引っ越し時に車関連ですべき全手続き|おすすめの輸送方法から書類の書き方まで

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「引っ越しの時に車ってどうやって運べば良いの?」「引っ越しの際の車の手続きって何をすれば良いの?」など引っ越しの際に車関係で何をすれば良いのか困っていませんか?

車を持っている場合、引っ越しにあたってすべきことが多く、しないと罰金が発生する手続きもあります。

この記事では、これまで引っ越しを11回してきた筆者が「引っ越しの時の車のお得な運搬方法」と「車を持っている人がすべき手続き」など引っ越し時に車関連ですべき全てのことを下記の流れで解説していきます。

この記事を読めば、引っ越しの際に車関係ですべきことがわかります。

引っ越しの際に車を持っている人がすべき5つのこと

引っ越しの際にすべきことを「引っ越し前」と「引っ越し後」に分けてまとめました。

すべきタイミングすべきこと
引っ越しの前1.駐車場の手続き
2.車の輸送方法を決める
引っ越し後3.警察署で車関係の手続き
4.運輸局で車関係の手続き
5.損害保険の住所変更の手続き

引っ越し後の手続きは軽自動車の場合をのぞいて、上記の表の順番で行わないと手続きが受理されないので気をつけましょう

また、「警察署」と「運輸支局」で行う具体的な手続きは下記のとなり各施設でまとめて行うことができます。

警察署ですべき車関係の手続き車庫証明の住所変更手続き
免許証の住所変更手続き
運輸局ですべき車関係の手続き車検証の住所変更
自動車税の納付書の郵送先変更
ナンバープレートの変更(管轄の運輸支局が変わる場合のみ)

上記の手続きは基本的に引っ越し日から15日以内に行う必要があります。

なお、引っ越し済みの人など、車の手続きのことだけを知りたいという方は「3.警察署ですべき車関係の手続き」以降の章で解説をしていきます。

■軽自動車の場合はどうなるの?

軽自動車の場合は引っ越し先の車庫の地域によって「車庫証明の住所変更の手続き」が不要になります。

また、手続きが必要な場合でも「警察署での手続き」を最後にする必要があります。

軽自動車で車庫証明の住所変更の手続きが必要な地域については「Q5.軽自動車の車庫証明の住所変更が必要な地域ってどこ?」でまとめています。

1.駐車場の手続き

引っ越しが決まった際にまずすべきことは駐車場の手続きです。

駐車場の手続きの流れは下記の通りです。

駐車場の手続きの流れ

STEP1.現在の駐車場に解約連絡をする

現在の駐車場を管理している不動産会社や管理会社に解約の連絡が必要です。

解約の届出を期限は引っ越しの一か月前までとしているケースが多く、過ぎてしまうと翌月分の料金も請求される可能性があります。

届出を期限などは駐車場の賃貸契約書に記載されているので、契約期日を確認し、早めに連絡を入れましょう。

すべきこと不動産会社や管理業者の窓口に、電話や郵送で解約の連絡をする
必要なもの・印鑑
・所定の解約書類(駐車場使用契約解約届、駐車場解約申込書など)

STEP2.引っ越し先の駐車場を探す

駐車場を探す際は、駐車場と認められる条件を把握しておく必要があります。

駐車場と認められるには下記の全ての条件を満たす必要があり、1つでも該当しない場合は車庫と認められず、引っ越し時の車の手続きが受理されなくなります。

駐車場と認められる条件

①車庫、車庫、空き地等道路以外の場所であること。
②使用の本拠の位置(自宅住所)から2kmを超えないこと。
③自動車が通行できる道路から、支障なく出入させ、かつ、自動車の全体を収容できること。
④保管場所として使用できる権原を有していること。(賃貸契約も含む)

引用:警視庁HP

特に②の条件については、料金ばかり気にして契約したら、2kmを超えていたというケースもあるので注意しましょう。

その場合は、2km圏内の車庫を再契約する必要があります。

駐車場を探すおすすめのサイト

駐車場を探す際は不動産情報サイト大手の「アットホーム」の車庫検索を使えば、全国の車庫の中から希望の住所付近の月極駐車場を探すことができます。

住所を入力すれば2km圏内の車庫を円で囲ってくれるのでわかりやすいです。

アットホームの検索画面

STEP3.新しい駐車場の契約をする

駐車場が見つかったら、駐車場の契約を行いましょう。

なお、マンションなどで賃貸の契約に駐車場が付随している場合は賃貸の契約と同時に契約することが多いです。

すべきこと不動産会社や管理業者の窓口と郵送で契約
必要なもの・印鑑(実印・認印)
・身分証
・住民票
・印鑑証明
・車検証の写し
・引き落とし口座の通帳やカード
・銀行印
・敷金、礼金、事務手数料、一ヶ月分の賃料

