に、まずは大手ポータルサイトを使った方がたくさんの物件を探せます。

2. ハウスコムは使うべきでないのか

注意点を踏まえ、ハウスコムは使うべきではないのか、と疑問に思う方もいるかもしれませんが、中にはハウスコムを使うべき人もいます。

2-1. ハウスコムのメリットといい口コミ

ハウスコムには下記のメリットがあり、いいところもたくさんある不動産会社です。

  • 店舗スタッフは地元出身者が多い
  • オンライン内見ができる

店舗スタッフは地元出身者が多い

ハウスコムの店舗スタッフは、店舗がある地域の出身者を積極的に採用しているため、知識豊富なスタッフが多いです。

出身者だからこそわかるメリットやデメリットを詳しく教えてくれるので、はじめて住む地域でも安心して部屋を探すことができます。

オンライン内見ができる

オンライン内見」は、スマホやパソコンの画面越しにLIVE中継で内見できるサービスです。

このサービスは”不動産テック”と呼ばれるITを活用した技術で、ハウスコムの大きな強みになっています。

また、スタッフが現地まで行って室内を映してくれるので、「ここが見たい!」という要望にも答えてくれる人気のサービスです。

オンライン内見のイメージ

引用:ハウスコム

転勤や進学のときに便利

このサービスを利用すれば、遠方に転勤や進学するとき、わざわざ内見のために出向く必要がなくなります。

また、学生で親御さんの承諾が必要なときでも、オンライン上で室内を確認してもらえるので、他の人に取られるリスクが軽減します。

利用は無料なので、店舗スタッフと相談して活用してみましょう。

2-2. ハウスコムに向いている人

上記のようなメリットのあるハウスコムですが、店舗に行ってそこで情報をもらうのではなく、ある程度ネットで物件を探し、好みの物件がハウスコムにあったときに利用するのがおすすめです。

最初からハウスコムに行くべきなのは「不動産会社に家選びを任せてもよく、相談しながら家を決めたい人」です。

上記に当てはまる人は、お近くのハウスコムにいくべきですが、当てはまらない人は次の章を参考に、使う不動産会社を自分で見つけに行きましょう。

ハウスコム公式ページ:https://www.housecom.jp

3. 本当におすすめの物件探しの方法3step

では本当におすすめの物件探しの方法を紹介します。

結論を言うと、下記の3つのステップで選べば最高に物件を探しやすいです。

Step1. あなたの希望する条件をまとめておく

まずは、物件探しをする前に下記の点をまとめておきましょう。

  • 賃料および初期費用の予算
  • 住みたいエリア
  • その他重視したいポイント

例えば最大のポータルサイト、SUUMOで検索すると600万以上の物件が出てくるので、条件を決めておかないとうまく絞れないからです。

① 賃料および初期費用の予算

まず、賃料および、初期費用はいくらまで払えるか、を考えておきましょう。

賃料だけに目がいきがちですが、初期費用も重要で、「敷金」「礼金」などで賃料の4~6ヶ月分がかかると考えておきましょう。

自分で家賃を払う人の場合、賃料の目安は、「手取りの1/4~1/3」です。仕送り+アルバイトで払う学生もこれを目安にしましょう。

例:手取り15万円の方の目安

賃料:3.7万円~5万円(この時、初期費用は15~25万円程度)

② 住みたいエリア

通勤・通学を考えて、住みたいエリアに目星をつけておくといいでしょう。

ターミナル駅やその周辺、特急が止まる駅などは高くなりがちです。そのため、住みたいエリアごとに「住みたい駅、その周辺で住んでも良さそうな駅」を決めておきましょう。

例:住みたい街ランキング常連の「吉祥寺」に住みたい場合

住みたい駅(吉祥寺駅)だけでなく、その周辺で住んでも良さそうな駅(西荻窪駅、武蔵境駅)などを候補に入れれば、幅広く物件を探せます。

内見時に街並みを見て判断すればいいので、少しでもいいと思ったエリアはすべて洗い出しておきましょう。

駅からの徒歩分数も考えておく

また、それぞれの駅で、徒歩何分までなら許容できるのか考えておきましょう。エリアにもよりますが、下記が目安です。

  • 15分以上:毎日ストレスに感じやすい
  • 9~14分:標準的
  • 8分以下:駅からも近くアクセスは良い

③ その他重視したいポイント

その他、下記の項目が「必須」なのか、「あったほうがいい」のか「不要」なのかを考えておきましょう。

建物の特長部屋の特長
築年数ウォシュレット
駅からの距離洗面所独立
オートロックの有無バストイレ別
建物の構造フローリング
ペット可か浴室乾燥機
駐車場窓の向き

建物の構造について

建物の構造ですが、柱と壁の作りで「木造」「鉄骨」「鉄筋コンクリート(RC造)」「鉄筋鉄骨コンクリート(SRC造)」の4つに分けられ、賃料重視か、防音・耐震性重視かで決めることになります。

