チェックリストでわかる!引っ越し見積もりの流れを徹底解説

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引っ越しの見積もりをとりたいけれど、「見積もりをとる時の流れがわからない」「見積もりをとる際、何を確認すれば良いのかわからない」などと思っていませんか?

見積もりの際に確認する事項を把握していないと適正な価格の見積もりが出なかったり想定していた内容と違うサービスで対応されてしまうことがあります。

この記事では、長年引っ越し業界に携わってきた筆者が、引っ越し見積もりの流れ見積もりをとる際の交渉術を下記の流れで解説していきます。

  1. 見積もりの流れ
  2. 訪問当日までにやるべき事
  3. 単訪問当日の流れ
  4. 相見積もりは必ずとる
  5. 賢い相見積もりの取り方
  6. Q&A
  7. まとめ

この記事を読めば、引っ越し見積もりの流れがわかり、さらにお得に引っ越しができるようになるでしょう。

1.見積もりの流れ

引っ越し業者に引っ越し費用を算出してもらうには基本的に訪問見積もりが必要です。

訪問見積もりとは引っ越し業者に実際に現在の自宅に訪問してもらい家財の量や周辺の環境、引っ越しの条件などを確認してもらいながら見積もり額を算出してもらうサービスです。

訪問見積もりの流れは以下の通りです。

訪問見積もりの流れの図解

荷物が少量でコンテナを使った単身パックを使う場合は訪問を行わず電話だけで見積もり取れることもあります。

しかし、単身の引っ越しでも荷物が多かったりベッドなどの大型の荷物を運ぶような引っ越しは訪問見積もりが必要です。

2.訪問当日までにやるべき事

訪問見積もりの当日までやっておくべき事は4つです。

当日までにやるべき事4つ

  • 見積もり依頼をする
  • 部屋の片付けをする
  • 処分するもを判断する
  • 相場の確認をする

上記について順をおって説明していきましょう。

2-1.見積もりの依頼方法は2つ

一番最初にやるべきことは見積もりの依頼を行うことです。

見積もり依頼の方法は下記の2つあり、特定の引っ越し業者に依頼するのが決まっているかどうかで使い分けをしましょう。

見積もり依頼の2つ方法

  • 特定の引っ越し業者に決まっていない場合→引っ越し比較サイトを使う方法
  • 特定の引っ越し業者が決まっている場合→引っ越し業者に直接依頼する方法

特定の引っ越し業者に決まっていない場合

引っ越し比較サイトを使って問い合わせをするのがオススメです。

引っ越し比較サイトとはWEBで自分の引っ越しの情報を入力する事でめんどうな入力を何度も行わずに、複数社から一括で見積もりを取る事ができるサービスで引っ越しをする方の多くが利用しています。

引っ越し比較サイトはリクルート社の「SUUMO(スーモ)引越しを使うと電話登録が不要なのでわずらわしい営業電話なしで見積もりを取ることができます。

特定の引っ越し業者が決まっている場合

直接業者に依頼するのがオススメです。

なぜなら引っ越し比較サイトを使うと目当ての業者が見積もりの候補に上がってこない可能性があるからです。

引っ越し比較サイトの候補一覧の画像

引用:LIFULL引っ越し

2-2.事前に確認される事項

引っ越し比較サイトを使う場合も直接業者に依頼する場合も下記の5つの事項が必要になるので、事前に確認しておきましょう。

問い合わせた時に確認される5つの事

  • 現住所
  • 連絡先(メールアドレス・電話番号)
  • 引っ越し先の詳細(エレベーターの有無、何階建ての何階、道幅や搬入経路)
  • 引っ越しをする日
  • 運ぶ荷物の確認

