プロが教える!世界一お得で簡単な引越し見積りのやり方と交渉術

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引越しの見積りをとりたいけれど「見積りのやり方がわからない」「お得に見積りとるやり方ってどうすれば良いの?」と思っていませんか?

結論からいうと、最も簡単でお得にできる見積りのやり方は一括見積りサイトで複数社に訪問見積りを依頼することです。

この記事では大手引越し業者で10年間、営業をしてきた筆者がなぜ一括見積りサイトで複数社に訪問見積りを依頼するのがおすすめなのか?また、さらにお得に引越しするためのやり方を紹介していきます。

  1. 引越し見積りでなにをやるのかを知ろう
  2. 見積り依頼する業者を選ぼう
  3. 見積りの方法は訪問見積りがおすすめ
  4. 訪問見積り前の準備をしよう
  5. 見積り当日のポイントと注意点を知っておこう
  6. 値下げ交渉をしてさらにお得に引越しをしよう
  7. 交渉を踏まえて業者を選ぼう

この記事を読めば誰でもお得に引越しの見積りをとることができるようになります。

1.引越し見積りでなにをやるのかを知ろう

まず引越し見積りではなにをやるのかを把握しておきましょう。

引越し見積りは下記の流れで行います。なお、引越しの見積りはどのようなやり方をしても無料でとることができるので安心してください。

引越し見積りの取り方の流れ

引越しの見積りのやり方には様々なやり方があり同じ引越し条件でもどのようなやり方をするのかで引越しの見積り額が倍以上変わることも珍しくありません。

実際に筆者は自分の引っ越しの際は、今回紹介する方法を使って引越し料金を7割安くする事ができました。

この記事では「どのようなやり方をすれば良いか?」はもちろん、「なぜその方法がお得になるのか?」までわかりやすく解説をしていきます。

2.見積り依頼する業者を選ぼう

まず最初にやる事は見積りをとる業者を選ぶ事です。

引越し見積りの取り方の流れ 見積りをとる業者を選ぶ

業者を選ぶ際は「引越し侍」などの一括見積りサイトを使うと自分の引越し条件にあった引越し業者を簡単に見つけることができます。

自分で業者を探して直接業者に直接問い合わせをすることも可能ですが、せっかく探した業者でも自分の引越し条件に合わない場合があるのでおすすめできません。

2-1.一括見積りサイトを使って業者を探そう

一括見積りサイトとはWEBで自分の引越しの情報を入力する事でめんどうな入力を何度も行わずに、自分の引越し条件にあった複数の業者の見積り予約ができるサービスです。

引越し見積りサイトを使うべき理由は下記の4つです。

一括見積りサイトがおすすめな理由

  • 相見積りを前提とした金額で見積りをしてくれるから
  • 中小の引越し業者も見積りの候補に出てくるから
  • 自分の引越し条件で対応可能な業者がわかるから
  • 一度の情報入力で複数社から見積りが取れるから