建物の構造の比較

違いがわからない方、どれにすればいいか迷う方は、検索ではあえて絞らずに、実際の建物を見て判断してもいいでしょう。

一般的に、木造・鉄骨を「アパート」、RC造・SRC造を「マンション」と表現することが多いです。

騒音に悩みたくない方は「鉄筋コンクリート(RC造)」「鉄筋鉄骨コンクリート(SRC造)」、つまり「マンション」を選びましょう。

もちろん完全に防音はできるわけではないので、必ず内見で確かめましょう。

Step2. 大手のポータルサイトで複数物件を洗い出す

条件が決まったら、賃貸サイトで物件を探します。

その際は、大手のポータルサイトを使いましょう。

大手のポータルサイトを使うべき理由

改めてポータルサイトとは、下記のように、たくさんの不動産会社がお金を払って、自分の会社が扱う物件を載せているものです

ポータルサイトの仕組み

あなたが物件①に興味を持てば、不動産会社Aに問い合わせることになります。

とにかく各社たくさんの物件の最新情報を載せているので、あなたにとってベストな賃貸物件を探しやすいため、まずはポータルサイトで物件を探しましょう。

数百万件の空室情報を載せている不動産業者が多く、不動産の店舗に行くよりも情報量は格段に増えます。

どの不動産ポータルサイトを使うかが最大のカギ

ただし、ポータルサイトによっても物件数は異なるので注意しましょう。「賃貸サイトにはいい部屋がない」と言っている人はサイト選びが悪いだけです。

有名なサイトでも掲載数が少ないところもあり、出会えるはずだった物件に出会えなくなります。

有名な8つのポータルサイトに掲載されている物件数を、渋谷区と全国で比較してみます。

掲載物件数(東京都渋谷区)掲載物件数(全国)
SUUMO約4.6万件約730万件
HOME’S約1.8万件約510万件
Door賃貸約3,200件約460万件
スモッカ約8,100件約400万件
at home約9,300件約160万件
CHINTAI約3,900件非公開
オウチーノ約3,100件非公開
いえらぶ約14,000件非公開
参考:ハウスコム約420件非公開
  • 各サイトで地区ごとに物件情報を検索した結果、表示された物件数を出しています。
  • ただし、各サイトで細かい計算方法が違い、実際の物件数は増減する可能性があります。

SUUMO」で扱う物件は特に多く、使いやすさも申し分ないです。

SUUMOとは?

SUUMO」はリクルートグループが運営する日本最大級の不動産ポータルサイトで、多くの不動産会社がこぞって物件を載せています。

数ある賃貸サイトの中で最もおすすめな理由は、とにかく掲載数が多く、また希望の条件で物件を絞りやすいことです。

700万近い物件を様々な切り口で検索ができ、「角部屋」「ペット」「女性限定」など様々な要望で物件を絞り込めます。物件は下記のように全国にくまなくあり、どこに住んでいてもおすすめです。

東京都約132万件
大阪府約114万件
宮城県約8.2万件
沖縄約5,000件

パソコン・スマホどちらでも使いやすく、初めての人でも理想の物件がきっと見つかるはずです。

 SUUMOで最高の物件を見つけるための4つのコツ

SUUMO」もうまく使いこなすためにはコツがあります。

コツ1. エリアはなるべく広くとる

特に電車で通勤・通学する方は、便利な場所を探すために、「沿線・駅から探す」「路線図から探す」がおすすめです。特に乗り換え事情がわからない方は「路線図から探す」がおすすめです。

