引越しの見積り所要時間はどのぐらい?見積りを効率良く行うための全知識

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引越しの見積りを取ろうと思っているけれど、「見積りの所用時間はどのぐらい?」「訪問見積りは何時まで対応してもらえるの?」と思っていませんか?

引越しの見積りの所用時間は荷物量や間取りによって変わってきますが、事前の準備や確認される事項をあらかじめ検討しておくことで効率良く見積りが行えるようになります。

この記事では引越し業界に長年携わってきた筆者が引越しの見積りを効率良く行うためのコツと訪問見積りを夜間に対応してもらいたい場合の伝え方を下記の項目に沿って解説していきます。

  1. 引越しの見積りの所用時間
  2. 訪問見積りに対応してもらえる時間帯
  3. 訪問見積り当日の流れと所用時間
  4. 訪問見積り当日の注意点
  5. 訪問見積りをスムーズにするために準備しておくこと
  6. しつこい営業マンに帰ってもらうコツ
  7. 引越し料金を下げるコツ
  8. 業者の選びのポイント

この記事を読めば、訪問見積り当日に迷うことなく効率よく訪問見積りが行えるようになるでしょう。

1.引越しの見積りの所用時間

引越しの訪問見積りは20分~40分であることが多いです。

長くても1時間程度なので、訪問見積りで相見積りをとる際は基本的に各業者の間隔を1時間程度開けておけば問題ありません。

ただ、4K以上の間取り倉庫がある場合は1時間以上かかることもあるので、訪問見積りの予約時に業者に大まかな予想時間を確認しておきましょう。

1-1.家族引越しの訪問見積り所要時間

家族引越しの場合、引越しの条件の差が大きいため、訪問見積りの所用時間についても10分〜60分と差が出やすいです。

今回は部屋の間取りにごとに、私が営業で訪問する際に予想するおおよその訪問見積りの所用時間を一覧にしたので、参考にしてみてください。

間取り所用時間
1Rの場合5~20分程度
1K、1DK、1LDKの場合5~30分程度
2K、2DK、2LDK10~40分程度
3K、3DK、3LDK10~40分程度
4K以上20~60分程度

1-2.単身引越しの訪問見積り所用時間

単身引越しの訪問見積りの所用時間は5分から20分程度のことがほとんどです。

長くても40分程度と想定しておけば問題ありません。

1-3.電話見積りの場合の所用時間

電話見積りの場合は5分〜20分程度であることが多いです。

電話見積りの際が下記の5つの事項が聞かれるのであらかじめ確認しておくと時間がかかりません。

電話見積りで確認される事項

  • 現住所
  • 連絡先(メールアドレス・電話番号)
  • 引越し先の詳細(エレベーターの有無・何階建ての何階・道幅や搬入経路)
  • 引越しをする日
  • 運ぶ荷物の確認