2-3.見積もり依頼をするときの流れ

引っ越し比較サイトを使う場合はWEB、直接依頼する場合はWEBまたは電話で問い合わせが可能です。

WEBで業者に直接問い合わせする場合

WEBで業者に直接問い合わせする場合は下記のような流れになります。

WEBで業者に直接問い合わせする場合の流れの図解

電話で業者に直接問い合わせする場合

電話で必要事項を伝えその場で訪問見積もりの日程が決まります。

引っ越し比較サイトの場合

引っ越し比較サイトを使った場合は下記のような流れになります。

引っ越し比較サイトを使った場合の流れ

2-4.見積もり依頼をするときに気をつけること

複数の業者に訪問見積の依頼する場合は下記の2点に気をつけましょう。

複数の業者に訪問見積の依頼する場合に気をつけること2つ

  • 同じ時間に複数の業者の見積もりを同時にとるのは避ける
  • 訪問見積もりは同日に行い1時間づつずらす

同じ時間に複数の業者の訪問見積もりを行うのは避ける

同時の複数業者の見積もりは基本的にマナー違反のため見積もりを辞退されてしまう可能性があります。

オークションのように値引きをさせる為に、同時に見積もりを行っても業者に悪い印象を与えてしまっているので、上手く値引きができないケースが多いです。

どうしても時間の関係で同時に行わなければならない場合は事前に業者に伝えるようにしましょう。

訪問見積もりは同日に行い1時間づつずらす

訪問見積もりは同日にやった方が片付けなどの手間が省けるのでおすすめです。

また、訪問見積もりの所用時間は30分〜1時間なので1時間ずつずらして依頼するようにしましょう。

2-5.損しないための準備事項

訪問見積もりの当日までに以下の3つをしておくことで損する事なく引っ越しの見積もりを取る事ができます。

当日までにやっておくべき3つの事

  • 部屋の片付け
  • 処分する物の判断
  • 相場の確認

部屋の片付け

部屋が散らかっていると荷物が多い印象を与えてしまうため、余分に高く見積もられてしまう可能性があります。

どうしてもみられたくないものがある場合は、お風呂やトイレに避難させておきましょう。ただ、ダンボールに入らないものの場合は口頭で伝えておかないと当日積み込めない可能性があります。

処分する物の判断

事前に処分するものを判断しておくと無駄なものが見積もりの対象になりません。

実際に処分するのは引っ越し当日までに済ませておけばで問題ありません。

引っ越し業者のオプションサービスで不用品の回収を行なっている場合もあるので、処分する方法もある程度調べておくと当日引っ越し業者と交渉がしやすくなります。

主な不用品の処分方法

  • 引っ越し業者に依頼をする
  • 不用品回収業者に依頼をする
  • 自治体に依頼をする
  • リサイクルショップやネットオークションで不用品を売る
  • 友人に譲る

相場の確認

相場を把握しておく事で料金交渉がしやすくなります。

なぜなら、業者が1度目に提示するのは値下げの余地がある料金なので、値段交渉が必須です。

そのため、交渉の材料として把握しておきましょう。

■通常期の相場

引っ越しの相場は繁忙期と通常期で違います。

下記は通常期(5月~2月)の相場の参考表です。

単身荷物小単身荷物大2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
28,000円36,000円59,000円71,000円88,000円127,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
31,000円39,000円65,000円78,000円99,000円129,000円
~200km未満
(同一地方内)
39,000円52,000円78,000円92,000円118,000円168,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
49,000円66,000円113,000円134,000円139,000円189,000円
500km~
(長距離)
57,000円80,000円140,000円168,000円200,000円243,000円

■繁忙期の相場

繁忙期は通通常期の1.5~3倍の料金になります。

下記は繁忙期(3月,4月)の相場の参考表です。

単身荷物小単身荷物大2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
33,000円45,000円73,000円88,000円108,000円140,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
39,000円51,000円79,000円108,000円122,781円160,000円
~200km未満
(同一地方内)
49,000円66,000円104,000円141,000円162,000円184,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
54,000円84,000円134,000円188,000円225,000円329,000円
500km~
(長距離)
69,935円100,000円184,000円252,000円285,000円324,000円

3.訪問当日の流れ

訪問当日に特に気をつけるポイントは下記の4つです。

訪問当日に気をつけるポイント

  • 家の外の荷物も忘れないように見てもらう
  • 事前に申請が必要な荷物(動植物・骨董品や美術品・ピアノ)は必ず伝える
  • 見積書と引越運送約款※の内容は必ず確認する
  • 営業担当者との約束は全て書面にしてもらう

引越運送約款(ひっこしうんそうやっかん)とは・・・引越運送約款とは引っ越しをする際の決まりを記載しているものでキャンセル料や損害賠償などの契約に関する重要な事項が記載されています