相見積りを前提とした金額で見積りをしてくれるから

基本的に引越しの値段は定額ではなく業者の言い値なので、必ず相見積りをとるようにしましょう。

特に、相見積りをしていない方は引越しの営業マンにとっては「カモにしてください」と言っているのと同じで、同条件でも倍以上の高い見積額を提示される場合もあります。

逆に、一括見積りサイトを使うと、引越し業者は自動的に他社の金額を意識して安い金額を提示してくれます。

一括見積もりサイトを使うべき理由の図解 相見積りを前提とした金額で見積りをしてくれるから

さらに、料金交渉を行う際も他社の金額を材料にする事ができます。

実際に半額以上割引に成功したケースもあります。

中小の引越し業者も見積りの候補に出てくるから

相見積りをとる際は、大手の業者だけではなく中小の業者からも見積りをとることをおすすめします。

なぜなら、中小の業者は知名度で大手の業者に劣る分、安い値段で引き受けてくれることがあるからです。

一括見積りサイトを使えば、知名度のない中小の業者でも、利用者の口コミを参考にしたり、概算の見積り額もわかる事があるので選びやすいです。

逆に、個人で中小の業者を探す場合、知名度がないので判断材料が少なく良い中小の業者を探すのが難しいです。

一括見積もりサイトを使うべき理由の図解 中小の引越し業者の口コミなどがわかるから

自分の引越し条件で対応可能な業者がわかるから

引越し業者によっては対応していないエリア対応していないサービスがある場合がありますが、一括見積りサイトを使えば、自分の条件や要望にあった業者が候補に出てきます。

一括見積もりサイトを使うべき理由の図解 自分の引越し条件で対応可能な業者がわかるから

逆に個人で業者に問い合わせをした場合、せっかく問い合わせをしたのに希望の引越し条件に対応していないといった場合もあります。

一括見積もりサイトを使うべき理由の図解 自分の引越し条件で対応可能な業者がわかるから

一度の情報入力で複数社から見積りが取れるから

相見積りをとる場合、一括見積りサイトを使えば一度の入力で複数の業者に見積りをする事ができます。

一括見積もりサイトを使うべき理由の図解 一度の情報入力で複数社から見積りが取れるから

個人で相見積りを取ろうとした場合、同じ情報をそれぞれの業者ごとに入力する必要があるので、一括見積りサイトを使う事で手間を大幅に削減する事ができます。

一括見積もりサイトを使わず個人で見積もり予約した場合の図解

相見積りの際は一括見積りサイトを使う事で自分の引越し条件にあった業者に簡単に相見積りをとる事ができます。

2-2.一括見積りサイトは引越し侍がおすすめ

一括見積りサイトにも様々な種類があり選び方を間違えてしまうと膨大な営業電話に悩まされてしまったり、安くなりやすい業者がわからない場合があるので注意しましょう。

おすすめの一括見積りサイトは「引越し侍」の「引越し予約サービス」です。

引越し侍の公式ページ

引用:引越し侍

引越し侍」は引越し見積りの依頼件数が累計3000万件以上を誇り、引越し比較サイトの中でもトップクラスの依頼件数を誇る引越し比較サイトです。

運営会社株式会社エイチーム
運営会社の株式上場東証一部上場
提携業者数280社以上
サービス開始2010年〜
対応エリア全国
見積り依頼件数3110万件

引越し侍の特徴

安さを重視するのであれば引越し侍がおすすめです。

引越し侍の特徴は概算見積りがわかった上で複数社に見積り依頼が可能なので、安くなりやすそうな業者に絞って見積り比較、料金交渉ができます。

概算見積額のわかるサイトの説明の図

概算見積りがわからないサイトは、何を基準に選べば良いのかがわかりづらいです。

引越し侍の利用者の口コミ

口コミ・評判

女性(37歳)
前の引越しの時に安かった引越し業者にまた依頼するしたところ15万と言われた見積りが、引越し侍で見つけたの業者だと6万円だったのでビックリしました。

引越し侍を使う上での注意点

引越し侍は、見積もりのパターンが複数あり、それぞれどんな形で見積もりが取れるかが異なります。

上記のように、複数業者の概算額を出した上で、安い業者に絞って見積もり依頼ができるのは「Web見積もり」だけですので、間違えないようにしましょう。

引越し侍の公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

2-3.入力の際の確認される内容

引越し侍で見積り予約をとる際は下記の5つの事項が必要になるので、事前に確認しておきましょう。

問い合わせた時に確認される5つの事

  • 現住所
  • 連絡先(メールアドレス・電話番号)
  • 引越し先の詳細(エレベーターの有無・何階建ての何階・道幅や搬入経路)
  • 引越しをする日
  • 運ぶ荷物の確認

