引っ越し当日の流れと失敗事例10選と対処法|タイムスケジュールの実例でわかる!

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「引越しの当日の流れが知りたい」「引っ越し当日の準備を知りたい」など引っ越し当日スムーズに作業を行いたいと思っていませんか?

引越し当日までの準備や当日の段取りをしっかりしておかないと、引っ越し作業が遅れたり、無駄な作業が発生する可能性があります。

この記事では大手引越し業者で10年間営業をしてきた筆者が、「引越し当日の流れ」と「引っ越し当日に向けての準備」について実際にあった失敗事例やこれまでの経験を元に下記の流れで紹介していきます。

  1. 引っ越し当日に起きた失敗事例10選
  2. タイムスケジュールの実例でわかる引っ越し当日の流れ
  3. 引越し当日に関するQ&A

この記事を読めば引越し当日の流れがわかり、滞りなく引っ越しを完了させることができます。 

1.引っ越し当日に起きた失敗事例10選

引っ越し当日は「必要なもの」や「それぞれの所用時間」を把握しておかないと、スケジューリングが上手くいかず、相手を待たせてしまったり、自分が待つことになってしまいます。

準備不足や知っておくべきことを知らなかった結果、「引っ越し当日失敗をしてしまった」よくある事例を10個まとめたので、同じ失敗をしないように確認しておきましょう。

事例1.荷造りが終わらず追加料金がとられた

荷造りが終わっていない状態で引っ越し当日を迎えると、荷造りを作業員に手伝ってもらう必要があるので、追加料金が発生します。

場合によっては、引越し日を延期したり、最悪、引っ越しができずにキャンセル料だけ取られる場合もあります。

引越しの前日までに終わっていない場合は、仕分けなどは忘れて、とにかく目の前のものをダンボールにひたすら詰めていきましょう。

事例2.ガスがすぐに利用できなかった

ガスの利用を開始をする際は必ず立ち会いが必要になるので、事前にガス会社へ連絡しておかないと、新居でのガスの利用が遅れます。

また、旧居がオートロックの場合など閉栓の立ち会いも必要になる場合もあります。

なお、閉栓の立ち会いができなかった時の対応はガス会社によって異なるので、まずは電話をしてみましょう。

連絡の方法

理想は1週間前に連絡しておきたいですが、運が良ければ当日対応してくれることもあります。

新居で別のガス会社を使うことになる方は、新旧両方のガス会社へ連絡をするようにしましょう。

具体的にすべき事各ガス会社のHP・電話で引っ越しの連絡→閉栓・開栓の立ち会い
用意するもの「お客様ガス番号」などが記載されている「領収書」または「検針票」
所要時間10~20分程度
主なガス会社の連絡先

主なガス会社をまとめました。他のガス会社を利用の方は「エリア+ガス+引っ越し」で検索しましょう。

利用者の多いガス会社Webから電話から
東京ガス手続きページ0570-002211
東邦ガス手続きページ0570-015456
大阪ガス手続きページ0120-0-94817
西部ガス手続きページ0570-000-312

