一人暮らしの光熱費の平均は?年間4万円以上安くするための全知識

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「一人暮らしの光熱費って平均でいくら?」「一人暮らしの光熱費は安くなる?」など、一人暮らしの光熱費に関して疑問に思っていませんか?

一人暮らしの光熱費は「全国平均10,418円/月」となっていますが、ライフスタイルや節約次第では、年間約4万円以上も安くなる費用です。

このページでは、不動産会社で多くの人の住まい探しを手伝ってきた筆者が、国のデータをもとに一人暮らしの生活費を以下の流れで紹介します。

  1. 地域別!一人暮らしでかかる光熱費の平均額は?
  2. 一人暮らしで「年間4万円以上」安くなる光熱費の節約方法
  3. 光熱費以外に一人暮らしで必要な生活費の平均と内訳
  4. 一人暮らしの物件を借りるときに知っておくべき8つのこと

すべて読めば、一人暮らしの平均的な光熱費から、お得に節約できる方法まで知ることができます。

1. 地域別!一人暮らしでかかる光熱費の平均額は?

人が生活する上で必要不可欠なライフラインが光熱費です。言葉のとおり、光:電気、熱:ガスのことを表し、水道も加えて「水道光熱費」とも呼ばれます。

この章では、「総務省統計局」がまとめた家計調査の平均金額をもとに、地域別に詳しく解説していきます。

1-1. 一人暮らしでかかる電気代の平均額

働く一人暮らしの電気代は「全国平均4,859円/月」です。

そして、全国の地域ごとに分けた電気代の平均額は下記のとおりです。

地域平均額/月
北海道・東北4,733円
関東4,627円
北陸・東海5,568円
近畿5,238円
中国・四国4,764円
九州・沖縄4,337円

家賃や物価は関東地域が一番高くなりますが、電気代に関しては利用者数が多い地域ほど、電気代は安くなります。

また、オール電化の場合は、上記の平均金額より1.5倍ほど毎月高くなることが予想されます。

契約プランを切り替えれば節約に繋がる

電力自由化により、現在ではさまざまな契約プランを選べるようになっています。

また、電気のプランは値段を重視するか、環境問題を重視するかで選ぶ会社が変わってきます。

知名度もあり人気のプランが揃っている会社を紹介するので、参考にしてみてください。

目的会社名ポイント
値段が安いプラン楽天でんき基本料金0円で電気を使うほど電気料金がお得になり、楽天ポイントも貯まる。
環境に優しいプラングリーナでんき「GREENa RE 100」日本で初めての100%自然エネルギーで発電された、CO2排出ゼロの電気を利用できる。

1-2. 一人暮らしでかかるガス代の平均額

働く一人暮らしのガス代は「全国平均3,586円/月」です。

そして、全国の地域ごとに分けたガス代の平均額は下記のとおりです。

地域平均額/月
北海道・東北6,302円
関東3,300円
北陸・東海3,678円
近畿3,025円
中国・四国2,867円
九州・沖縄3,119円

ガス代に関しては、北海道・東北が一番高い金額になっています。

理由として、寒い北国は暖房用に灯油を使うことが多いため、ガス代に含まれる灯油の金額が高くなっているからです。

そして、戸建てやアパートでLPガス(プロパンガス)を使う場合は都市ガスよりも料金が高いので、上記のガス代より毎月1.5倍ほど高くなります。

契約プランを切り替えれば節約に繋がる

LPガスは賃貸の入居者が自由に切り替えることはできませんが、都市ガスであれば電気と同様に、さまざまな契約プランを選べるようになっています。

都市ガスのプランは、2020年1月の時点で環境に配慮したガスは存在していないので、値段重視で選定しましょう。

知名度もあり人気のプランが揃っている会社を紹介するので、参考にしてみてください。

目的会社名ポイント
関東で値段が安いプランニチガスガスの利用量によっては最大30.5%も安くなるお得なガス会社。ネット回線など、セットで契約するとさらにお得。
関西で値段が安いプラン関電ガス関西で最大手の”大阪ガス”よりも、お得な契約プランが揃ってるガス会社です。
九州で値段が安いプラン西部ガス九州で最大手の”九州電力”よりも、お得な契約プランが揃ってます。