2-4.見積りは3社からとる

見積りは3社からとる事をおすすめします。

訪問見積りでは知らない人を自宅招き対応する必要があり、所用時間は1社あたり30分~1時間程度になります。

これを、4社以上行うと半日〜1日の対応が必要なので、気力、体力共に消費をしてしまい、交渉がおろそかになってしまう可能性があります。

逆に2社の場合、料金やサービスを比較し、相場感を把握するのに不十分な場合があります。

引越しの見積りの方法には大きく分けて「訪問見積り」と「訪問なし見積り」がありますが、訪問見積りがおすすめな理由は次の章で解説します。

3.見積りの方法は訪問見積りがおすすめ

引越し侍で見積りをする業者が選べたら、その業者に見積りの方法を伝えます。

引越し見積りの取り方の流れ 見積り方法の洗濯

見積りの取り方は大きく分けて「訪問見積り」と「訪問なしの見積り」の2種類ありますが、訪問見積りの方が料金が安くなりやすいのでおすすめです。

訪問見積り」は、引越し業者の営業マンに訪問してもらい見積りをしてもらう方法。

訪問なし見積り」は、電話やWEBで自分で引越し内容を伝えて見積りをしてもらう方法です。

3-1.訪問見積りがおすすめな理由

訪問見積りがおすすすめな理由は下記の4つです。

訪問見積りがおすすめな理由

  • 見積りに必要な情報を営業マンが確認してくれる
  • 正確な見積額がわかる
  • 実際の荷物を見ながら相談できる
  • 料金の交渉がしやすい

なお、どうしても訪問見積りをしている時間がない方値段よりも手軽さを重視したい方は「訪問なしで引越しの見積りは可能?最適な見積り方法と業者がわかる」で訪問なし見積りの取り方を詳しく解説しています。

見積りに必要な情報を営業マンが確認してくれる

荷物の量だけでなく大きさや、エレベーターや階段の広さ、周辺の道路状況など引越しの見積りに必要な様々な情報を営業担当者が確認をしてくれます。

特に、初めての引越しや、前回の引越しから大幅に荷物の増減がある場合、荷造り前の見積りの段階で自分の荷物がダンボール何個分になるのかを予想するのは難しいです。

正確な見積額がわかる

訪問見積りの場合、営業担当者が引越しに必要な情報を全て確認し、依頼者へ要望などのヒアリングなどを行なった上であなたの条件にあった正確な見積り額を算出してくれます。

一方、訪問なしの見積りの場合、依頼者が荷物を確認するので申告間違いが発生する可能性を業者は想定します。

そのため、多少の間違いがあった場合でも、荷物が積み込めないなどのトラブルにならないよう、対応できるような余裕をもった見積り額になります。

その結果、訪問見積りの方が見積額が安くなりやすいです。

実際の荷物を見ながら相談できる

部屋の状況や実際の荷物を見ているので、引越しに関する相談がしやすいですし営業担当者も状況を把握した上で的確なアドバイスを送ることができます。

また、荷造りの方法についてもアドバイスをもらうことができます。

値段交渉がしやすい

訪問見積りの場合、営業マンが正確な荷物量を把握しているので値下げ交渉もギリギリの額まで下げやすいです。

訪問なし見積りの場合、営業マンが荷物を確認しているわけではないので、値下げの判断が難しいです。

さらに、訪問なし見積りの中でもWEB見積りの場合は値下げ交渉する事自体がむずかしい事が多いです。

3-2.訪問見積りで相見積りをとる際の注意点

訪問見積りの際に、複数の業者を同じ時間に呼ぶのはマナー違反のなのでやめましょう。

一見、オークションのように値引きができて、さらに手間も省けるのでメリットが多そうに見えますが、業者に悪い印象を与えてしまっているので、上手く値引きができないケースが多いです。

場合によっては見積りを辞退されることもあります。

おすすめの訪問見積りの日程調整の仕方

訪問見積りは同日に時間をずらして行う方が片付けなどの手間が省けるのでおすすめです。

訪問見積りの所用時間は30分〜1時間なので1時間程度ずらせば問題ないです。

3-3.引越し見積りは一日でも早くとる

最低限の条件さえ把握していれば一日でも早くとるべきです。

なぜなら、引越しの見積りをとるのが早ければ早いほど、利用者側の選択肢はもちろん、引越し業者側にとっても提案の幅が広いので、利用者はより良い選択をすることができるからです。