3-1.当日の流れ

訪問見積もりの当日の流れは以下の通りです。

訪問見積もり当日の流れの図解

下記で当日の流れに沿って詳細の解説をしていきます。

3-2.挨拶

相見積もりを予定している場合は以下の2つを伝えるようにしましょう。

相見積もりをしている事を伝えるかどうかで提示してくる金額は変わってきます。

最初に伝えるべきこと2つ

  • 複数の業者に見積もりを依頼しているという事
  • 同日の行う複数業者が訪問する場合、次の業者がくる時間

3-3.荷物の量の確認

正確な量の荷物で見積もりを出してもらわないと当日荷物が乗りきらず割高な追加料金が発生してしまったり、大きすぎるトラックで無駄な料金を支払う可能性があります。

自分で運ぶ荷物や処分する荷物がある場合は見積もりに加算されないよう、この時に伝えましょう。

クローゼットや押入れの中も依頼者に了解を取った上で確認を行いますが、見られたくない場合は中の荷物を正確に伝えられるようにしておけば問題ありません。

また、家の中だけでなく、倉庫などの家の外にある荷物も忘れずに確認してもらいましょう。

3-4.引っ越しの内容を伝える

営業担当者に引っ越しの内容をヒアリングされるので、下記の6つを伝えましょう。

見積もり依頼の時に伝えている内容もありますが、間違いがないよう改めて確認されます。

訪問見積もり当日に伝える事6つ

  • 引越しの希望日時(日付とおおよその時間)
  • 引っ越し先の周辺状況(道幅や搬入経路)
  • エアコンの取り付け・取り外しの有無
  • 荷造り、荷解き作業の有無
  • 電気工事(洗濯機、テレビ配線など)の有無
  • 自動車やバイクなどの陸送の有無

また、下記3つを運ぶ場合は特殊な管理が必要になるため、引っ越し業者に必ず伝えるようにしましょう

下記の運送を依頼するには基本的に別途料金がかかりますが申請を忘れてしまっていた場合、業者にこれらの荷物の受け取りを拒否される可能性があります。

標準引越運送約款「第三章 荷物の引き受け」に記載

事前に申請が必要な荷物3つ

  • 動植物などの生き物
  • ピアノ
  • 美術品や骨董品

他にも業者によって害虫駆除やハウスクリーニングなどのオプションサービスがありますので確認をしてみましょう。

3-5.引っ越し当日の作業の説明

これまで伝えた内容をもとに、引っ越しのサービス内容に関する説明が業者からあります。

説明される内容

  • 引っ越し当日の作業内容
  • 引っ越し当日のスケジュール
  • 引越約款(ひっこしやっかん)、保険に関して
  • 自社の強み

国土交通省が定めている標準引越運送約款を使用している業者が多いのであらかじめ確認しておき、独自の約款を定めている業者については標準引越運送約款と違う点だけを説明してもらえば全て説明してもらう手間が省けます。

自社の強みに関しては細かい点に関しても違いがありますのでポイントをまとめました。

作業員の人数と構成人数だけでなく正社員とアルバイトの人数の構成も確認しておきましょう。
保険の内容業者によって対象となる条件や金額が違いますので確認しておきましょう。
梱包※資材特にハンガーラックや食器ケース、ジューズラックなど個人では用意しずらい特別な梱包資材があるので用意してくれるかを確認しましょう。

※梱包(こんぽう)・・・引っ越しの際に家具、家電を汚したり、壊さないよう保護する作業

3-6.見積書の作成

見積書は引っ越し当日の確認書でもあります、金額だけでなく他の重要な事項が記載されているので必ず確認を行うようにしましょう。

全部の内容をしっかり確認することが望ましいですが、特に注意するポイントを5つにまとめました。

見積書で確認するべき事項5つ

  • 荷物輸送の契約方式
  • 作業内容の確認
  • オプションサービスの確認
  • キャンセル料の確認
  • 料金の確認

上記について詳しく解説をしていきます。

荷物輸送の契約方式

荷物輸送には「全積み契約」「積みきり契約」の2種類ありますが、全積み契約がおすすめです。

■全積み契約

依頼した荷物は全て運んでもらえる契約です。

もし、トラックに積み込めない荷物が発生しても業者が責任を持って対応してくれます。

■積みきり契約

トラックに積めるだけの荷物しか運ばない契約です。

全積み契約より見積もり額は安くなることが多いですが、積め込めなかった荷物があった場合は追加料金が発生するか自身で別途運ぶ必要があり、結果的に割高になってしまう可能性があります。

荷物の少ない単身引っ越しの場合は検討しても良いですが、2人以上の場合は全積契約にすることをおすすめします。

作業内容の確認

家具や家電の取り外し・取り付け、解体・組み立てなど引っ越し業者がどこまで行ってくれるかを確認しておきましょう。

業者やプランによって対応範囲は異なりますが、参考の対応範囲を下記にまとめました。

 荷物有料か無料か備考
大型家具無料ベッドなどの大型家具については引っ越し業者が梱包から組み立てまで対応してくれることが多いですが、見積書に記載のない場合、確認をしておきましょう。
照明無料基本的には引っ越し業者が取り付け・取り外しまで行ってくれます。
洗濯機一部有料設置までは行ってくれますが、給水ホースや排水ホースの接続については有料になることもあります。
テレビ一部有料アンテナ線やコンセントを挿すと行った作業は行ってくれますが、レコーダーとの接続に関しては有料の場合が多いです。
パソコン一部有料配置までは業者が行ってくれますが、モニターやプリンタ、ネット回線への配線、接続は有料となる場合が多いです。
エアコン有料取り付け・取り外しに関しては基本的に有料のオプション場合が多いです。
ウォシュレット有料取り付け・取り外しに関しては基本的に有料のオプション場合が多いです。