車通勤の方は、「市区郡から探す」で問題ありません。

その際、ポイントなのは、とにかく住みたい駅の周辺を幅広く選ぶということです。

イメージがつかない駅も、あなたにドンピシャな物件があったら見に行けばいいので、とにかく5駅前後は余分に検索することがおすすめです。

コツ2. 気になる条件は妥協せずに選択する

上記のように広くエリアを取ると、数千件の物件が出ることがありますが、ここから妥協せずに徹底的に絞り込んでいきます。

「すべてのこだわり条件」もしっかりとチェックすることが、あなたにベストな家を見つけるためのコツです。

ここで引っかかる物件が、「あなたが本当に求める物件」なので、30件以内になるのを目安に絞り込みましょう。

もし、該当物件数がゼロになった場合、あなたが高望みしている可能性があるので、譲ってもいい条件のチェックを外します。

お得情報. いい物件に出会いやすいチェック項目「分譲賃貸」

プロの目からすると、特に「分譲賃貸」という項目がおすすめです。

分譲賃貸とは、買って住むという人だけに向けられて作られたマンションが、賃貸として募集されている物件です。

この物件には下記のメリットがあるので、いい物件に出会う可能性が高いです。

  • 長く住むことを考えて作られたので、建物がしっかりしている可能性が高い
  • 住民も長く住む人なので、騒音などのトラブルが起こりにくい
築年数は選択したほうがいい?

築年数は、「よほど新しい物件に住みたい場合」のみ選びましょう。

築年数が古くても綺麗にリフォームされている物件も多いですから、実際に目で見たほうがいいです。

ただし、耐震基準が改正された「1981年6月」以前の物件は耐震に不安がありますから、築25年以上の物件には注意しましょう。

その他、状況に合わせておすすめのチェック項目

状況に合わせて、下記のチェック項目で絞ればよりフィットした物件を探しやすいです。

こんな人チェック項目概要
少しでも安く借りたい人フリーレント入居月や翌月など、一定期間家賃が無料の物件
インターネット無料無料でネットが使える物件
礼金なし大家へお礼として支払う「礼金」をカットできる物件
一人暮らしの人ワンルーム+1K家族用の部屋を排除して検索可能
宅配ボックス家に誰もいなくても宅配便を受けられる

安くするための条件は、複数選択すると物件が出ない可能性が高いので、どれか1つを選ぶことがおすすめです。

コツ3. 複数の物件に問い合わせる

ここで、問い合わせてもお金はかかりませんから、複数の物件を内見し、比較するのがおすすめです。

契約前に、物件を3件以上見るようにしましょう。

コツ4. なるべく複数の不動産会社に問い合わせること

また、問い合わせの際、複数(2~3社)の不動産会社に問い合わせるようにしましょう。

お問い合わせ画面で、下記のように問い合わせ先が表示されます。

select shops on the suumo

複数問い合わせる理由は、スタッフにあたりハズレがあるからです。熱心に対応してくれる人が多いですが、中には知識が少なかったり、しつこい人もいます。

そのため下記の観点を満す営業マンにお願いするのがいいでしょう。

いい営業マンの条件

  • 知識も誠意もあり、あなたの質問に即答してくれる
  • あなたの希望を満たす物件を複数教えてくれる
  • とりあえずの内見も快く対応してくれる
  • 物件の悪い面も教えてくれる
  • 契約を急かしてこない

不動産会社は他社の物件でも案内することができます。

営業マンの対応が悪い時、別の不動産会社に相談すれば、その物件を紹介してくれることも多いです。

また、上記5つの観点を満たす営業マンを1人知っておけば、今後の引越しの際も相談できます。

Step3. 内見のポイントを押さえ、比較し、最高の1件を絞る

不動産会社に問い合わせると、連絡が入りますので、日程を合わせて内見にいきましょう。

内見は、不動産会社のスタッフと行くことになりますが、物件の最寄り駅もしくは不動産会社の店舗、物件の前のどこかで待ち合わせることが多いです。

内見の際は下記を意識すると失敗しにくいです。

内見の10のコツ

  • 最も後悔しやすい「騒音」を確認する
  • 部屋の日当たり、風通しを確認する
  • 実際に街並み、店舗などを確認しておく
  • 住民や建物の雰囲気を確かめる
  • ゴミ出しのルールを聞いておく
  • 採寸をしておく
  • 細かい設備もチェックしておく
  • 諸費用を不動産会社に確認する
  • 事故物件でないかの確認もする
  • いいと思った物件はすぐにでも申し込みを行う