2.訪問見積りに対応してもらえる時間帯

引越しの訪問見積りの可能な時間は業者によって変わってくるので、訪問見積りの予約の際に確認をしておきましょう。

この章では、大手引越し業者の訪問見積り対応時間夜間に見積りをとりたい場合の方法を解説していきます。

2-1.大手引越し業者の訪問見積り対応時間

大手引越し業者の訪問見積りの対応時間にをまとめました。

業者名対応時間
サカイ引越センター8時~18時
アリさんマークの引越社7時~20時
アート引越センター8時~19時
日本通運8時~20時

2-2.夜間に見積りが取れる場合も

営業マンによっては営業時間外でも対応してもらえる場合もあるので確認してみましょう。

ただし、3月中旬から4月上旬の引越しの繁忙期の場合は、営業時間外に対応しなくても多くの依頼がくるので、対応してもらえないことが多いです。

依頼方法

依頼方法は「引越し侍」などの一括見積りサイトを使い要望欄に下記の文言を記載する事で希望の時間帯に対応できる業者からのみ連絡をとる事ができます。

■要望事項

なかなか日中にご訪問いただく時間が取れないため、大変不躾なお願いではございますが、訪問見積りを20時以降にご対応いただきたいです。

また、大変恐縮ではございますが、20時以降のご対応が難しい場合の見積りのご連絡は不要でございます。

何卒よろしくお願いいたします。

なお、一括見積りサイトの要望欄は荷物の入力画面の下にあることが多いです。

一括見積りサイトの要望欄の紹介

引用:引越し侍

3.訪問見積り当日の流れと所用時間

訪問見積りの当日は20分~40分で下記の内容をおこなっていきます。

各工程の目安の時間も紹介していきます。

訪問見積り当日の流れと所要時間の図

3-1.挨拶

挨拶にほとんど時間はかからず、所要時間は2,3分程度になります。

相見積りを予定している場合は相見積りをしている旨を伝えるようにしましょう。

相見積りをしている事を伝えるかどうかで提示してくる金額が変わってきます。

3-2.荷物量の確認

もっとも所用時間の差が生まれやすいのが荷物量の確認の工程です。

1Rであれば5分もかかりませんが、2K以上や倉庫などがある場合は20分以上かかる場合もあります。

荷物量の確認の際は、正確な量の荷物で見積りを出してもらわないと当日荷物が乗りきらず割高な追加料金が発生してしまったり、大きすぎるトラックで無駄な料金を支払う可能性があります。

自分で運ぶ荷物や処分する荷物がある場合は見積りに加算されないよう、この時に伝えましょう。

見積りの際はどこまで確認されるの?

クローゼットや押入れの中も依頼者に了解を取った上で確認を行いますが、見られたくない場合は中の荷物を正確に伝えられるようにしておけば問題ありません。

また、家の中だけでなく、倉庫などの家の外にある荷物も忘れずに確認してもらいましょう。

3-3.引越し内容を伝える

営業担当者に引越しの内容を下記の6つの内容がヒアリングされます。所用時間は5分~10分でしょう。

見積り依頼の時に伝えている内容もありますが、間違いがないよう改めて確認されます。

訪問見積り当日に伝える事6つ

  • 引越しの希望日時(日付とおおよその時間)
  • 引越し先の周辺状況(道幅や搬入経路)
  • エアコンの取り付け・取り外しの有無
  • 荷造り、荷解き作業の有無
  • 電気工事(洗濯機・テレビ配線など)の有無
  • 自動車やバイクなどの陸送の有無

また、下記3つを運ぶ場合は特殊な管理が必要になるため、引越し業者に必ず伝えるようにしましょう

事前に申請が必要な荷物3つ

  • 動植物などの生き物
  • ピアノ
  • 美術品や骨董品

下記の運送を依頼するには基本的に別途料金がかかりますが申請を忘れてしまっていた場合、業者にこれらの荷物の受け取りを拒否される可能性があります。

標準引越運送約款「第三章 荷物の引き受け」に記載

他にも業者によって害虫駆除やハウスクリーニングなどのオプションサービスがあります「5-3.依頼するオプションを把握しておく」で主なオプション内容を紹介しています。

3-4.サービス・契約内容の説明

これまで伝えた内容をもとに、引越しのサービス内容に関する説明が業者からあります。所用時間は5分~10分になります。

説明される内容

  • 引越し当日の作業内容
  • 引越し当日のスケジュール
  • 引越運送約款、保険に関して
  • 自社の強み

契約内容については最も一般的な「標準引越運送約款※」を使用している業者が多いのであらかじめ確認しておき、独自の約款を定めている業者については標準引越運送約款と違う点だけを説明してもらえば全て説明してもらう手間が省けます。

※標準引越運送約款とは国土交通省より告示された、引越し会社と消費者間のトラブルを未然に防ぐことを目的としてつくられたルール。

3-5.見積書の確認

見積書は引越し当日の確認書でもあります。金額だけでなく他の重要な事項が記載されているので必ず確認を行うようにしましょう。

所用時間は見積り書の作成と確認で5~10分程度になります。

全部の内容をしっかり確認することが望ましいですが、特に注意するポイントを5つにまとめました。

見積書で確認するべき事項5つ

  • 荷物輸送の契約方式
  • 作業内容の確認
  • オプションサービスの確認
  • キャンセル料の確認
  • 料金の確認

上記について詳しく解説をしていきます。

荷物輸送の契約方式

荷物輸送には「全積み契約」「積みきり契約」の2種類ありますが、全積み契約がおすすめです。

■全積み契約

依頼した荷物は全て運んでもらえる契約です。

もし、トラックに積み込めない荷物が発生しても業者が責任を持って対応してくれます。

■積みきり契約

トラックに積めるだけの荷物しか運ばない契約です。

全積み契約より見積り額は安くなることが多いですが、積め込めなかった荷物があった場合は追加料金が発生するか自身で別途運ぶ必要があり、結果的に割高になってしまう可能性があります。