なお、この時引っ越し後の手続きに必要な「自動車保管場所使用承諾証明書」に記入・押印をしてもらいましょう。

自動車保管場所使用承諾証明書とは車庫証明の手続きに必要な書類で駐車場の所有者に記載してもらう必要があります。

2.車の輸送方法を決める

車の輸送方法には3つあり、あなたの引っ越し条件によっておすすめの方法が異なります。

自分で運ぶ引っ越し業者専門の輸送業者
近距離引っ越し
(隣接している都道府県以内)
×
長距離引っ越し
(隣接している都道府県以上)
×

この章ではそれぞれ引っ越し距離ごとの金額やメリット・デメリットと併せて解説していきます。

2-1.3つの輸送方法のメリット・デメリット

各輸送方法のメリット・デメリットと料金の相場をまとめました。

自分で運ぶ引っ越し業者専門の輸送業者
メリット・値段が安い・車を含め全て一括で任せられる
・自分で運ぶ必要がない
・車の住所変更などの手続きを依頼できる
・自分で運ぶ必要がない
デメリット・自分で運搬する手間がかかる・費用がかかる
・日数がかかる
・費用がかかる
・見積りや調整の手間がかかる
・日数がかかる
近距離の相場
(隣県目安)
1,000〜2,000円10,000〜30,000円20,000〜30,000円
長距離の相場
(東京〜大阪目安)
15,000〜20,000円30,000〜50,000円45.000円〜70,000円

短距離引っ越しの場合

短距離引っ越しの場合は「自分で運ぶ」がおすすめです。

なぜなら、最も安く、さらに自分で運ぶ負担もそこまでかからないからです。

長距離引っ越しの場合

長距離引っ越しの場合は「引っ越し業者」に依頼がおすすめです。

なぜなら、長距離運転する労力を減らした上で、料金も交渉次第で大幅に安くできる可能性があるからです。

ただ、輸送に一週間前後かかる(専門の輸送業者も同様)ので、引っ越し先で早く使いたい場合は、自力で運ぶしかありません。

すでに引っ越し業者に依頼をしている人は?

まず、現在の引っ越し業者に車の輸送を対応してもらえるかを確認し、再見積りを依頼しましょう。

対応してもらえなかった場合は再度引っ越し業者を選びなおす必要があります。

なお、どの業者も引っ越しの3日前までであればキャンセル料はかかりません。

また、対応してもらえる場合でも、車の輸送費を含めた見積りを改めて他社と比較すればもっと安い業者が見つかる可能性があります。

■引っ越し業者を選ぶなら一括見積りサイトがおすすめ

一括見積りサイトを使えば、あなたの引っ越しエリアに対応している引っ越し業者をピックアップしてくれ、車の輸送に対応してくれるのかも確認できます。

なお、一括見積りサイトは提携業者トップクラスの引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp)がおすすめです。

引越し侍がおすすめな詳しい理由は「引越し見積りの相場確認は無駄!騙されずお得に引越しするための全知識」で紹介しています。

専門の輸送業者はどうなの?

専門の輸送業者のメリットは車の住所変更などの手続きを依頼できる点なので、お金をかけても手続きの代行を依頼したい人にはおすすめです。

ただ、手続きを依頼する場合、15,000~50,000円の追加費用が発生し、車単品での依頼のため引っ越し業者に比べて輸送費も高くなりやすく、値下げ交渉もしづらいです。

また、引っ越しとは別に車単体で、見積りや運搬の日程調整などが必要なので手間が余計にかかります。

おすすめの車運送の専門業者

おすすめの車運送の専門業者をまとめました。

車運送の専門会社おすすめポイント
株式会社シンキ東京〜大阪間を最短3日で運送してくれる
車の引越しサービス 代行.netネット上ですぐに見積り額がわかる
グッドアップ最寄りの運搬拠点までにすることで格安になるプランがある