コツ①最も後悔しやすい「騒音」を確認する

賃貸物件にかかわらず、家探しで最も後悔しやすいのが、「騒音」です。騒音は主に下記の4つに分けられます。

  • 隣の部屋からの騒音
  • 上の階からの騒音
  • 外からの騒音
  • マンションの廊下からの騒音

窓を閉めた状態で、耳をすませて騒音は大丈夫か、睡眠に影響はなさそうかを確認しておきましょう。壁に耳を当てると確実です。

また、周囲の部屋が留守という可能性も考慮しておきましょう。

隣の部屋との壁をコンコンしたり、床をかかとでトントンしてみて、響きそうであれば騒音に悩むリスクが上がるので、他の物件とよく比較することがおすすめです。

コツ② 部屋の日当たり、風通しを確認する

騒音だけでなく、部屋の日当たり、風通しも確認しておきましょう。

隣に建物がある場合や、建物が特殊な構造をしている場合など、日当たり・風通しが悪い物件は複数あります。

内見時気にならなくても、梅雨時期や換気したいときにストレスに感じやすくなるため、必ずチェックしておきましょう。

カビが生えていないかも要確認

風通しや日当たりが良くない部屋は、窓周りや収納などにカビが生えやすいです。

カビが生えていたり痕跡のある物件は、梅雨の時期などに苦労する可能性が高まります。

コツ③実際に街並み、店舗などを確認しておく

内見時は駅から歩くなど、その物件の周辺を散策し、あなたがいつも使っている店舗はあるか確認しておきましょう。

  • コンビニ
  • スーパー
  • クリーニング店

また、お子さんがいる場合、小中学校との距離を確認できるとなおいいです。

ただし、学校が近すぎると騒音の元ですので、適度な距離を意識したいのと、墓地などが近くにないかも確認しましょう。

コツ④住民や建物の雰囲気を確かめる

内見時、部屋の中だけでなく、外でも注意して住民や建物の雰囲気を確かめましょう。

まず、どんな住民がいるのか確認しておきましょう。これから同じ建物に住むことになる人がどんな人かは重要です。ストレスなく住めそうかは必ずチェックすべきです。

また、建物の管理状況を確認しておきましょう。清掃は行き渡っているか、ゴミ捨て場やエレベーターは綺麗になっているかは現地でしかわかりません。

コツ⑤ゴミ出しのルールを聞いておく

物件によって、ゴミを出すルールが異なるので、一つの判断基準にしましょう。

おすすめは専用のゴミ捨て場があり、24時間ゴミを出せる物件です。

気が向いたらゴミを出せるので楽ですし、ゴミを部屋に貯めなくて済むので、部屋を広く使うことができます。

コツ⑥採寸をしておく

物件にメジャーなどを持っていき、採寸しておくと便利です。

  • 部屋の寸法
  • 冷蔵庫や洗濯機置き場の広さ
  • カーテンのサイズ

などを図っておけば、契約してから入居日までに、新しい家電を用意したり、家具の配置を決めることが可能です。また今持っている家具が使えるかどうかもわかります。

新生活の準備が捗りますので、メジャーをカバンに入れておき、この部屋に決めた!というときはサイズを測りましょう。スマホで撮影しておけば、家具を揃えるときもより安心です。

玄関のドアの大きさを測っておけば、引越し時の家具の搬入も困りません。

契約後、不動産のスタッフにお願いすれば代わりに測ってくれる可能性もありますが、期待しすぎないようになるべくご自身で測るようにしましょう。

コツ⑦細かい設備もチェックしておく

その他、下記の設備もチェックしておくとより失敗しない部屋選びができます。

見るべき設備チェック箇所
エアコン有無だけではなく、古い場合は、型番を確認し、消費電力が大きくないかを確認する。
収納あなたの入れたいものがしっかり入るか確認する。
ポスト他人が勝手に出し入れできないか確認する。
インターネット工事が必要なのか、そもそも工事で使えるか不動産業者に確認する。
開け閉めはスムーズか確認する。
水道・シャワー許可をもらい水を出して、十分な量の水が出るか確認する。