荷物の少ない単身引越しの場合は検討しても良いですが、2人以上の場合は全積み契約にすることをおすすめします。

作業内容の確認

家具や家電の取り外し・取り付け、解体・組み立てなど引越し業者がどこまで行ってくれるかを確認しておきましょう。

業者やプランによって対応範囲は異なりますが、参考の対応範囲を下記にまとめました。

 荷物有料か無料か備考
大型家具無料ベッドなどの大型家具については引越し業者が梱包から組み立てまで対応してくれることが多いですが、見積書に記載のない場合、確認をしておきましょう。
照明無料基本的には引越し業者が取り付け・取り外しまで行ってくれます。
洗濯機一部有料設置までは行ってくれますが、給水ホースや排水ホースの接続については有料になることもあります。
テレビ一部有料アンテナ線やコンセントを挿すと行った作業は行ってくれますが、レコーダーとの接続に関しては有料の場合が多いです。
パソコン一部有料配置までは業者が行ってくれますが、モニターやプリンタ、ネット回線への配線、接続は有料となる場合が多いです。
エアコン有料取り付け・取り外しに関しては基本的に有料のオプション場合が多いです。
ウォシュレット有料取り付け・取り外しに関しては基本的に有料のオプション場合が多いです。

オプションサービスの確認

希望しているオプションサービスが記載されているか、また、依頼していない作業が記載されていないかを確認しましょう。

不用品の回収を依頼している場合は回収してもらう荷物も忘れずにチェックするようにしましょう。

キャンセル料の確認

キャンセル料は引越しの基本的に3日前までは発生しませんが念のため、確認をしておきましょう。

下記に標準引越運送約款に記載されているキャンセル料をまとめましたので参考にしてください。

引越しの3日前まで無料
引越しの2日前まで運賃及び料金の20%以内
引越し前日まで運賃及び料金の30%以内
引越し当日運賃及び料金の50%以内

標準引越運送約款「第二十一条 解約手数料又は延期手数料等)」に記載

料金の確認

上記について確認ができたら最終的な金額を確認しましょう。追加料金が発生する場合なども確認しておけると良いです。

また、クレジットカードに対応している業者も増えてきているので支払いの方法とタイミングについても併せて確認しておきましょう。

4.訪問見積り当日の注意点

訪問見積りの際は下記の3つを気をつけるようにしましょう。

訪問見積り当日の3つの注意点

  • 営業マンとの口約束は危険
  • 無料のダンボールは契約後にもらう
  • 即決のフレーズには注意

4-1.営業マンとの口約束は危険

営業マンとの約束は見積書などの書面に記載してもらうようにしましょう。

引越し当日は営業マンは同行しないので口で了承を得ていても書面に残っていないと当日、作業員とトラブルになる可能性があります。

4-2.無料のダンボールは契約後にもらう

多くの業者は訪問見積りの際に無料のダンボールを置いていってくれますが、契約しなかった場合、返送料を支払うことになるため契約が決まってからもらうようにしましょう。

4-3.即決のフレーズには注意

引越しの見積り時は「今決めてくれたら○○円にします。」といった即決を提示されるケースが多いですが、そういった営業マンの口車にのってはいけません

強引に即決させようとするのは他の引越し業者と比較された際に、他社の方が安い金額を提示してくるかもしれないという不安の現れだからです。

相見積りをとる際は見積り依頼をした全ての業者の見積りが出揃ってから決める事をおすすめします。

5.訪問見積りをスムーズにするために準備しておくこと

訪問見積りではあらかじめ下記のことをしておくと、時間もかからず、さらに見積り額を安くすることができます。

訪問見積りをスムーズにするために準備しておくこと

  • 部屋を片付けておく
  • 引越しの予算を決めておく
  • 依頼するオプションを把握しておく

5-1.部屋を片付けておく

部屋が汚いと荷物の確認にっも時間がかかり、また荷物が多いように見えるので見積りが額で損をしてしまう可能性もあります。

この時、もっとも重要なことは「要るもの」「要らないもの」に仕分けを行うことです。

訪問見積りの際は、最低限、床に物が散乱していなければ問題ないので、仕分けを行う事で収納するスペースも生まれます。

部屋の片付けを行う際のコツは下記の通りです。

部屋を片付けるコツ

  • 大きいものから仕分けしていく
  • 仕分けの基準を作る
  • 収納できない場合はまとめる
  • 荷造りは訪問見積りが終わってからする

大きいものから仕分けをしていく

仕分け作業は金額に影響の出やすい大きなものから判断をしていき、小物についてては後回しで問題ないです。

なぜなら、引越しの見積りではベッドや冷蔵庫など大型の家具や家電を運ぶか運ばないかによって、見積り額が大きく変わってくるからです。

処分するものについては、引越し当日までに処分しておけばで問題ありませんが、引越し業者に処分を依頼をすることも可能なので、その場合は訪問見積り前に判断しておきましょう。