バラバラで契約するのが面倒な方は、「電気とガス」のセットプランを契約するのがおすすめです。

住むエリアによって最適なプランが異なるので、大手比較サイト「エネチェンジ」から、あなたに合うプランを選定しましょう。

1-3. 一人暮らしでかかる水道代の平均額

働く一人暮らしの水道代は「全国平均1,973円/月」です。また、水道代の請求は2ヶ月に1回なので、請求額は2ヶ月分の料金になっています。

そして、全国の地域ごとに分けた水道代の平均額は下記のとおりです。

地域平均額/月
北海道・東北2,285円
関東1,981円
北陸・東海1,885円
近畿1,739円
中国・四国2,043円
九州・沖縄2,030円

水道料金に関しては、全国的にみても倍近く差が出ることはありません。

ただ、水源が近くにある地域などは、供給に手間がかからないため、従来より安く提供されることもあります。

契約プランは地域によって決められていて、料金を大幅に安くすることは難しいので、節水することがメインになるでしょう。

1-4. 一人暮らしでかかる水道光熱費の平均合計額

冒頭でも伝えましたが、上記をまとめた一人暮らしの光熱費は「全国平均10,418円/月」です。

電気代ガス代水道代
4,859円3,586円1,973円

省エネ家電の登場や暖冬などの影響から、近年は平均額が減少傾向にありますが、各世帯10,000円前後であれば平均的な光熱費です。

また、住む地域や年齢・働き方にもよりますが、7,000円~9,000円であれば安く抑えられています。

意識しないと厳しいですが、5,000円~7,000円であれば、かなり節約できているといえるでしょう。

2. 一人暮らしで「年間4万円以上」安くなる光熱費の節約方法

節約方法は細かい内容まで多岐に渡りますが、今回は忙しい一人暮らしの方でも、気軽にできる節約方法を紹介します。

ちょっとしたことでも「気づくと光熱費が安くなっていた!」なんてこともあるので、少しずつでも意識を変えていきましょう。

2-1. 電気代の節約に役立つ知識と商品

電気代を節約するには、上述した契約プランの見直し以外に下記の点を注意したり、省エネ家電を使うことで電気代が年間約15,060円安くなります。

  • エアコンの使い方を見直せば年間約6,110円の節約
  • 冷蔵庫の使い方を見直すせば年間約4,510円の節約
  • テレビの使い方を見直せば年間約1,180円の節約
  • 炊飯器の使い方を見直せば年間約1,240円の節約
  • トイレの使い方を見直せば年間約2,020円の節約

エアコンの使い方を見直せば年間約6,110円の節約

エアコンを使うときは、サーキュレーターや扇風機と一緒に使うことで、空気の循環が良くなり冷暖房の効率が高まるので、シーズンあたり約3,000円節約できます。

また、設定温度を調整することで電力消費を抑えられるので、夏は28度で約820円、冬は20度で約1,430円節約できます。

この他にも、月に1回か2回フィルターを掃除するだけでも冷暖房の効率は高まるので、年間約860円節約できます。

おすすのサーキュレーター

サーキュレーターは扇風機よりも小型で、風を循環させるための家電です。

各メーカーから発売されていますが、「アイリスオーヤマ」のサーキュレーターが静音で安価なのでおすすめです。

アイリスオーヤマのサーキュレーター

この商品は「楽天」や「Amazon」で買えるので、お好みのサイトで購入しましょう。

冷蔵庫の使い方を見直せば年間約4,510円の節約

季節毎に冷蔵庫の設定温度を変えるだけで、電力消費が抑えられるため、年間約1,670円の節約になります。

また、冷蔵庫を壁にくっつけないで、壁から少し隙間をあけて設置するだけでも、消費電力を削減できるので年間約1,220円の節約になります。

そして、食品を詰め込みすぎず適度に空間をあければ冷却効率が良くなって約1,180円の節約になり、扉の開閉回数を減らせば、電力削減につながるので約440円節約できます。