オプションサービスの確認

希望しているオプションサービスが記載されているか、また、依頼していない作業が記載されていないかを確認しましょう。

不用品の回収を依頼している場合は回収してもらう荷物も忘れずにチェックするようにしましょう。

キャンセル料の確認

キャンセル料は引っ越しの3日前までは発生しませんが念の為、確認をしておきましょう。

下記に標準引越運送約款に記載されているキャンセル料をまとめましたので参考にしてください。

引っ越しの3日前まで無料
引っ越しの2日前まで運賃及び料金の20%以内
引っ越し前日まで運賃及び料金の30%以内
引っ越し当日運賃及び料金の50%以内

標準引越運送約款「第二十一条 解約手数料又は延期手数料等)」に記載

料金の確認

上記について確認ができたら最終的な金額を確認しましょう。追加料金が発生する場合なども確認しておけると良いです。

また、クレジットカードに対応している業者も増えてきているので支払いの方法とタイミングについても併せて確認しておきましょう。

3-7.訪問見積もりで気をつけるべき点

訪問見積もりの際に気をつける点を3つにまとめました。

訪問見積もりで気をつけるべき点4つ

  • 営業マンとの口約束は危険
  • 無料のダンボールは契約後にもらう
  • 訪問後に荷物が増減したら連絡

営業マンとの口約束は危険

営業マンとの約束は見積書などの書面に記載してもらうようにしましょう。

引っ越し当日は営業マンは同行しないので口で了承を得ていても書面に残っていないと当日作業員とトラブルになる可能性があります。

無料のダンボールは契約後にもらう

多くの業者は訪問見積もりの際に無料のダンボールを置いていってくれますが、契約しなかった場合、返送料を支払うことになるため契約が決まってからもらうようにしましょう。

訪問後に荷物が増減したら連絡

訪問後に処分する荷物が出てきたり、運んでもらいたい荷物が出てきたら正確な料金を算出してもらうために連絡を行いましょう。

4.相見積もりは必ずとる

引っ越し業者を選ぶ際は必ず相見積もりをとって比較するようにしましょう。

なぜかというと引っ越しの金額は荷物の量や移動距離だけでなく、業者のトラックの空き状況や周辺の道路状況など様々な状況を加味した上で算出され定額の料金ではないからです。

そのため、同じ条件でも業者によって料金に差がててくるのです。

実は消費者庁が管轄している国民生活センターでも下記のように呼びかけています。

見積りは複数の事業者に依頼し、価格だけでなくサービス内容も十分に検討すること

引用:国民生活センター

5.賢い相見積もりの取り方

まず大切なのは訪問見積もりのその場で業者を決定しないことです。

業者は「即決してくれれば安くします」と交渉してきますが全ての見積もりが出揃った上でさらに料金をする事が可能だからです。

5-1.何社から相見積もりを取れば良いか

3~4社から取るのがおすすめです。

5社以上から見積もりを取ると当日の対応だけでなくその後の交渉や断りの連絡が大変になってしまいます。

5-2.どんな業者を選べばよいか

大手業者と中小業者の両者から取るのがおすすめです。

大手の方がサービスへの安心感はありますが、中小の業者は知名度で大手の業者に劣る分、安い値段で引き受けてくれることがあるからです。

このように特徴の違う大手と中小の両者から見積もりをとった方が安い見積もりがでる可能性があります。

5-3.交渉をする上でのポイント

下記の5つを踏まえた上で交渉を行いましょう。

交渉をする上でのポイント5つ

  • 予算は伝えない
  • 判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える
  • 自分に選択権は無いことを伝える
  • いつまでに消えるかを伝える
  • 値下げ交渉は基本1回