不用品を処分する7つの方法

  • ネットオークションやフリマアプリで売る
  • リサイクルショップで売る
  • 知人に譲る
  • 粗大ゴミに出す
  • 家電リサイクルに法に従ってだす
  • 引越し業者に依頼をする
  • 不要品回収業者に依頼する

処分する際の手間」と「費用」の2つの観点から各処分方法を分布図にしたので参考にしてみてください。

不用品処分方法の解説分布図

手間をかけても収入を得たい場合は、「メルカリ」などのフリマアプリ、とにかく楽したい場合は引越し業者に処分の相談をしましょう。

仕分けの基準を作る

仕分けをする際はある程度の基準を設けると効率的に作業ができます。

仕分けの基準の参考例を下記にまとめました。

仕分けの基準の参考例

  • 1年使わなかったものは捨てる
  • 同じ用途の服があったら1着にする
  • ショップの袋や付録など欲しくて買ったものに付属していたものは捨てる

収納できない場合はまとめる

不用品の選別を行なっても、収納ができず、床にものがある場合は、床のままでよいので「要るもの」「要らないもの」をまとめておきましょう。

それをおこなっておくだけで、営業マンの印象は変わります。

また、見られたくないものがある場合は、トイレやお風呂に避難をさせておきましょう。

ただし、避難させたものがダンボールに入りきらない大きさや量の場合は、口頭で伝えるようにしましょう。

荷造りは訪問見積りが終わってからする

正式依頼の後に引越し業者からサービスでもらえるダンボール、ハンガーボックスやシューズラックなど梱包資材を使いながら荷造りをした方が楽に荷造りができます。

5-2.引越しの予算を決めておく

相場を把握しあらかじめ予算の検討をつけておくことで料金交渉がスムーズになります。

引越しの相場は繁忙期(3月,4月)と通常期(5月~2月)で変わってくるので、あらかじめ確認しておきましょう。

通常期の相場

下記は通常期(5月~2月)の相場の参考表です。

単身荷物小単身荷物大2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
28,000円36,000円59,000円71,000円88,000円127,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
31,000円39,000円65,000円78,000円99,000円129,000円
~200km未満
(同一地方内)
39,000円52,000円78,000円92,000円118,000円168,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
49,000円66,000円113,000円134,000円139,000円189,000円
500km~
(長距離)
57,000円80,000円140,000円168,000円200,000円243,000円

繁忙期の相場

繁忙期は通通常期の1.5~3倍の料金になります。

下記は繁忙期(3月,4月)の相場の参考表です。

単身荷物小単身荷物大2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
33,000円45,000円73,000円88,000円108,000円140,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
39,000円51,000円79,000円108,000円122,781円160,000円
~200km未満
(同一地方内)
49,000円66,000円104,000円141,000円162,000円184,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
54,000円84,000円134,000円188,000円225,000円329,000円
500km~
(長距離)
69,935円100,000円184,000円252,000円285,000円324,000円

5-3.依頼するオプションを把握しておく

引越し業者では、引越しの際に便利なオプションサービスを用意しています。

また、荷物によってはオプションサービスの範囲で運ぶ必要があるものもあるので注意しましょう。

オプション作業

  • 荷造り・荷ほどきサービス
  • エアコンの移設工事
  • 洗濯機やテレビの配線作業
  • 車・バイクの輸送
  • 害虫駆除
  • ハウスクリーニング
  • 盗聴器発見サービス
  • 荷物の一時保管