テレビの使い方を見直せば年間約1,180円の節約

テレビを見ていないときはこまめに電源を切れば、無駄な電力を消費しないで済むので、年間約730円節約できます。

また、テレビの明るさ調整を「最大から中へ」切り替えることでも消費電力を抑えられるので、年間約450円の節約が可能です。

また、外出時はコンセントから電源を抜くだけでも、待機電力をカットできるので節約につながります。

炊飯器の使い方を見直せば年間約1,240円の節約

ご飯が炊き上がったあと保温せずコンセントから電源を抜くことで、保温するのに必要な電力を削減できるので、年間約1,240円節約できます。

食事のときは電子レンジを使って温めた方が電気代は安く済みます。

トイレの使い方を見直せば年間約2,020円の節約

暖房便座付きのふたを閉めるだけで、無駄に便座を温め続けることがなくなり電力を抑えられるので、年間約1,080円節約できます。

また、便座の温度やウォシュレットの温水温度を下げるだけで、電力の消費を抑えられるので、年間約940円の節約になります。

2-2. ガス代の節約に役立つ知識

ガス代も同様に、節約するには上述した契約プランの見直し以外に、下記の点を注意することでガス代が年間約14,680円安くなります。

  • お風呂入り方を見直して年間約9,180円の節約
  • 料理の仕方を見直して年間約5,500円の節約

お風呂の入り方を見直して年間約9,180円の節約

追い炊きする回数を1日1回減らせば、水を温めるために使うガスを削減できるので、年間約6,880円節約できます。

また、シャワーを1日1分間短くするだけでも、ガスの消費を抑えられるので年間約2,300円節約できます。

料理の仕方を見直して年間約5,500円の節約

野菜の下茹では電子レンジを使うことで、お湯を沸騰させるために使うガスを削減できるため、年間約3,490円節約できます。

また、火を使うときは強火でなく中火で調理するだけでも、ガスの消費は抑えられるので年間約430円節約できます。

そして、食器を洗うときのお湯の温度を低温にすれば、ガスの消費を抑えられるので年間約1,580円節約できます。

2-3. 水道代の節約に役立つ知識と商品

水道代を節約するには、下記の点を注意することで水道代が年間約12,690円安くなります。

  • 洗濯機の使い方を見直せば年間約3,820円の節約
  • 食器洗い洗浄機を使うことで年間約8,870円の節約

洗濯機の使い方を見直せば年間約3,820円の節約

少量の洗濯物を毎日洗うのではなく、できる限りまとめ洗いすることで無駄な水を使わずに済むので、年間約3,820円の節約になります。

また、すすぎ1回で洗濯したり、お風呂の残り湯を利用することでも節水につながるので、日々の使い方を見直してみましょう。

食器洗い洗浄機を使うことで年間約8,870円の節約

初期投資はかかりますが、食器洗い洗浄機を使うことで年間約8,870円の節約になります。

食器洗い洗浄機は、手洗いに比べて無駄な水を消費せず、必要な分の水だけで自動的に食器を洗ってくれるので、手洗いに比べると節水効果が非常に高いです。

手洗いの場合
年間でガス 81.62 ㎥ 使用年間で約25,510円
年間で水道 47.45 ㎥ 使用
食器洗い洗浄機の場合
年間で電気 525.20 kWh 使用年間で約16,640円
年間で水道 10.80 ㎥ 使用
年間差額 約8,870円節約

食器洗い洗浄機を使えば、時間短縮にもつながる上、手洗い時の肌へのダメージも軽減できるのでおすすめです。

おすすめの食器洗い洗浄機

食器洗い洗浄機は、高いものだと7万円以上するものもありますが、一人暮らしであればコンパクトなもので十分です。

下記の商品は、1回の動作で手洗いより約17リットル節水でき設置工事も不要なため、アマゾンではベストセラー1位になってる人気の食器洗い洗浄機です。

食洗機のイメージ

この商品は「楽天」や「Amazon」で買えるので、お好みのサイトで購入しましょう。

上記出典:家庭の省エネ徹底ガイド|資源エネルギー庁

3. 光熱費以外に一人暮らしで必要な生活費の平均と内訳

一人暮らしでは光熱費以外にも様々な費用がかかります。

光熱費以外の主な費用とその平均は以下の通りです。

費用項目平均金額/月
水道光熱費10,000円台
①携帯料金・ネット回線代10,000円台
②飲食費用42,000円台
③生活雑貨費用4,000円台
④交通費6,000円台
⑤洋服代・理美容代17,000円台
⑥趣味代・交際費33,000円台
合計約122,000円