引越し見積りは3ヶ月前から取れるところが多いので、引越し予定日から3ヶ月を切っていて最低限の条件を把握できていれば見積り依頼をしましょう。

最低限決めておくべき事項

  • 転居先
  • 引越し予定日
  • 荷物の量

引越しの見積りを取る時期については「引越し見積をいつとれば良い?一日でも早くとるべき理由と3つのメリット」で詳しく解説しています。

4.訪問見積り前の準備をしよう

見積りの依頼ができたら、訪問見積りの当日までに以下の事をしておくことで損することなく引越しの見積りを取る事ができます。

引越し見積りの取り方の流れ 見積り前の準備

訪問見積り前にするべき4つの準備

  • 処分するものの判断
  • 部屋の片付け
  • 相場の確認
  • 引越しの日に幅を持たせておく

4-1.処分する物の判断

事前に処分するものを判断しておくと無駄なものが見積りの対象になりません。

実際に処分するのは引越し当日までに済ませておけば問題ありません。

引越し業者のオプションサービスで不用品の回収を行なっている場合もあるので、処分する方法もある程度調べておくと当日引越し業者と交渉がしやすくなります。

不用品の処分方法7つ

  • ネットオークションやフリマアプリで売る
  • リサイクルショップで売る
  • 知人に譲る
  • 粗大ゴミに出す
  • 家電リサイクルに法に従ってだす
  • 引越し業者に依頼をする
  • 不要品回収業者に依頼する

処分する際の手間」と「費用」の2つの観点から各処分方法を分布図にしたので参考にしてみてください。

不用品の処分方法 分布図

手間をかけても収入を得たい場合は、「メルカリ」などのフリマアプリ、とにかく楽したい場合は引越し業者に処分の相談をしましょう。

4-2.部屋の片付け

部屋が散らかっていると荷物が多い印象を与えてしまうため、余分に高く見積もられてしまう可能性があります。

どうしてもみられたくないものがある場合は、お風呂やトイレに避難させておきましょう。ただ、ダンボールに入らないものの場合は口頭で伝えておかないと当日積み込めない可能性があります。

引越し見積り額を下げるための部屋の片付けのコツは「引越しの見積り前の片づけは必要?掃除のコツと金額を下げるための全知識」で紹介しているので参考にしてください。

4-3.相場の確認

相場を把握しておく事で料金交渉がしやすくなるので、交渉の材料として把握しておきましょう。

通常期の相場

引越しの相場は繁忙期と通常期で違います。

下記は通常期(5月~2月)の相場の参考表です。

単身荷物小単身荷物大2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
28,000円36,000円59,000円71,000円88,000円127,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
31,000円39,000円65,000円78,000円99,000円129,000円
~200km未満
(同一地方内)
39,000円52,000円78,000円92,000円118,000円168,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
49,000円66,000円113,000円134,000円139,000円189,000円
500km~
(長距離)
57,000円80,000円140,000円168,000円200,000円243,000円

繁忙期の相場

繁忙期は通通常期の1.5~3倍の料金になります。

下記は繁忙期(3月,4月)の相場の参考表です。

単身荷物小単身荷物大2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
33,000円45,000円73,000円88,000円108,000円140,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
39,000円51,000円79,000円108,000円122,781円160,000円
~200km未満
(同一地方内)
49,000円66,000円104,000円141,000円162,000円184,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
54,000円84,000円134,000円188,000円225,000円329,000円
500km~
(長距離)
69,935円100,000円184,000円252,000円285,000円324,000円

4-4.引越しの日付に幅を持たせる

引越しの日時に余裕がある場合は引越し日時に幅を持たせると引越しの費用が安くなる可能性があります。

下記に該当する日時を希望している場合で、他の日でも引越しが出来る場合は第一希望の日時に加えて、妥協出来る日時も業者に伝えて比較するようにしましょう。

また、時間を指定しない「フリー便」は安くなる傾向があります。

見積り料金が高くなりやすい日時

  • 土日、祝日
  • 午前中
  • 大安

5.見積り当日のポイントと注意点を知っておこう

引越しの見積りでは料金以外にも確認する事項があり、見積り当日にサービス内容と共に確認をすることが多いです。

引越し見積りの取り方の流れ 訪問見積り当日

そのため、訪問見積り当日に伝えるべきことや確認しておくべきことは把握しておかないと、引越し当日になって依頼したかった内容と違っていたという事もあるので気を抜かないようにしましょう。