6.しつこい営業マンに帰ってもらうコツ

しつこい営業マンが訪問してきた時に長居されるのが不安という方は下記の3つを伝えるようにしましょう。

訪問当日の断り方のポイント

  • 事前の後の予定がある事を伝えておく
  • いつまでに決めるかを伝える
  • 自分に権限がない事を伝えておく

6-1.事前にあとの予定がある事を伝えておく

「後の予定があるので、○時までには終わらせてほしい」と伝えておくようにしましょう。

そうすれば、予定の時間になった時に「すみません、後の予定があるので一旦、検討させていただきます」と言えば、営業マンも帰らざるをえなくなります。

6-2.いつまでに決めるかを伝える

営業担当者に期限をしっかりと伝えることで即決を求めてくる事を抑止できますし、営業担当者も結果が早くわかるのでやる気を出してもらいやすいです。

あまり時間をおきすぎてもトラックの空き状況などが変わってしまうので、訪問見積りの翌日か翌々日ぐらいに決められると良いです。

もちろん、必ずその期日までに決めないといけないわけではないので、迷ったり不安な場合はじっくりと考えてから結論を出しても良いです。

6-3.自分に権限がない事を伝えておく

「会社に相見積りを取るように言われているので、最終決定は本日はできません」と伝えておきましょう。

あらかじめ、自分以外の第三者に決定権がある事を伝える事で、即決を求めてくる営業担当者を抑止できます。

学生の場合は親、社会人の場合は夫や自分の会社を第三者にすると良いでしょう。

7.引越し料金を下げるコツ

訪問見積りをスムーズ行うだけでなく、見積額を下げたいと思っている方へ、見積額を下げるためのコツを解説していきます。

7-1.相見積りは必ず行う

引越しの料金は荷物の量や引越しをする日だけでなく、業者のトラックの空き状況なども関係するため、業者によって見積り額に大きく差が出る事があるからです。

また、引越し日が一日ずれるだけこれまで見積額が一番安かった業者が逆に一番高くなってしまったという事も珍しくありません。

このように、いつでも「この業者が一番安くなる」という事はないため、複数の業者を比較し検討することが大切になります。

実は消費者庁が管轄している国民生活センターでも下記のように呼びかけています。

見積りは複数の事業者に依頼し、価格だけでなくサービス内容も十分に検討すること

引用:国民生活センター

また、相見積りを取ることで他社の見積り額を料金交渉の材料にする事もできます

7-2.概算見積り額のわかる一括見積りサイトで業者を選ぶ

まず、見積りをとる引越し業者を選ぶ際は概算見積り額のわかる一括見積りサイトを使って、概算見積りの安い業者に見積りを依頼するのがおすすめです。

概算見積り額がわかる一括見積りサイトは「引越し侍」です。

引越し侍の公式ページ

引用:引越し侍

引越し侍」は引越し見積りの依頼件数が累計3000万件以上を誇り、引越し比較サイトの中でもトップクラスの依頼件数を誇る引越し比較サイトです。

運営会社株式会社エイチーム
運営会社の株式上場東証一部上場
提携業者数280社以上
サービス開始2010年〜
対応エリア全国
見積り依頼件数3110万件

引越し侍の特徴

安さを重視するのであれば引越し侍がおすすめです。

引越し侍の特徴は概算見積りがわかった上で複数社に見積り依頼が可能なので、安くなりやすそうな業者に絞って見積り比較、料金交渉ができます。

概算見積額のわかるサイトの説明の図

概算見積りがわからないサイトは、何を基準に選べば良いのかがわかりづらいです。

引越し侍の利用者の口コミ

口コミ・評判

女性(37歳)
前の引越しの時に安かった引越し業者にまた依頼するしたところ15万と言われた見積りが、引越し侍で見つけたの業者だと6万円だったのでビックリしました。

引越し侍を使う上での注意点

引越し侍は、見積もりのパターンが複数あり、それぞれどんな形で見積もりが取れるかが異なります。

上記のように、複数業者の概算額を出した上で、安い業者に絞って見積もり依頼ができるのは「Web見積もり」だけですので、間違えないようにしましょう

引越し侍の公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

7-3.交渉のポイント

引越しの金額は相見積りをとって交渉する事で安くすることができます。

交渉のテクニック3つ

  • 予算は伝えない
  • 判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える
  • 値下げ交渉は基本1回

上記について詳しく解説をしていきます。

予算は伝えない

予算を伝えると予算より安い金額にするのが難しくなってしまうので、伝えないようにしましょう。

判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える

特に大手の場合、値段以外の安心感などを交渉材料にして値段の交渉を避けてくる場合があるので、値段で判断する事を明確にして値下げをしやすくしましょう。

値下げ交渉は基本1回

値下げ交渉は1社につき1回が望ましいです。

2回以上してしまうと、営業担当者に「エンドレスに値下げ交渉をされるのではないか」「面倒な客ではないか」という印象を与えてしまいます。

ただし、最終決定の時は「この金額より安かったら御社にする」「この金額だったら御社にする」と言えば値段交渉がエンドレスに続くという印象もたれないので2回目の値下げ交渉を行っても問題ありません。