上記の合計金額に家賃が加えられますが、家賃は住む地域によって大きく差が出るので割愛しています。

ただ、ざっくりとでも「家賃○○万円ぐらいの物件に住みたい」というのは想像できるはずなので、合計金額に加算してみてください。

では、一人暮らしでかかる光熱費・家賃以外の生活費の内訳を、詳しく解説していきます。

①. 携帯料金・ネット回線代

誰もが利用する携帯とネット回線の費用は「全国平均10,068円」です。

住むエリアによって金額に差が出ることはないですが、使用する携帯やスマホ端末や、ネット回線プランによって大きく差が出ます。

例えば、大手キャリアの「ドコモ・au・ソフトバンク」から、格安スマホに切り替えるだけで、5,000円以上安くなることもあります。

ネット回線は物件次第

ネット回線も安いプランがたくさん揃っていますが、物件により契約できる・できないが異なります。

なので、希望の物件が決まったら「どのネット回線を利用できますか?」と不動産会社の担当者に確認してみましょう。

②. 飲食費用

ここからは個人差が出てくる項目となり、外食を含む日々の飲食費用は「全国平均42,316円」です。

住む地域によっては物価が安いこともありますし、自炊するという人は数万円安く抑えることもできます。

逆に外食がメインで自炊しない人は、上記の金額よりさらに高くなることが予想されるので、一人暮らしをする際に見直してみるのもおすすめです。

コンビニは使わない

全国どこにでもあるコンビニは便利ですが、節約する上では避けたほうがいいでしょう。

少しでも節約するには、スーパーやドン・キホーテなど、値段の安い店舗を利用した方がいいです。

また、ドラッグストアも店舗数が多く、ペットボトル飲料などはコンビニより安いので、うまく活用してみましょう。

③. 生活雑貨費用

生活する上で消費される、トイレットペーパーや洗剤などの生活雑貨費用は「全国平均4,616円」です。

水道光熱費と同様に、在宅時間が長いほど消耗される量も多くなるため、朝から晩まで働いてる人は上記の金額より安くなることが予想されます。

また、このジャンルの節約方法は非常に細かい内容となり、人によってはストレスが溜まる生活になりえるので、無理ない程度に節約していきましょう。

100円ショップを活用する

自宅で消費される生活雑貨のほぼすべてが100円ショップで揃うといえるぐらい、品揃えが充実しています。

最近では主婦からも人気の商品が数多く発売されているので、近くに店舗があるときは活用しましょう。

④. 交通費

車を所有しない人の移動手段は電車がメインとなり、その交通費は「全国平均5,963円」です。

休日に出かける際の電車賃がメインになるので、インドア派の人や、自転車移動の人は上記の金額よりさらに抑えることができる項目となります。

ただ、電車の他に、レンタカーやタクシーを利用すると一気に金額は高くなるということも把握しておきましょう。

車を所有しているときの車両費は?

地方では必要不可欠な、車の維持費も含まれる車両費は「全国平均11,878円」です。

普段使用するときの移動距離や、車種の燃費でガソリンの金額も異なるので、安くも高くもなる項目です。

⑤. 洋服代・理美容代

生活で必要な洋服代は「全国平均6,120円」となり、理美容代は「全国平均11,487円」です。

この部分は、年齢やライフスタイルによって大きく差が出る項目なので、実際に毎月いくらかかっているのか計算してみましょう。

男性であれば、安価な洋服にして1,000円カットを利用したりできますが、女性が美容代を削るのは難しいと思うので、無理のない範囲で考えてみましょう。

⑥. 趣味代・交際費

趣味でかかるお金や友人との交際費は「全国平均33,225円」です。

この部分もライフスタイルによって大きく異なるので、実際に毎月いくらかかっているのか計算してみましょう。

節約するには、お金のかからない趣味を探してみるなどの工夫が必要です。例えば、読書が趣味の人なら図書館を利用したりするのもおすすめです。

4. 一人暮らしの物件を借りるときに知っておくべき8つのこと

すでに一人暮らしをしている人は問題ないですが、これから物件を探すときは事前に知っておくべきことがあるので、必ず下記の内容を把握しておきましょう。

  1. プロパンガスの物件は避ける
  2. ワンルームより1Kの方が住みやすい
  3. 家賃と収入のバランスが重要
  4. ゼロゼロ物件はデメリットが多い
  5. 申し込みから3週間ほどで家賃が発生する
  6. 契約する不動産会社によって初期費用に差が出る
  7. 交渉すれば初期費用がさらに安くなる
  8. 一人暮らしでかかる生活費の相場も把握しておく
  9. 使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い