2-2.車の輸送を依頼する場合の3つの注意点

車の輸送を依頼する場合の注意点をまとめました。

車の輸送を依頼する場合の3つの注意点

  • ガソリンを空にするかを確認する
  • 車内に積んだ荷物は補償されない
  • 車体のキズや破損を確認する

ガソリンをどうするか確認する

車の輸送を依頼する際はガソリンについて「事前に空にしておいた方が良いのか?」「何もしなくて良いのか?」を事前に確認しておきましょう。

もし、事前に空にしておくように言われた場合、ガソリンを自分で抜くのは大変危険なので最寄りのガソリンスタンドや修理工場などのプロに依頼しましょう。

車内に積んだ荷物は補償されない

引っ越しの荷物を減らすために、車内に引っ越しの荷物をいれるのでは避けた方が良いです。

なぜなら、車内の荷物については補償の対象外になるからです。

車体のキズや破損を確認する

トラブルを避けるためにも、引き渡しと受け取りの際に車体にキズや破損がないかを、業者の方とチェックしましょう。

3.警察署ですべき車関係の手続き

引っ越し後はまず警察署へ行き車関係の手続きを行いましょう。

警察署ですべき手続きは「車庫証明の住所変更手続き」と「免許証の住所変更手続き」で、警察署へ行った際に併せて手続きを済ませましょう。

中でも、車庫証明の住所変更手続きは事前に書類を記載しておくなど自宅での準備も必要になるので、特に詳しく解説していきます。

警察署ですべき手続きの流れは下記の通りです。

警察署の手続きの流れ

なお、引っ越ししてから、15日以内に車庫証明住所手続きをする必要があります。(車庫法第7条)

STEP1.必要な書類を準備

各手続きに必要なもの一覧と必要書類のPDFです。

車庫証明
自動車保管場所証明申請書(軽自動車は自動車保管場所届出書2通
保管場所標章交付申請書2通
保管場所の所在図・配置図1通
保管場所使用権疎明書面(自認書)または保管場所使用承諾証明証1通
住民票または公共料金の領収書1通
印鑑
申請手数料3,000円程度(自治体によって異なる)

免許証

運転免許証
新住所が記載されている住民票1通
運転免許の申請用写真(都道府県が変わる場合)1枚

警察署へ行けばそれぞれの書類は警察署の窓口で入手できますが、調べながら記載するものが多いので、書類を事前にダウンロードして家で記載した方が良いです。

なお、PDFは全国で使えるよう警視庁の書式から「警視庁」の表記を削除したものになります。

※賃貸か所有している車庫なのかで必要書類が変わる

保管場所使用権疎明書面(自認書)または保管場所使用承諾証明書については、人によって必要な書類が変わるので注意しましょう。

所有している車庫の場合保管場所使用権疎明書面(自認書)
駐車場を借りる場合保管場所使用承諾証明書※

※他のサイトなどでは駐車場をかりる場合に必要な「保管場所使用承諾証明書」の代わりに、駐車場の賃貸借契約書の写しでも可能といった説明をされている場合があります。

ただ、この場合、契約書の内容などによっては受理されない場合があるので、担当窓口に駐車場の賃貸借契約書の内容を説明した上で代用できるかを事前に確認した方が良いです。

担当の窓口は「車庫がある市区町村名+車庫証明申請書類」で出てきたページに連絡先が記載されています。

STEP2.車庫証明証の申請書類を記入

車庫証明の手続きの中で最も重要な工程になります。

書類の記入内容が間違っていたら、書類は受理されないのでここで紹介する書類の書き方を見ながら確実に記入していきましょう。

下記の書類の記入方法について解説をしていきます。

  • 自動車保管場所証明申請書(軽自動車は自動車保管場所届出書)
  • 保管場所標章交付申請書
  • 保管場所の所在図・配置図
  • 保管場所使用権疎明書面(自認書)
  • 保管場所使用承諾証明書

車の情報や地図を見ながら記入していくことになるので、自宅で記入することをお勧めします。

警察署の窓口で書いても問題ありませんが、出先だと記入する情報がわからない場合があり、結局、家で書くことになりかねません。

自動車保管場所証明申請書の書き方見本

車の大きさや車台番号などが必要ななるので、車検証や完成検査終了証などを用意しておきましょう。

なお、軽自動車の場合に必要な「自動車保管場所届出書」も下記の記載例を見れば記入できます。

自動車保管場所証明申請書の書き方見本

車検証を見ながら記入してきましょう。

「車名」はメーカー名だけの記入になります。「自動車の大きさ」は右詰めで記載です。

住所を記載しましょう

車庫の所在地を記入しましょう。

保管場所標章番号がわからない場合は空白でも問題ありません。

車庫の所在地の管轄警察署を記入しましょう。

書類を提出する人ではなく、所有者の連絡先を記入します。

車庫の所有者を選択します

区分該当する人
自己自分で所有している車庫を使う場合
他人月極駐車場など車庫を借りる場合
共有1つの車庫を共有で使う場合

初めてその車庫を使うのかどうかを選択します。

新規に該当する場合は車両番号を入力する必要はありません。

区分該当する人
新規初めてその車庫を使う場合
代替すでに車庫証明をとったことのある車庫の場合

保管場所標章交付申請書の書き方

保管場所標章という、車に貼るステッカーの受け取るための申請書類です。

記載する内容は自動車保管場所証明申請書とほとんど同じなので自動車保管場所証明申請書が書ければ問題ありません。

保管場所の所在図・配置図の書き方見本

1枚の書類が左右に別れていて左側に車の保管場所の位置(所在図)、右側に保管場所の詳細(配置図)を図で記入していきます。

保管場所の所在図・配置図の書き方見本

所在図(左側)