上記について詳しく解説をしていきます。

予算は伝えない

予算を伝えると予算より安い金額にするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。

判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える

特に大手の場合、値段以外の安心感などを交渉材料にして値段の交渉を避けてくる場合があるので、値段で判断する事を明確にして値下げをしやすくしましょう。

自分に選択権が無い事を伝える

自分以外の第三者に決定権がある事を伝える事で即決を求めてくる営業担当者を抑止できます。

また、断りの連絡を入れる際も自身に選択権がないと断りやすいです。

学生の場合は両親、社会人の場合は会社に決定権があるなどと伝えましょう。

いつまでに決めるかを伝える

営業担当者も期限をしっかりと伝えることで即決を求めてくる事を抑止できますし、営業担当者も結果が早くわかるのでやる気を出してもらいやすいです。

あまり時間をおきすぎてもトラックの空き状況などが変わってしまうので、訪問見積もりの翌日か翌々日ぐらいに決められると良いです。

もちろん、必ずその期日までに決めないといけないわけではないので、迷ったり不安な場合はじっくりと考えてから結論を出しても良いです。

値下げ交渉は基本1回

値下げ交渉は1社につき1回が望ましいです。

2回以上してしまうと、営業担当者にエンドレスに値下げ交渉をされるのではないかという印象や「面倒な客」という印象を与えてしまいます。

ただし、最終決定の時は「この金額より安かったら御社にする」や「この金額だったら御社にする」と言えば値段交渉がエンドレスに続くという印象もたれないので2回目の値下げ交渉を行っても問題ありません。

特に3〜4月の繁忙期に交渉をしすぎると逆に断られてしまう可能性もあるので注意しましょう。

5-4.具体的な交渉術

訪問見積もり具体的な交渉術です。

1社目

1社目は比較する見積もり額がないので「相見積もりをとって一番安いところにお願いをします」と伝えておきましょう。

2社目以降

まず、前の業者の具体的な見積もり額は伝えず、「想定以上に安くなった」などプレッシャーをかけてみましょう。

その上で提示してもらった金額が前の業者より高ければ前の業者の金額を伝え値下げしてもらいましょう。

前の業者よりも安ければ前の業者より安かったことは伝えずに、「検討します」とだけ伝えましょう。

最後の1社の見積もりが出たら

上記の流れで最後の1社の見積もり額が出たら最初の1社目に最後の1社の見積もり額を提示し値下げ交渉を行いましょう。

2社目以降でまだ値下げ交渉をしていない業者があれば同じ手順でこれを繰り返し行います。

5-5.断りの連絡を忘れない

断る際のポイントはこちらから代表電話に連絡する事です。

こちらから連絡をしないと営業担当者から連絡がくるので、断る理由などをしつこく聞かれる可能性があります。

その点、代表電話は営業担当者ではなく事務の方の場合が多いので断りの連絡をしても事務的に対応してくれます。

断る場合は

6.Q&A

見積もりにあたり気になるであろう点をまとめました。

Q.お茶出しのタイミングは?

A.営業マンが見積書を作成している時がベストです。

ぺットボトルのお茶ですと、その場で飲まずに持ち帰ることもできるのでオススメです。

また、お茶菓子は気を遣わせてしまうので不要です。

Q.女性の営業担当者に対応してもらうことはできる?

A.Sgムービング社のレディースムービングというサービスを使いましょう。

見積もり担当者も女性に指定する事ができます。

他の業者でもレディースプランを扱っている業者はありますが、見積もり担当者については指定できないことがあるので事前に確認してみましょう。

Q.見積もりは無料?

A.基本的に無料です。

前述した標準引越運送約款に「見積料金は請求しない」という内容が書かれているからので、ほとんどの見積もりの費用は発生しません。

独自の約款を定めている業者がありますが、そういった業者は避けた方が無難です。

7.まとめ

引っ越しの見積もりをとるまでの流れはお分かりいただけたでしょうか?

事前に流れや確認事項を整理してスムーズにそして有利に交渉を進めるようにしましょう。

見積もりをとる上で気をつけるポイント6つを下記にまとめました。

見積もりをとる上で気をつけるポイント6つ

  • 訪問見積もり前に片付けをしておく
  • 家の外の荷物も忘れないように見てもらう
  • 事前に申請が必要な荷物(動植物・骨董品や美術品・ピアノ)は必ず伝える
  • 見積書と引越運送約款(ひっこしうんそうやっかん)の内容は必ず確認する
  • 営業担当者との約束は全て書面にしてもらう
  • 3〜4社から相見積もりをとる

値下げ交渉の際に気をつけるポイント5つを下記まとめました。

交渉をする上でのポイント5つ

  • 予算は伝えない
  • 判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える
  • 自分に選択権は無いことを伝える
  • 最終決定の期限を伝える
  • 値下げ交渉は2回まで

この記事を読んでいただいた方がよりお得に引っ越しができることを願っています。

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