何も知らないまま申し込んでしまうと、ハズレ物件を引いたり、無駄にお金を払うことにつながるので注意が必要です。

4-1. プロパンガスの物件は避ける

ガスには「プロパンガス(LPガス)」と「都市ガス」の2種類があり、プロパンガスは都市ガスに比べて、1.5~2倍ほどガス代が高くなります。

そして、一人暮らし用のアパートはプロパンガスが非常に多いです。アパートに多い理由としては、オーナー側が費用を下げて建築したがるからです。

都市ガスにすると月々のガス代は安くなりますが、建築時の設置費用がかなり高くなるので、アパートのオーナーは設置コストの安いプロパンガスを選ぶのです。

ガス代も考慮して物件を選ぼう

プロパンガスの物件は家賃を若干安くしているケースが多いですが、2,000~3,000円の差であれば家賃が高くても都市ガスの物件を選びましょう。

一人暮らしのガス代は平均3,000円ですが、プロパンガスだと5,000円近くになるので、トータルで支払う費用に大差はありません。

ガス代のイメージ

なので、物件を決めるときは「都市ガス」か「プロパンガス」どちらを導入しているのか不動産会社に確認するようにしましょう。

4-2. ワンルームより1Kの方が住みやすい

一人暮らしをするときは、ワンルームか1Kのどちらかを選ぶことが多くなりますが、1Kの方が住みやすいです。

ワンルームは玄関から直接部屋につながるので、開放的で広く感じるメリットがありますが、帖数で考えると1Kより狭くなります。

下記のように同じ9帖と表記されてる部屋でも、ワンルームは洗面所以外の部分が9帖となるのに対して、1Kは洗面所とキッチン前の部分は9帖に含まれません。

間取りのイメージ

そのため、ワンルームで生活スペースとして使えるのは7帖ぐらいになりますが、1Kは9帖すべてを生活スペースに使えます。

帖数だけで判断はしない

上記のことから、単純に帖数だけで判断しないで、実際に生活スペースとして使える面積はどれくらいかを考えて、部屋を決めるようにしましょう。

4-3. 家賃と収入のバランスが重要

毎月決められた家賃を払っても無理なく生活できるように、家賃と収入のバランスが取れていることが重要です。

一般的な目安だと「月収が家賃の3倍」を上回れば生活も審査も問題ないとされています。

例えば、家賃6万円の物件を借りたいときには月収18万円が目安となり、年収は最低216万円を求められます。

収入のイメージ

大学生の場合は?

大学生でも同じように、バイト代・仕送り金・奨学金の収入が、家賃の3倍あれば不自由なく生活できるでしょう。

収入が足りない場合、審査は親名義になるので問題ないですが、生活費を圧迫することになるので、家賃を下げて探すことが望ましいです。

年収と家賃の基準表
年収家賃上限の目安
200万円約5.6万円
250万円約6.9万円
300万円約8.5万円
350万円約9.7万円
400万円約11万円

4-4. ゼロゼロ物件はデメリットが多い

一人暮らし向けの物件で、敷金0円 礼金0円の「ゼロゼロ物件」が最近多くなっていますが、デメリットが多いのでおすすめできません。

まず、初期費用は安く抑えられるものの、退去時に高額な清掃費用を請求されたという苦情や口コミのほか、注意を促している口コミも多いです。

そもそも人気のない物件ばかり

通常の募集で入居者が集まらなかった人気のない部屋が「ゼロゼロ物件」として募集されているケースが多いです。

主な原因としては下記のようなことが考えられます。

  • 駅から物件まで15~20分歩く
  • 急で長い坂道がある
  • 線路沿い・大通り沿いでうるさい
  • 面倒な住人が住んでいる
  • 墓地が目の前
  • 事故物件(過去に自殺や殺人があった部屋など)

上記のような理由でゼロゼロになっている可能性があるので、検討するときは自分の目で周辺環境を確かめてから契約するようにしましょう。

また、事故物件かを調べるには「大島てる」の事故物件公示サイトが便利なので、活用してみましょう。

4-5. 申し込みから3週間ほどで家賃が発生する

賃貸物件を借りるときは、申し込みした日から3週間前後で家賃発生するケースが一般的です。

実家を出て一人暮らしするなら特に負担はないですが、賃貸から引っ越す場合は二重家賃が発生するので、無駄なお金がかかりやすいです。

二重家賃の負担を最小限に抑えるために、「気に入った物件が見つかり次第すぐに退去届けを出して引っ越せる!」ぐらいの状態になってから、探しはじめることをおすすめします。