住所と車庫の位置関係とその直線距離を記入します。

地図を手書きするよりもグーグルマップなどの地図アプリ使って印刷したものを、を切り貼りした方が簡単に済みます

所在図に記入する事項

  • 駅や学校など目標になるもの
  • 自宅と車庫を直線で結ぶ
  • 自宅と車庫の直線距離を入力

また、グーグルマップ を使えば自宅から車庫の直線距離を簡単に調べることができます。

グーグルマップで直線距離を調べる方法

  1. 自宅と車庫の住所を入力
  2. 自宅の箇所で右クリック
  3. 距離を測定を選択
  4. 車庫の位置で左クリック

配置図(右側)

駐車場の出入り口の広さや駐車スペースの広さも具体的に記載する必要があるので、駐車場の賃貸借契約書を用意しておいた方が良いです。

配置図に記入する事項

  • 車庫のサイズを記入
  • 周囲の建物
  • 道路の幅

自宅の場合は自宅の敷地を記載し車庫の位置を記入します。

【車庫を所有している人限定】保管場所使用権疎明書面(自認書)の書き方見本

保管場所使用権疎明書面は自分で所有している車庫がある場合に必要な書類です。

保管場所使用権疎明書面(自認書)の書き方見本

普通車は「証明申請」軽自動車は「届出」を選択しましょう。

車庫が建造されている場合は建物にもマルをつけましょう。

なお、共有の車庫の場合は共有者全員の承諾書が必要になります。

【車庫を借りている限定】保管場所使用承諾証明書の書き方見本

月極駐車場やマンションの駐車場など、車庫を借りている場合に必要な書類です。

保管場所使用承諾証明書の見本

車庫の住所を記入しましょう。

使用する人の住所を記入しましょう。

契約者と使用者が同じ場合は「上記に同じ」と記入しましょう。

車庫の契約期間を記入します。

使用者と契約者が異なる場合に記入が必要です。

該当する関係に丸をしましょう。その他の場合は関係を記入しましょう。

車庫の所有者、または管理者本人に記載・押印してもらう必要があります。
駐車場の契約の際に受け取れなかった場合は、郵送でやりとりをする必要があり時間もかかるので余裕を持って早めに依頼の連絡をしておきましょう。
なお、記入のための手数料を取られる場合があります。