コツ⑧諸費用を不動産会社に確認する

内見時に不動産会社の人に、入居時と毎月、いくら必要なのか、その内訳は何なのかを確認しておきましょう。

不動産サイトや物件概要の情報は、必要な費用が省略されている恐れもあり、想定以上の費用を支払うことにつながります。

コツ⑨事故物件でないかの確認もする

事故物件とは、事件や事故、自殺で人が亡くなった物件です。

この事故物件ですが、入居者に伝えるかに明確なルールはなく(法律の解釈が曖昧で)、教えてくれないケースがあります。

過去の事件などが気になってしまうという方は、申し込み前に「大島てる」という事故物件公示サイトで確認をしておくことがおすすめです。

コツ⑩いいと思った物件はすぐにでも申し込みを行う

賃貸は、決める人はすぐに決めるので、内見した家が、その日の夜に別の申し込み者が入ることは珍しくはありません。

多くの物件が先着順で優先されていくので、なるべく1日に内見をまとめて行い、いい物件があればその日のうちに申し込みを行いましょう。

譲れないポイントをいくつか決めておき、内見でクリアしていたら申し込みを行うのもおすすめです。

賃貸は契約書にサインして初めて契約成立です。

マナー違反ではありますが、仮押さえをして、同時進行で他の不動産会社で別の物件を探す…ということも可能です。

4. ハウスコムに関するQ&A

ここで、ハウスコムに関してよくある質問に回答します。

  1. IT重説ってなに?
  2. フリーレントってなに?
  3. 対応エリアはどこ?
  4. 接客が悪いのって本当?
  5. おとり物件は多いの?
  6. ハウスコム株式会社は上場企業なの?
  7. ハウスコム株式会社の株価を知りたい!

4-1. IT重説ってなに?

IT重説は、パソコンやスマホのビデオ通話で、重要事項説明を受けられる賃貸特有のサービスで、ハウスコムでもお願いすれば対応してもらえます。

これにより、重要事項説明を受けるためだけに来店する手間が省けるので、遠方の方や忙しくて時間が取れない方にとって便利なサービスになっています。

上述した「オンライン内見」とIT重説を活用すれば、店舗に行かなくても部屋を借りることができます。

4-2. フリーレントってなに?

一定期間の家賃がタダになる契約条件で、一般的には「0.5ヶ月~2ヶ月分」ぐらいのフリーレントがつくことが多いです。

また、交渉することでフリーレントをつけてくれることもあるので、チャンスがあれば交渉してみましょう。

交渉方法を詳しく知りたい方は「家賃1ヶ月分以上安くする!賃貸の契約金を最安にして契約する全知識」を確認しましょう。

4-3. 対応エリアはどこ?

ハウスコムは、以下の都道府県に店舗を構えているので、幅広いエリアで対応可能です。

関東東海近畿四国九州
  • 東京(23区)
  • 神奈川(横浜市・川崎市・相模原市)
  • 埼玉(さいたま市)
  • 千葉(千葉市)
  • 茨城
  • 栃木
  • 群馬
  • 愛知(名古屋市)
  • 岐阜
  • 静岡(静岡市・浜松市)
  • 三重
  • 大阪(大阪市・堺市)
  • 京都(京都市)
  • 香川
  • 福岡(福岡市・北九州市)
  • 沖縄

また、自宅近くに店舗がない場合でも、ネット上で物件を絞り込み、内見申し込みすることでスムーズに内見できます。

4-4. 接客が悪いのって本当?

一部のメディアで「ハウスコムは接客が悪い」という声もありますが、ほとんどの店舗の接客はいいです。

ただ一部のハズレの従業員に当たってしまうと、こういった感想を持つこともあるので、とにかく複数の不動産会社に接点を持ち、比較できるようにしましょう。

4-5. おとり物件は多いの?

すでに募集していない物件を餌に集客をする「おとり物件」ですが、ハウスコムのような大手であれば、基本的にはないといえるでしょう。

ただし、内見のタイミングなどによって、1歩先に違う人に取られることはよくあります。

そのため、いい部屋があればなるべく早く内見・申し込みを行いましょう。

4-6.ハウスコム株式会社は上場企業なの?

ハウスコム株式会社は、東証一部上場企業です。(コード3275)

品川に本社を構え、資本金は「4億2,463万円」となり、従業員数は「1,066名(2019年9月時点)」です。

4-7. ハウスコム株式会社の株価を知りたい!

下記のURLより、大和証券が提供している現在の株価情報(20分遅れ)や、過去の株価情報、チャートなど各種情報を確認できます。

5. まとめ

ハウスコムの口コミ・評判や注意点を紹介してきましたがいかがでしたか?

ハウスコムはいい口コミももちろんありましたが、悪い口コミもありました。

また、最新の不動産会社のトレンドとして、ネットで大量の物件情報が見れるため、まずは店舗に行く前にある程度物件を探してから、そこを扱っている不動産会社に相談すべきです。

ハウスコムだけでなくSUUMO(https://suumo.jp/chintai/)などの掲載数の多いポータルサイトを活用し、お願いする不動産会社を決めるところから始めましょう。

このページがあなたのベストな部屋探しのお役に立てることを心から祈っています。