訪問見積り当日のポイントと注意点

  • 最初に伝えるべき事は2つ
  • 訪問見積り当日に気をつけるべき2つの注意点
  • ヒアリング内容を確認しておこう
  • 見積り書を確認しよう

5-1.最初に伝えるべき事は2つ

相見積りを予定している場合は以下の2つを伝えるようにしましょう。

相見積りをしている事を伝えるかどうかで提示してくる金額は変わってきます。

最初に伝えるべきこと2つ

  • 複数の業者に見積りを依頼しているという事
  • 同日の行う複数業者が訪問する場合、次の業者がくる時間

5-2.訪問見積り当日に気をつけるべき2つの注意点

訪問見積りの際に気をつける点を2にまとめました。

訪問見積りで気をつけるべき点2つ

  • 営業マンとの口約束は危険
  • 無料のダンボールは契約後にもらう

営業マンとの口約束は危険

営業マンとの約束は見積書などの書面に記載してもらうようにしましょう。

引越し当日は営業マンは同行しないので口で了承を得ていても書面に残っていないと当日作業員とトラブルになる可能性があります。

無料のダンボールは契約後にもらう

多くの業者は訪問見積りの際に無料のダンボールを置いていってくれますが、契約しなかった場合、返送料を支払うことになるため契約が決まってからもらうようにしましょう。

5-3.ヒアリング内容を把握しておこう

営業担当者に引越しの内容をヒアリングされるので、下記の6つを伝えましょう。

見積り依頼の時に伝えている内容もありますが、間違いがないよう改めて確認されます。

訪問見積り当日に伝える事6つ

  • 引越しの希望日時(日付とおおよその時間)
  • 引越し先の周辺状況(道幅や搬入経路)
  • エアコンの取り付け・取り外しの有無
  • 荷造り、荷解き作業の有無
  • 電気工事(洗濯機・テレビ配線など)の有無
  • 自動車やバイクなどの陸送の有無

また、下記3つを運ぶ場合は特殊な管理が必要になるため、引越し業者に必ず伝えるようにしましょう

事前に申請が必要な荷物3つ

  • 動植物などの生き物
  • ピアノ
  • 美術品や骨董品

下記の運送を依頼するには基本的に別途料金がかかりますが申請を忘れてしまっていた場合、業者にこれらの荷物の受け取りを拒否される可能性があります。

標準引越運送約款「第三章 荷物の引き受け」に記載

他にも業者によって害虫駆除やハウスクリーニングなどのオプションサービスがありますので確認をしてみましょう。

5-4.見積書を確認しよう

見積書は引越し当日の確認書でもあります。金額だけでなく他の重要な事項が記載されているので必ず確認を行うようにしましょう。

全部の内容をしっかり確認することが望ましいですが、特に注意するポイントを5つにまとめました。

見積書で確認するべき事項5つ

  • 荷物輸送の契約方式
  • 作業内容の確認
  • オプションサービスの確認
  • キャンセル料の確認
  • 料金の確認

上記について詳しく解説をしていきます。

荷物輸送の契約方式

荷物輸送には「全積み契約」「積みきり契約」の2種類ありますが、全積み契約がおすすめです。

■全積み契約

依頼した荷物は全て運んでもらえる契約です。

もし、トラックに積み込めない荷物が発生しても業者が責任を持って対応してくれます。

■積みきり契約

トラックに積めるだけの荷物しか運ばない契約です。

全積み契約より見積り額は安くなることが多いですが、積め込めなかった荷物があった場合は追加料金が発生するか自身で別途運ぶ必要があり、結果的に割高になってしまう可能性があります。

荷物の少ない単身引越しの場合は検討しても良いですが、2人以上の場合は全積み契約にすることをおすすめします。

作業内容の確認

家具や家電の取り外し・取り付け、解体・組み立てなど引越し業者がどこまで行ってくれるかを確認しておきましょう。

業者やプランによって対応範囲は異なりますが、参考の対応範囲を下記にまとめました。

 荷物有料か無料か備考
大型家具無料ベッドなどの大型家具については引越し業者が梱包から組み立てまで対応してくれることが多いですが、見積書に記載のない場合、確認をしておきましょう。
照明無料基本的には引越し業者が取り付け・取り外しまで行ってくれます。
洗濯機一部有料設置までは行ってくれますが、給水ホースや排水ホースの接続については有料になることもあります。
テレビ一部有料アンテナ線やコンセントを挿すと行った作業は行ってくれますが、レコーダーとの接続に関しては有料の場合が多いです。
パソコン一部有料配置までは業者が行ってくれますが、モニターやプリンタ、ネット回線への配線、接続は有料となる場合が多いです。
エアコン有料取り付け・取り外しに関しては基本的に有料のオプション場合が多いです。
ウォシュレット有料取り付け・取り外しに関しては基本的に有料のオプション場合が多いです。