事例3.引っ越し先にゴミを持っていくことになった

引っ越しの際はゴミを計画的に捨てないと、ゴミも引っ越し業者に持っていってもらうことになります。

特に単身パックなどの少量の荷物の引越しの場合は、ゴミが多いと追加料金を取られる可能性が高いです。

そのため、引越しの2週間前ぐらいから、ゴミの曜日を確認して計画的にゴミを捨てていくのが理想です。

ゴミが捨てきれなかったら不用品回収業者に依頼をしよう

引越し直前になってもゴミが大量にある場合や粗大ゴミがある場合は不用品回収業者に依頼をしましょう。

不用品回収業者を探す場合はランキングや口コミの評価を参考にできる「くらしのマーケット」がおすすめです。

事例4.冷蔵庫の中の冷凍食品や生鮮食品を別途輸送することになった

引越しの際は冷蔵庫を空にする必要があるので、ゴミ同様計画的に消費していくことが大切ですが、特に気をつけるべきなのは、「冷凍食品や生鮮食品」です。

「冷凍食品や生鮮食品」は引っ越し業者に運んでもらえないので、引越しの日がゴミの日でなかった場合はクロネコヤマトの「クール宅急便」などで別送するしかありません。

事例5.冷蔵庫の霜取り・水抜きを忘れて他の荷物が濡れた

冷蔵庫の霜取り・水抜きを忘れると、他の荷物が濡れてしまったり、冷蔵庫が故障してしまう場合があります。

冷蔵庫の冷凍室には霜が溜まっており、霜取りをしないと運搬中に霜が溶けてしまいます。

また、冷蔵庫には蒸発皿というパーツがあり、そこに水が溜まっているので、その水が運搬中にこぼれてしまう可能性があるからです。

※蒸発皿とは冷蔵庫内部で発生した霜が溶けた水を受けるお皿のこと

霜取りの方法

霜取りは引越しの前日に行いましょう。霜取りの工程は下記の通りです。

霜取りの工程

  • 製氷機トレイの氷を捨てる
  • コンセントを抜き、電源を落とす
  • 冷凍庫を開けっ放しにする
  • 霜が溶けた後の水分を拭き取る

水分を拭き取る際は、あらかじめタオルなどを敷いておけば周りが水浸しになるのを防ぐことができます。

水抜きの方法

水抜きとは蒸発皿の水を捨てることです。

蒸発皿は基本的に冷蔵庫の裏側・下部についていて、手前に引けばとることができます。

このお皿に溜まっている水を捨てれば水抜きは完了です。

メーカーによっては蒸発皿の場所や取り出し方が違う場合もあるので、取り扱い説明書やメーカーのHPを確認しましょう。

搬入した後も注意!

冷蔵庫の搬入が終わったあとは1時間ほど空けてから電源を入れるようにしましょう。

すぐに電源を入れると、まだ冷蔵庫の中のオイルやガスが安定していない可能性があり、故障の原因になります。

事例6.石油ストーブの灯油を抜き忘れた

灯油が入ったままの石油ストーブは運んでもらえないので、製品の取扱説明書を確認しながら空焚きをして、完全に灯油を抜きましょう。

灯油タンクの給油口と、ストーブやヒーター側の給油口を拭いておくとより安心です。

もし、忘れていた場合はガソリンスタンドに持っていき有料で処分をしてもらいましょう。

事例7.旧居に忘れものをしてしまった

忘れ物をしてしまうと、新しく購入しなければならなかったり、忘れ物をとりに戻らなければならないので、面倒です。

以下は引越しの際、旧居に忘れがちなものリストです。

  • シーリングライトなどの照明器具
  • 物干し竿、ハンガー
  • カーテン・浴室のシャワーカーテン
  • 押入れの天袋や靴箱など、備え付けの収納の中身
  • 壁掛け時計やフックなど、高い位置にあるもの
  • 便座カバーやブラシ、トイレットペーパーなどのトイレ用品
  • 表札、ネームプレート
  • 洗濯機と蛇口または排水溝を繋ぐ、ホースなどの部品
  • 駐輪場の自転車
  • ベランダ用のサンダル

搬出の際はこれらのものを忘れていないか、もう一度チェックしてください。

事例8.鍵の引き渡し・受け取りの時間を短く見積もっていた

物件の鍵の引き渡し・受け取りの際は、ただ鍵のやり取りをするだけでなく、「部屋の現状確認」や「重要事項の説明」が必要なので、その時間を計算しておかないと次にすべきことに遅刻してしまいます。

それぞれの所用時間や必要なものをまとめたので参考にしてください。

鍵の引き渡し(旧居)鍵の受け取り(新居)
所用時間15分~1時間1時間程度
すること部屋の現状確認重要事項の説明
内容部屋の修繕に有無などの状況を確認する賃貸契約に関する契約内容の説明や物件のルールの説明
必要なもの印鑑・鍵印鑑

事例9.搬出・搬入の所用時間・開始時間を聞いていなかった

搬出・搬入の所用時間や開始時間を聞いておかないと、立ち会いなどの日程調整が上手くできないので、相手を待たせてしまったり、自分が待つことになります。

当日は搬出・搬入の時間を基準に動いていく必要があるので、事前に確認をしておきましょう。

搬出・搬入の時間の目安
荷物の量や引越しの条件によって異なりますが、45分〜60分程度かかることが多いです。

事例10.引越し当日に必要なものを探すのに時間を取られた

「荷ほどきに必要なもの」や「掃除用具」、「新居ですぐに使うもの」はまとめて梱包しておかないと、当日必要なもの探すという無駄な作業が発生してしまいます。

下記の「当日必要なもの」と「新居ですぐ使うもの」はまとめて梱包しておき、ダンボールに「すぐ使うもの」と書いておきましょう。

荷ほどきに必要なもの掃除用具新居ですぐ使もの
・マスク
・軍手
・カッターやハサミ
・ビニール紐、ガムテープ
・工具セット(ドライバーなど)
・マジック
・雑巾
・ウエットティッシュ
・折りたたみ式のクイックルワイパー
・ゴミ袋
・携帯電話・スマートフォンの充電器
・タオル
・2泊分ほどの着替えなどのお泊まりセット
・割り箸・紙皿・紙コップ
・トイレットペーパー