STEP3.管轄の警察署へ行く

車庫証明の手続きは車庫の所在地の管轄の警察署で行う必要があるので注意しましょう。

例えば、住んでいる市区町村と車庫の市区町村が異なる場合、車庫の市区町村を管轄している警察署で手続きを行う必要があります。

なお、免許証の手続きは同じ県内の警察署、免許センターであれば住所の管轄関係なく手続きできます。

管轄の警察署がわからない場合は「車庫の市区町村名+管轄警察署」と検索すれば管轄の警察署がわかります。

■窓口の受付時間に注意

平日の9時~17時になります。

警察署自体は土日もやっていますが、手続きの窓口である交通課は土・日・祝日・年末年始がお休みなので注意しましょう。

なお、都道府県によっては昼休みがある場合もあるので、窓口の空いている時間を事前に確認してからいきましょう。

STEP4.車庫証明証の申請書類の提出

警察署についてたら、担当窓口へ行き書類をチェックしてもらいましょう。

なお、窓口の場所などは、警察署の人に聞けば教えてもらえます。

書類に不備がなければ、手数料を支払い(収入印紙の場合もある)、書類を提出します。

この時、「納入通知書兼領収書」がもらえますが、これは車庫証明証を受け取る際に必要なものなのでなくさないようにしましょう。

STEP5.免許証の住所変更

免許証は身分証明証としてよく利用するので、車庫証明の手続きと併せて手続きをするのがおすすめです。

車庫証明の窓口とは場所が違う場合があるので、警察署の人に場所を教えてもらいましょう。

届出用紙と記載例が窓口にあるので、確認しながら記入し書類を提出すれば、その場で新しい住所の免許証に書き換えをしてくれます。

STEP6.再度警察署へ行き、車庫証明証を受け取る

車庫証明証ができるまでには5〜10日程かかるので、日をおいて再度警察署へ取りに行く必要があります。

ただ、警察署によっては車庫証明証を郵送してもらえる場合もあるので、1回目の手続きの際に念のため聞いてみましょう。

再度取りに行く場合は申請の時にもらった「納入通知書兼領収書」や印鑑が必要なので忘れないようにしましょう。

再度取りに行く際に必要なもの

  • 納入通知書兼領収書
  • 印鑑
  • 手数料500円

この時、申請の際にもらった「納入通知書兼領収書」を窓口に提示し、標章交付手数料として500円を支払えば車庫証明証を含む下記の書類が受け取れます。

書類用途
自動車保管場所証明書(車庫証明書)自動車の登録に必要な書類です。
保管場所標章番号通知書車検証などの書類と共に保管しておきましょう。
保管場所標章車のリアガラスに張るステッカーです。

車庫証明証が受け取りできたら、次は運輸局での車の手続きを行いましょう。

4.運輸局ですべき車関係の手続き

車庫証明の手続きが完了したら、運輸支局へ行き手続きを行いましょう。

運輸局ですべき手続きは下記の3つで、下記の順番で行わないと手続きできないのでこの章で紹介していく順番に手続きをしていきましょう。

  • 車検証の住所変更
  • 自動車税の納付書の郵送先変更
  • ナンバープレートの変更(管轄の運輸支局が変わる場合のみ)

運輸局ですべきの手続きの流れは下記の通りです。

車の住所変更の手続きの流れ

こちらも引っ越し日から15日以内に手続きを行うよう法律で決められています。(自動車運送法第12条

ただ、車庫証明証の住所変更をしてからでないと手続きできないため、15日以内の期限に間に合わない人も多く、手続き遅れで罰則となっている人は筆者の知る限りではいません。

しかし、手続きには発行日から1ヶ月以内の車庫証明証が必要なので、車庫証明証を受け取ってから1ヶ月以内に手続きをしましょう。

STEP1.必要なものを用意する

車検証の住所変更に必要なものをまとめました。

申請書は事前にダウンロードすることもできますが、紙の明るさなどの指定が多いので運輸支局の窓口にあるものを使った方が良いです。

  • 申請書(運輸支局にある)
  • 自動車検査証
  • 車庫証明証
  • 手数料納付書(350円)
  • 住民票
  • 印鑑
  • 自動車税・自動車取得税申告書

違う運輸局へ引っ越しの場合

引っ越し前後で管轄の運輸局が異なる場合はナンバープレートの交換も必要です。

その場合はナンバープレートの交付費用が追加で必要なり、希望するナンバープレートにより金額が異なります。

ナンバープレート約2,000円程度
希望ナンバー(数字が選べる)約5,000円程度
図柄ナンバー※1約7,000円〜9,000円程度
字光式ナンバープレート※2約3,000円〜7,000円程度
(字光式ナンバーキッド3,000円〜40,000円)

※1図柄ナンバーの例

図柄ナンバーの例

引用:国土交通省

※2字光式ナンバープレートの例

字光式ナンバープレートの例

引用:楽天

STEP2.管轄の運輸支局へ行く

各運輸局ごとに窓口の時間が違うので、引っ越し後の住所の管轄の運輸支局等(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)を調べてから行きましょう。

ナンバープレートの交換を行う場合は、車で運輸局へ向かいましょう。

STEP3.書類を記入・提出する

基本的に窓口に記入例があるので、記入例を確認しながら記入していきましょう。

不明点があれば窓口の人に聞けば教えてもらえます。

記入ができたら、登録手数料の印紙(350円)を購入して、手数料納付書に貼り付けをし、申請書と併せて提出しましょう。

不備があれば指摘してもらえるので、その場で訂正しましょう。

STEP4.車検証の受け取り

車検証は当日交付されるので、交付までの順番をまって受け取りましょう。

STEP5.自動車税の納付書の郵送先変更

運輸支局内にある税事務所で自動車税の納付書が新しい住所に届く手続きを行いましょう。

窓口にある自動車税・自動車取得税申告書に記入し、新しく交付された車検証と一緒に提出します。

記載例は窓口にあるので、確認しながら入力しましょう。

STEP6.ナンバープレートの変更

引っ越し前後で管轄の運輸局が異なる場合は、車検証と自動車税のの手続きが終わってからナンバープレートの変更をしましょう。

窓口の場所は運輸局の人に聞けばわかります

また、書類は窓口にあり、記載例もあるので確認しながら記入していきましょう。

5.損害保険の住所変更の手続き

保険関係の住所変更を行わないと年末調整や確定申告に必要な書類が届かなくなるので、放置しすぎるのは危険です。

基本的には各社のHPにあるマイページで住所変更ができます。

主な損害保険会社のHPは下記の通りです。

主な会社会社手続き方法
東京海上日動インターネット、電話で手続き可能
損害保険ジャパン日本興亜インターネットで手続き可能
三井住友海上インターネットなど契約している保険によって変わる
あいおいニッセイ同和損保インターネットで手続き可能