特に3〜4月の繁忙期に交渉をしすぎると逆に断られてしまう可能性もあるので注意しましょう。

7-4.交渉術

上記のポイントを踏まえた上での、具体的な交渉術について解説していきます。

1社目

1社目は比較する見積り額がないので「相見積りをとって一番安いところにお願いをします」と伝えておきましょう。

2社目以降

まず、前の業者の具体的な見積り額は伝えず、「想定以上に安くなった」などプレッシャーをかけてみましょう。

その上で提示してもらった金額が前の業者より高ければ前の業者の金額を伝え値下げしてもらいましょう。

前の業者よりも安ければ前の業者より安かったことは伝えずに、「検討します」とだけ伝えましょう。

最後の1社の見積りが出たら

上記の流れで最後の1社の見積り額が出たら最初の1社目に最後の1社の見積り額を提示し値下げ交渉を行いましょう。

2社目以降でまだ値下げ交渉をしていない業者があれば同じ手順でこれを繰り返し行います。

8.業者の選びのポイント

金額以外にも各引越し業者でサービスの内容に特徴があるので、金額以外で確認しておいた方がよいポイントをまとめました。

引越し業者を選ぶポイント6つ

  • 到着時間
  • 営業の対応
  • 保険の内容
  • 作業員の人数と構成
  • 梱包※資材の特徴
  • 靴下履き替えサービス

※梱包(こんぽう)・・・引越しの際に家具、家電を汚したり、壊さないよう保護する作業

また、相見積りを取っていると、どの引越し業者がどういった内容であったか混同してしまう事もあるので、表にまとめる事をおすすめします。

A社B社C社
到着時間時間通り30分遅刻1時間早い
営業の対応良い高圧的普通
保証内容別途保険あり標準引越運送約款のみ別途保険あり
作業員正社員2名アルバイト1名正社員1名アルバイト2名正社員2名
梱包資材ダンボール
ハンガーBOX
シューズラック
食器ケース
ダンボール
ハンガーラック
ダンボールのみ
靴下履き替えサービス有りなしなし
見積り額90,000円85,000円80,000円
最終決定

各ポイントについてに詳しく解説をしていきます。

到着時間

訪問見積りの場合は、到着時間も大切です。

遅刻をしないのは当然ですが、予定時刻よりもあまりに早くにくる営業担当者も、前の見積りが早く終わって一日の仕事を早く終わらせたいといった理由なので、あまり良い営業担当者とは言えません。

営業の対応

他社と検討したいと話しているにも関わらず、しつこく営業をしてくる営業担当者は自分の営業成績が優先になっている可能性があるので、気をつけるようにしましょう。

保証内容

基本的に引越し業者は標準引越運送約款という国土交通省より告示されているルールに基づいた保証を行なっていますが、それに加えて引越し業者の負担で保険に入っている場合もあります。

また、標準引越運送約款ではなく独自の約款を使用している業者もあるので、どういった保証内容なのか確認するようにしましょう。

作業員の人数と構成

人数だけでなく正社員とアルバイトの人数の構成も確認しておきましょう。

正社員人数が多く構成されている方が安心して作業を任せられます。

梱包資材の特徴

特にハンガーラックや食器ケース、ジューズラックなど個人では用意しずらい特別な梱包資材があるのでどのようなものをいくつ用意してくれるのか確信しましょう。

ダンボールも業者によって枚数が違ったり有料の場合もあります。

靴下履き替えサービス

特に雨の日畳の部屋がある引越しの場合は汚れを防止する事ができます。

まとめ

引越し見積りの所用時間と訪問見積りを効率よく行うためのコツがお分かりいただけたでしょうか?

単身引越しの訪問見積り、電話見積りの参考の所用時間は5分から20分程度になります。

家族引越しの場合の訪問見積りの参考の所用時間は下記の通りです。

間取り所用時間
1Rの場合5~20分程度
1K、1DK、1LDKの場合5~30分程度
2K、2DK、2LDK10~40分程度
3K、3DK、3LDK10~40分程度
4K以上20~60分程度

訪問見積りではあらかじめ下記のことをしておくと、時間もかからず、さらに見積り額を安くすることができます。

訪問見積りをスムーズにするために準備しておくこと

  • 部屋を片付けておく
  • 引越しの予算を決めておく
  • 依頼するオプションを把握しておく

また、引越し金額を安くするには概算見積額のわかる「引越し侍」を使って、概算見積額の安い業者から相見積りをとるのがおすすめです。

あなたが、訪問見積り当日に迷うことなく効率よく訪問見積りが行える事を願っています。

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