なお、鍵の引き渡し・受け取りの際に印鑑が必要になるので、梱包はせずに手元に持っておきましょう。

2.実例でわかる引っ越し当日の流れ

引越し当日のすべきことを新居・旧居でそれぞれまとめました。

旧居で行うこと・ガスの閉栓
・搬出作業の立ち会い
・ブレーカーを落とす
・旧居の掃除
・旧居の鍵の引き渡し
新居で行うこと・新居の鍵の受け取り
・新居の掃除
・搬入作業の立ち会い
・ガスの開栓
・ブレーカーを上げる
・荷ほどき

ただ、上記のすべきことの流れはあなたの引っ越し条件によって異なります。

特に長距離引っ越しと短距離引っ越しではトラックでの運搬時時間が全く異なるため、流れが大きく変わってくるので注意しましょう。

2-1.短距離引越しの場合(隣県以内の引っ越し)

同一県内や隣の都道府県への引っ越しの場合は当日に完了することが多いです。

短距離引っ越しの場合、旧居から新居までの運搬時間が短いので、「旧居ですべき立ち会いや掃除」は引っ越しの翌日など新居ですべきことが終わってから行うのがおすすめです。

なぜなら、旧居での搬出作業が終わったら、自分もすぐに新居へ向かわないと新居での搬入作業に間に合わなくなってしまうからです。

また、同じ理由で、新居の鍵の受け取りも引っ越し当日の朝一番に済ませておくようにしましょう。

▼短距離引越しのタイムスケジュールの一例

2-2.長距離引越し(200km以上)

移動距離が200kmを超える引っ越しは「旧居での搬出作業」の翌日以降に「新居での搬入作業」を行うことがほとんどです。

長距離引越しの場合は「旧居ですべき掃除や立ち会い」を搬出の当日に済ませておかないと、別日に遠方の旧居に戻ってガキの返却などしなければならない可能性が出てきます

そのため、搬出が終わる時間をあらかじめ確認しておき、そこから旧居の掃除の時間(1時間程度)を計算して鍵の引き渡しの日時を調整しましょう。

▼長距離引越しのタイムスケジュールの一例

また、掃除用具も運んでしまうと旧居での掃除ができないので、手持ちで運べる程度の簡単な掃除用具を残しておくようにしましょう。

残しておく掃除用具の一例

  • 雑巾
  • ウエットティッシュ
  • ゴミ袋

3.引越し当日に関するQ&A

引越し当日に関する質問をまとめました。

Q1.引越し業者に差し入れは渡す?

A.必ず渡すものではありません。

作業員の同僚の話では差し入れをもらえるかどうかは半々だったようです。

なお、最も多いのはペットボトルのお茶やスポーツドリンクだったようです。

Q2.水道や電気の立ち会いは必要?

A.不要です。

Q3.近所への挨拶はした方が良いの?

A.家族引越しや戸建てへの引越しの場合はした方が良いです。

家族引越しや戸建ての場合は、お子さんや近所の付き合いが今後発生する可能性があるのでしておいた方が良いでしょう。

挨拶の品はタオルや洗剤、お菓子などが一般的です。

なお、単身引越しの場合は挨拶をしなくても問題ないでしょう。

Q4.引越し料金はいつ払う?

A.業者によって異なります。

基本的には引越し作業開始前か終了後に現金で支払うことが多いです。

引っ越し業者から支払いのタイミングは事前に案内されることが多いですが、されなかった場合は確認しましょう。

また、業者によってはクレジットカードが使える場合もあります。

まとめ

引っ越し当日の流れやすべきことについてお分かりいただけたでしょうか?

引っ越し当日は必要なものやそれぞれの所用時間を把握しておかないと、当日のスケジューリングが上手くいかず、立ち会いの相手を待たせてしまったり、自分が待つことになってしまいます。

準備不足や知っておくべきことを知らなかった結果、引っ越し当日失敗をしてしまったよくある事例を10個まとめたので、同じ失敗をしないように確認しておきましょう。

また当日すべきことは下記の通りです。

旧居で行うこと・ガスの閉栓
・搬出作業の立ち会い
・ブレーカーを落とす
・旧居の掃除
・旧居の鍵の引き渡し
新居で行うこと・新居の鍵の受け取り
・新居の掃除
・搬入作業の立ち会い
・ガスの開栓
・ブレーカーを上げる
・荷ほどき

ただ、上記の順番などは引っ越し条件によって異なるので、この記事の内容を確認して、スケジュールリングしていきましょう。

あなたが、引っ越し当日に困ることなく、スムーズに引っ越し当日を終えることができるよう願っています。

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