オプションサービスの確認

希望しているオプションサービスが記載されているか、また、依頼していない作業が記載されていないかを確認しましょう。

不用品の回収を依頼している場合は回収してもらう荷物も忘れずにチェックするようにしましょう。

キャンセル料の確認

キャンセル料は引越しの基本的に3日前までは発生しませんが念のため、確認をしておきましょう。

国交省では引越しのキャンセル料について標準引越運送約款「第二十一条 解約手数料又は延期手数料等)」にキャンセル料についてのルールを示しています。

2 前項の解約手数料又は延期手数料の額は、次の各号のとおりとします。

一 見積書に記載した受取日の前々日に解約又は受取日の延期の指図をした とき 見積運賃等(料金にあっては、積込み、取卸し、搬出、搬入、荷造 り及び開梱 こん に要するものに限る。次号及び第三号において同じ。)の二十 パーセント以内
二 見積書に記載した受取日の前日に解約又は受取日の延期の指図をしたと き 見積運賃等の三十パーセント以内
三 見積書に記載した受取日の当日に解約又は受取日の延期の指図をしたと き 見積運賃等の五十パーセント以内

引用:標準引越運送約款「第二十一条 解約手数料又は延期手数料等)」に記載

料金の確認

上記について確認ができたら最終的な金額を確認しましょう。追加料金が発生する場合なども確認しておけると良いです。

また、クレジットカードに対応している業者も増えてきているので支払いの方法とタイミングについても併せて確認しておきましょう。

6.値下げ交渉をしてさらにお得に引越しをしよう

引越しの見積りは値下げ交渉が可能です。

なので、これから紹介する交渉のノウハウを実践する事してさらにお得に引越ししましょう。

引越し見積りの取り方の流れ 交渉

6-1.交渉する上でのポイント

交渉の際に気をつけること4つにまとめました。

交渉をする上でのポイント4つ

  • 予算は伝えない
  • 判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える
  • 自分に選択権は無いことを伝える
  • いつまでに決めるかを伝える