車の引っ越しに関するQ&A

車庫証明証の手続きでよくある質問をまとめました。

Q1.車も運んでくれる引っ越し会社が知りたい!

A.車も運んでくれる主な引っ越し会社をまとめました。

引っ越し業者おすすめポイント
サカイ引越センター引っ越し業界で売り上げ、作業件数が6年連続NO.1※の最大手
アート引越センター独自の梱包資材など細やかなサービスが強み
アーク引越センターTVチャンピオンの引っ越し選手権でNo.1になった作業の質が強み
日本通運運送業界売り上げNO.1※の豊富な経験と幅広いネットワークが強み

※1参考:サカイ引越センター
※2参考:業界動向

引っ越し業者を選ぶ際は必ず相見積もりを行う

引っ越しの料金は営業マンの言い値なので、相見積もりをしていない人に対しては割高な値段を提示してくる場合があるからです。

相見積りをとる際は一括見積りサイトを使えば、簡単に複数の業者と比較できるのでおすすめですが、電話が鳴り止まなくなりくらい連絡がくるのがデメリットです。

引っ越し見積もりサイト大手の引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使えば、「概算見積額を確認しながら業者を絞る」ことができるので、むやみに多くの業者から電話がかかってくる事はありません。

ネット見積り比較&予約サービスの予約画面

引用:引越し侍

Q2.警察署に行く時間が取れないけどどうすれば良い?

A.ディーラーや行政書士に依頼することも可能です。

ただ、代行手数料として1万円程度かかります。

行政書士を探す場合は「お住まいの地域+車庫証明証代行」と検索をしましょう。

Q3.普通車でも車庫証明の申請が不要な地域があるって聞いたけど、本当?

A.本当です。

ただ、不要になるのは基本的に離島や小さな村など特殊な地域になります。

自分の地域が不要かどうかを確認したい場合は、管轄の警察署窓口に連絡をしてみましょう。

Q4.前の車庫への削除手続きはする必要ある?

A.不要です。

新しい車庫の手続きを行えば、自動的に前の車庫の証明は削除されます。

Q5.軽自動車の車庫証明の住所変更が必要な地域ってどこ?