4-6. 契約する不動産会社によって初期費用に差が出る

契約する不動産会社によっては、家賃1ヶ月分以上安く契約できることがあります。

多くの場合が仲介会社を使って契約しますが、仲介会社に払う仲介手数料は初期費用の中でも、一番安くなりやすい項目です。

地方別におすすめの仲介会社

仲介手数料が安くなりやすい仲介会社は全国に数多くあるので、主要都市ごとに利用しやすいおすすめの仲介会社を紹介します。

会社名エリアポイント
スマ部屋東京仲介手数料無料の物件がとにかく多い
ゼロ賃貸大阪仲介手数料無料に加え、敷金0礼金0の物件も多い
NAGOYA家不動産名古屋仲介手数料無料に加え、ペット可物件も多い
ベストバランス福岡仲介手数料無料に加え、LINEで物件の確認ができる
札幌ZERO賃貸札幌仲介手数料無料に加え、学生向けの物件も多い
39room全国どんな物件でも仲介手数料無料もしくは39,000円の一律料金

上記の賃貸サイトから物件を探すだけで、仲介手数料は安くなります。

すでに契約したい物件が決まってる場合は、「39room」に問い合わせて契約だけすれば、手間もかからず仲介手数料が安くなります。

4-7. 交渉すれば初期費用がさらに安くなる

賃貸の初期費用は交渉することで、さらに安くなるケースが多いです。

上述した仲介手数料は比較的安くしやすい項目ですが、家賃や礼金は交渉しないと減額されません。

ただ、どの物件でも交渉自体は可能ですが、無理な減額や交渉するタイミングを間違えると、入居を断られる可能性があるので注意が必要です。

交渉するための知識を身につける

ただ単に家賃や礼金を安くしてと言っても交渉は成功しないので、知識を身につけることが大切です。

交渉するには季節も重要で、例えば引越しシーズンの1~3月に交渉しても一切受け入れてもらえないため、引越し客が減る夏場を狙ったほうがいいです。

この他にも、交渉するときに役立つ知識が数多くあるので、詳しく知りたい方は「家賃1ヶ月分以上安くする!賃貸の契約金を最安にして契約する全知識」を確認しましょう。

4-8. 使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い

一人暮らし用の物件を扱っているサイトならどこも同じでしょ?と思うかもしれませんが、サイトによって掲載されている物件数は異なります。

店舗数No1の「アパマンショップ」と、賃貸サイトNo1の「SUUMO」の掲載数を、東京で賃貸物件が多い「世田谷区の駅から10分以内の1K」で比較すると、下記のように大きな差があります。

アパマンショップSUUMO
678件15,580件

あなたに最もフィットした物件とも、使うサイト次第では出会えないのです。

なんとなく「一人暮らし用の物件をたくさん扱ってそう」という理由で選ぶと、ベストな選択から遠のきます。

上記のことから、一人暮らしの物件を選ぶのにおすすめなのは、大手の下記2サイトなので、数多くある賃貸物件の中からあなたにあう理想の物件を探しましょう。

5. まとめ

一人暮らしの光熱費について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

一人暮らしの光熱費は「全国平均10,418円/月」になっているので、下記の項目毎の金額を参考にしましょう。

電気代ガス代水道代
4,859円3,586円1,973円

また、どの項目でも節約できるポイントはたくさんあるので、まずはできることから気軽にはじめて、習慣付けをしていきましょう。

初期投資はかかりますが、サーキュレーターや食器洗い洗浄機も検討して、効率よく節約をしてください。

そして、物件を借りる前であれば下記の内容を見直して、理想の物件を見つけましょう。

  1. プロパンガスの物件は避ける
  2. ワンルームより1Kの方が住みやすい
  3. 家賃と収入のバランスが重要
  4. ゼロゼロ物件はデメリットが多い
  5. 申し込みから3週間ほどで家賃が発生する
  6. 契約する不動産会社によって初期費用に差が出る
  7. 交渉すれば初期費用がさらに安くなる
  8. 使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い

この記事を読んだことで、一人暮らしの光熱費に関する悩みが解決され、快適な暮らしを送れることを心から願っています。

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