上記について詳しく解説をしていきます。

予算は伝えない

予算を伝えると予算より安い金額にするのが難しくなってしまうので、伝えないようにしましょう。

判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える

特に大手の場合、値段以外の安心感などを交渉材料にして値段の交渉を避けてくる場合があるので、値段で判断する事を明確にして値下げをしやすくしましょう。

自分に選択権が無い事を伝える

自分以外の第三者に決定権がある事を伝える事で即決を求めてくる営業担当者を抑止できます。

また、断りの連絡を入れる際も自身に選択権がないと断りやすいです。

学生の場合は両親、社会人の場合は会社に決定権があるなどと伝えましょう。

いつまでに決めるかを伝える

期限をしっかりと伝えることで営業担当が即決を求めてくる事を抑止できますし、結果が早くわかるのでやる気を出してもらいやすいです。

あまり時間をおきすぎてもトラックの空き状況などが変わってしまうので、訪問見積りの翌日か翌々日ぐらいに決められると良いです。

もちろん、必ずその期日までに決めないといけないわけではないので、迷ったり不安な場合はじっくりと考えてから結論を出しても良いです。

6-2.具体的な交渉術

訪問見積りの具体的な交渉術について説明していきます。

1社目

1社目は比較する見積り額がないので「相見積りをとって一番安いところにお願いをします」と伝えておきましょう。

2社目以降

まず、前の業者の具体的な見積り額は伝えず、「想定以上に安くなった」などプレッシャーをかけてみましょう。

その上で提示してもらった金額が前の業者より高ければ前の業者の金額を伝え値下げしてもらいましょう。

前の業者よりも安ければ前の業者より安かったことは伝えずに、「検討します」とだけ伝えましょう。

最後の1社の見積りが出たら

上記の流れで最後の1社の見積り額が出たら最初の1社目に最後の1社の見積り額を提示し値下げ交渉を行いましょう。

2社目以降でまだ値下げ交渉をしていない業者があれば同じ手順でこれを繰り返し行います。

7.交渉を踏まえて業者を選ぼう

安さだけで業者を選んでしまうと、サービスの内容が悪く、のちのちトラブルになってしまう事もあります。

安心して引越しを任せることのできる業者なのかを選ぶ際ポイントをまとめました。

引越し見積りの取り方の流れ 業者の選定

7-1.業者を選ぶポイント

また、相見積りを取っていると、どの引越し業者がどういった内容であったか、混同してしまう事もあるので、表にまとめる事をおすすめします。

A社B社C社
到着時間時間通り30分遅刻1時間早い
営業の対応良い高圧的普通
保証内容別途保険あり標準引越運送約款のみ別途保険あり
作業員正社員2名アルバイト1名正社員1名アルバイト2名正社員2名
梱包資材ダンボール
ハンガーBOX
シューズラック
食器ケース
ダンボール
ハンガーラック
ダンボールのみ
靴下履き替えサービス有りなしなし
見積り額90,000円85,000円80,000円
最終決定

見積額以外にも下記の6点で比較をすればベストな引越し業者が選ぶ事ができます。

引越し業者を選ぶポイント6つ

  • 到着時間
  • 営業の対応
  • 保険の内容
  • 作業員の人数と構成
  • 梱包※資材の特徴
  • 靴下履き替えサービス

※梱包(こんぽう)・・・引越しの際に家具、家電を汚したり、壊さないよう保護する作業

上記について詳しく解説をしていきます。

到着時間

遅刻をしないのは当然ですが、予定時刻よりもあまりに早くにくる営業担当者も、前の見積りが早く終わって一日の仕事を早く終わらせたいといった理由なので、あまり良い営業担当者とは言えません。

営業の対応

他社と検討したいと話しているにも関わらず、しつこく営業をしてくる営業担当者は自分の営業成績が優先になっている可能性があるので、気をつけるようにしましょう。

保証内容

基本的に引越し業者は標準引越運送約款に基づいた保証を行なっていますが、それに加えて引越し業者の負担で保険に入っている場合もあります。

また、標準引越運送約款ではなく独自の約款を使用している業者もあるので、どういった保証内容なのか確認するようにしましょう。

作業員の人数と構成

人数だけでなく正社員とアルバイトの人数の構成も確認しておきましょう。

正社員人数が多く構成されている方が安心して作業を任せられます。

梱包資材の特徴

特にハンガーラックや食器ケース、ジューズラックなど個人では用意しずらい特別な梱包資材があるのでどのようなものをいくつ用意してくれるのか確信しましょう。

ダンボールも業者によって枚数が違ったり有料の場合もあります。

靴下履き替えサービス

特に雨の日畳の部屋がある引越しの場合は汚れを防止する事ができます。

7-2.業者決定後の注意点

業者決定後には下記の2点に気をつけましょう

業者決定後に気をつけるべき2点

  • 断りの連絡
  • 訪問後に荷物が増減したら連絡

断りの連絡

業者決定の際、断る業者に対しての断りの連絡はしなくても良いです。

ただ、成約の意思確認の連絡がくるのがわずらわしいという場合最後に料金を下げる交渉をしたい場合は連絡が必要です。

その場合は、メールでの連絡がおすすめです。

なぜなら、複数の業者に対してメールの内容を流用して使え、連絡するタイミングも気にする必要がないからです。

■断る理由

断る理由は会社や転居先の関係で「引越し自体がなくなってしまった」事にするとその後営業をかけられる事もなくなります。

訪問後に荷物が増減したら連絡

訪問後に処分する荷物が出てきたり、運んでもらいたい荷物が出てきたら正確な料金を算出してもらうために連絡を行いましょう。

まとめ

一番お得で簡単な見積りのやり方はお分かりいただけたでしょうか?

引越しの見積りは一括見積りサイトで複数社に訪問見積りを依頼することで最もお得で簡単に見積りをとることができます。

また、一括見積りサイトは「引越し侍」の「引越し予約サービス」であれば、自分の引越し条件に対応可能な引越し業者のトラックの空き状況なども加味した概算見積り額がわかるので、一番安くなる可能性の高い業者に見積りを依頼することができます。

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