A.軽自動車でも車庫証明の住所変更が必要な地域を一覧でまとめました。

北海道札幌市 小樽市 江別市 函館市(亀田郡戸井町、恵山町、椴法華村 茅部郡南茅部町) 旭川市 室蘭市 苫小牧市 釧路市(阿寒郡阿寒町 白糠郡音別町) 帯広市 北見市(常呂郡端野町、常呂町、留辺蘂町)
青森県青森市(南津軽郡浪岡町) 八戸市(三戸郡南郷村) 弘前市(中津軽郡岩木町、相馬村)
岩手県盛岡市(岩手郡玉山村)
宮城県仙台市 石巻市(桃生郡河北町、雄勝町、河南町、桃生町、北上町 牡鹿郡牡鹿町)
秋田県秋田市(河辺郡河辺町、雄和町)
山形県山形市 鶴岡市(東田川郡藤島町、羽黒町、櫛引町、朝日村 西田川郡温海町) 酒田市(飽海郡八幡町、松山町、平田町)
福島県福島市(伊達郡飯野町) いわき市 郡山市 会津若松市(北会津郡北会津村 河沼郡河東町)
茨城県水戸市(東茨城郡内原町) 日立市(多賀郡十王町) 土浦市(新治郡新治村) つくば市(稲敷郡茎崎町) ひたちなか市
栃木県宇都宮市(河内郡上河内町、河内町) 足利市 小山市
群馬県前橋市(勢多郡大胡町、宮城村、粕川村、富士見村) 高崎市(群馬郡倉渕村、箕郷町、群馬町、榛名町 多野郡新町、吉井町) 桐生市(勢多郡新里村、 黒保根村) 伊勢崎市(佐波郡赤堀町、東村、境町) 太田市(新田郡尾島町、新田町、藪塚本町)
埼玉県さいたま市 川口市 川越市 所沢市 春日部市(北葛飾郡庄和町) 草加市 越谷市 蕨市 戸田市 鳩ヶ谷市 朝霞市 志木市 和光市 新座市 八潮市 富士見市 三郷市 ふじみ野市(入間郡大井町) 上尾市 熊谷市(大里郡大里町、妻沼町、江南町) 狭山市 深谷市(大里郡岡部町、 川本町、花園町) 入間市
千葉県千葉市 市川市 船橋市 松戸市 習志野市 柏市(東葛飾郡沼南町) 流山市 八千代市 鎌ヶ谷市 浦安市 市原市 木更津市 野田市(東葛飾郡関宿町) 佐倉市 我孫子市
東京都特別区 八王子市 立川市 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 町田市 小金井市 小平市 日野市 東村山市 国分寺市 国立市 狛江市 東大和市 清瀬市 東久留米市 多摩市 稲城市 西東京市 青梅市 昭島市
神奈川県横浜市 川崎市 横須賀市 藤沢市 相模原市(津久井郡津久井町、相模湖町、藤野町、城山町) 平塚市 小田原市 茅ヶ崎市 厚木市 大和市 鎌倉市 秦野市 海老名市 座間市
新潟県新潟市(新津市 白根市 豊栄市 中蒲原郡小須戸町、横越町、亀田町 西蒲原郡黒埼町、岩室村、西川町、味方村、潟東村、月潟村、中之口村、巻町) 長岡市(栃尾市 南蒲原郡中之島町 三島郡越路町、三島町、与板町、和島村、寺泊町 古志郡山古志村 刈羽郡小国町 北魚沼郡川口町) 上越市 (東頸城郡安塚町、浦川原村、大島村、牧村 中頸城郡柿崎町、大潟町、頸城村、吉川町、中郷村、板倉町、清里村、三和村 西頸城郡名立町)
富山県富山市(上新川郡大沢野町、大山町 婦負郡八尾町、婦中町、山田村、細入村) 高岡市(西礪波郡福岡町)
石川県金沢市 小松市
福井県福井市(足羽郡美山町 丹生郡越廼村、清水町)
山梨県甲府市(東八代郡中道町 西八代郡上九一色村)
長野県長野市(更級郡大岡村 上水内郡豊野町、戸隠村、鬼無里村、信州新町、中条村) 松本市(東筑摩郡四賀村、波田町 南安曇郡奈川村、安曇村、梓川村) 上田市(小県郡丸子町、真田町、武石村) 飯田市(下伊那郡上村、南信濃村)
岐阜県岐阜市(羽島郡柳津町) 大垣市(養老郡上石津町 安八郡墨俣町) 多治見市(土岐郡笠原町) 各務原市(羽島郡川島町)
静岡県静岡市(庵原郡蒲原町、由比町) 浜松市(浜北市 天竜市 浜名郡舞阪町、雄踏町 引佐郡細江町、引佐町、三ケ日町 周智郡春野町 磐田郡佐久間町、水窪町、龍山村) 沼津市(田方郡戸田村) 富士市(庵原郡富士川町) 三島市 富士宮市(富士郡芝川町) 焼津市(志太郡大井川町) 藤枝市(志太郡岡部町)
愛知県名古屋市 豊橋市 岡崎市(額田郡額田町) 豊田市(西加茂郡藤岡町、小原村 東加茂郡足助町、下山村、旭町、稲武町) 一宮市(尾西市 葉栗郡 木曽川町) 春日井市 瀬戸市 半田市 豊川市(宝飯郡一宮町、音羽町、御津町、小坂井町) 刈谷市 安城市 小牧市
三重県津市(久居市 安芸郡河芸町、芸濃町、美里村、安濃町 一志郡香良洲町、一志町、白山町、美杉村) 四日市市(三重郡楠町) 伊勢市(度会郡二見町、 小俣町、御薗村) 松阪市(一志郡嬉野町、三雲町 飯南郡飯南町、飯高町) 桑名市(桑名郡多度町、長島町) 鈴鹿市
滋賀県大津市(滋賀郡志賀町) 彦根市 草津市
京都府京都市(北桑田郡京北町) 長岡京市 宇治市
大阪府大阪市 堺市(南河内郡美原町) 岸和田市 豊中市 池田市 吹田市 泉大津市 高槻市 守口市 枚方市 茨木市 八尾市 寝屋川市 松原市 大東市 箕面市 柏原市 羽曳野市 門真市 摂津市 高石市 藤井寺市 東大阪市 四條畷市 交野市 大阪狭山市 冨田林市 河内長 野市 和泉市
兵庫県神戸市 姫路市(神崎郡香寺町 宍粟郡安富町 飾磨郡家島町、夢前町) 尼崎市 西宮市 芦屋市 伊丹市 宝塚市 川西市 明石市 加古川市
奈良県奈良市(添上郡月ヶ瀬村 山辺郡都祁村) 大和高田市 橿原市 生駒市
和歌山県和歌山市
鳥取県鳥取市(岩美郡国府町、福部村 八頭郡河原町、用瀬町、佐治村 気高郡気高町、鹿野町、青谷町) 米子市(西伯郡淀江町)
島根県松江市(八束郡鹿島町、島根町、美保関町、八雲村、玉湯町、宍道町、八束町)
岡山県岡山市(御津郡御津町、建部町 児島郡灘崎町 赤磐郡瀬戸町) 倉敷市(浅口郡船穂町 吉備郡真備町)
広島県広島市(佐伯郡湯来町) 福山市(沼隅郡内海町、沼隈町 芦品郡新市町 深安郡神辺町) 呉市(安芸郡下蒲刈町、音戸町、倉橋町、蒲刈町 豊田郡 川尻町、安浦町、豊浜町、豊町) 東広島市(賀茂郡黒瀬町、福富町、豊栄町、河内町 豊田郡安芸津町)
山口県山口市(佐波郡徳地町 吉敷郡秋穂町、小郡町、阿知須町 阿武郡阿東町) 下関市(豊浦郡菊川町、豊田町、豊浦町、豊北町) 宇部市(厚狭郡楠町) 防府市 岩国市(玖珂郡由宇町、玖珂町、本郷村、周東町、錦町、美川町、美和町) 周南市(新南陽市 熊毛郡熊毛町 都濃郡鹿野町)
徳島県徳島市
香川県高松市(香川郡塩江町、香川町、香南町 綾歌郡国分寺町 木田郡庵治町、牟礼町)
愛媛県松山市(北条市 温泉郡中島町) 今治市(越智郡朝倉村、玉川町、波方町、大西町、菊間町、関前村、吉海町、宮窪町、伯方町、上浦町、大三島町) 新 居浜市(宇摩郡別子山村)
高知県高知市(土佐郡鏡村、土佐山村 吾川郡春野町)
福岡県福岡市 北九州市 久留米市(浮羽郡田主丸町 三井郡北野町 三潴郡城島町、三潴町) 大牟田市
佐賀県佐賀市(佐賀郡川副町、東与賀町、久保田町、諸富町、大和町、富士町 神埼郡三瀬村)
長崎県長崎市(西彼杵郡香焼町、伊王島町、高島町、野母崎町、三和町、外海町、琴海町) 佐世保市(北松浦郡吉井町、世知原町、宇久町、小佐々町、江迎町、 鹿町町)
熊本県熊本市(下益城郡富合町、城南町 鹿本郡植木町) 八代市(八代郡坂本村、千丁町、鏡町、東陽村、泉村)
大分県大分市(大分郡野津原町 北海部郡佐賀関町) 別府市
宮崎県宮崎市(宮崎郡佐土原町、田野町、清武町 東諸県郡高岡町) 都城市(北諸県郡山之口町、高城町、山田町、高崎町) 延岡市(東臼杵郡北方町、北浦町、 北川町)
鹿児島県鹿児島市(鹿児島郡吉田町、桜島町 揖宿郡喜入町 日置郡松元町、郡山町)
沖縄県沖縄県 那覇市 沖縄市

上記以外の市区町村に引っ越す場合は手順3は不要です。

また、当てはまる場合も手順1、2のあとは手順4「運輸局で車関係の手続き」から行いましょう。

Q6.引っ越し前に車庫証明の住所変更はできないの?

A.できません。

新しい住所に住んでいる実態(使用の拠点)がないと車庫証明の手続きができないません。

まとめ

引っ越しした際に車関係でするべき手続きについてお分かりいただけたでしょうか?

引っ越しの際に車関係ですべきは下記の5つです。

すべきタイミングすべきこと
引っ越しの前1.駐車場の手続き
2.車の輸送方法を決める
引っ越し後3.警察署で車関係の手続き
4.運輸局で車関係の手続き
5.損害保険の住所変更の手続き

引っ越し後の手続きは軽自動車の場合をのぞいて、上記の表の順番で行わないと手続きが受理されないので気をつけましょう。

また、「警察署」「運輸支局」での手続きは引っ越し後15日以内に行うよう法律で定められています。

あなたが、車関係ですべき全てのことを把握し、抜け漏れなく手続きができることを願っています。

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