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引越し

100件の評判・口コミを検証!SUUMO引越し見積りの特徴と注意点

「SUUMO引越し見積もりの評判はどうなの?」「使っても後悔しない?」など、SUUMO引越し見積もりの口コミ・評判が気になっていませんか?

Twitterなどで100件以上の口コミを確認した結果、SUUMO引越し見積もりにはいい口コミが多数ありました。ただ、徹底的に比較した結果、他におすすめのサイトがありました。

このページでは、引越し会社で4年営業してきた筆者が、SUUMO引越し見積もりの口コミ・評判を徹底的に分析し、失敗しないために知っておくべきことを以下の流れで解説します。

  1. SUUMO引越し見積もりの評判は?100人の口コミ・評判でわかったこと
  2. 13社を比較!引越し侍は最もおすすめの一括見積もりサイト
  3. 大手15社を比較!おすすめの引越し業者6選
  4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
  5. 最後の1社を選ぶための選定基準
  6. SUUMO引越しに書いてある引越し業者の口コミは?

全て読めば、SUUMO引越し見積もりの評判はどうなのか、使うべきサービスか、他の見積もりサイトと比較してどうなのかがわかり、使うべきかの正しい判断ができます。

SUUMO引越し 公式ページ:https://hikkoshi.suumo.jp/

1. SUUMO引越し見積もりの評判は?100人の口コミ・評判でわかったこと

SUUMO引越し トップページ

「SUUMO引越し見積もり(以下、SUUMO引越し)」はリクルートグループの運営する、引越し一括見積もりサイトです。

そもそも一括見積もりサイトとは、複数の引っ越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引っ越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

この「SUUMO引越し」がどんなサービスなのか、使う上でデメリットはないのかを確認するために、TwitterなどでSUUMO引越しに関しての口コミを100以上確認しました。

その結果、以下の特徴が見えてきました。

  • 一気に見積もりが取れるので簡単
  • 大量の連絡が来ることがある
  • 電話をされず見積もりを依頼することも可能

それぞれ1つずつ紹介します。

一気に見積もりが取れるので簡単

口コミ・評判

Y さん
SUUMOの一括見積もり依頼サービス便利
引用:Twitter

口コミ・評判

T さん
suumoの各社引っ越しサービスへの一括見積依頼便利過ぎ説 それぞれ見積もりとるの面倒くさいから適当に選ぼうかと思ったけど、手早くできるっぽいから活用しよう。安さより早さ重視
引用:Twitter

SUUMO引越しを使うことで、簡単に複数社に見積もりが取れます。

そもそも引越しは、1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどせず、料金が高くなる傾向があります。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、引越し侍などの見積もりサイトを使い、引越し業者にとってライバル業者がいる状態を作ると、その業者に負けないように、料金を勝手に安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

自分で複数社探してもいいですが、あなたの条件で対応している業者をいくつも探し、1つずつ問い合わせフォームに入力するのは手間がかかります。

SUUMO引越しなどの一括見積もりサイトを使えば、あなたの条件で対応してくれる業者に、一括で見積もり申し込みができるので、簡単です。

SUUMO引越しなら入力も簡単

SUUMO引越しでは、サイト上で「荷物入力」をしなくても見積もりを依頼することができます。

一括見積もりサイトの中には荷物の入力が必須なサイトもありますが、SUUMO引越しは荷物の入力が任意なので、入力の手間がかかりません。

荷物の入力画面

大量の連絡が来ることがある

口コミ・評判

W さん
SUUMOの引っ越し業者比較に登録したら一斉に連絡が来て恐怖を感じた
引用:Twitter

口コミ・評判

X さん
SUUMOの引越し見積もり一括依頼みたいなやつ申請したら、複数の引越し業者から鬼のように電話かかってきた。 2分に1回くらいかかってきてる。 助けてくれ
引用:Twitter

SUUMO引越しなどの一括見積もりサイトのデメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

SUUMO引越しであれば対処できる!

ただ、SUUMO引越しは、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」ため、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

見積もり依頼時は、以下のような画面ですが、ここで連絡をもらいたくない業者のチェックを外すだけで、その業者からは連絡が来なくなります。

電話をされず見積もりを依頼することも可能

口コミ・評判

J さん
引越しの見積もり、とりあえず2件来てもらったところで格安の料金を提示した中堅業者に決定。suumo引越し見積もりサービスは業者数が少なくて非常に良い。引越し侍を使った知人は深夜にまで及ぶ電話メール攻撃で非常に辛そうだった…
引用:Twitter

口コミ・評判

Mさん
スーモ引越し比較サイト、電話番号が任意なので余計な営業電話がかかってこないのがいいね
引用:Twitter

また、SUUMO引越しでは電話番号の登録が必須ではないので、電話番号を書かなければ、引越し業者からの電話連絡を受けずに見積もりが取れます。

引越し比較サイトの中でも電話番号の登録が任意なのはSUUMO引越しだけで、それ以外のサイトは電話番号の入力が必須です。

SUUMO引越しの個人情報入力画面

もちろん、電話番号の入力が必須のサイトでも、見積もりをとる業者を選択できれば、大量の電話がくる事はありません。

ただ、「1本も電話を受けたくない」「メールだけでやり取りをしたい」などの要望がある場合はSUUMO引越しを使いましょう。

登録後は各社からメールで提案があります。

そのメールに答える、もしくはあなたから気になる業者に電話する形で見積もりが進みます。

結局、SUUMO引越しは使うべきか

使うだけで、引越しが安くなりやすいサービスなので、引越しの際は積極的に検討すべきサービスです。

特に電話を受けずに見積もり依頼したいという方にはおすすめです。

ただ、引越し見積もりサイトは10以上あり、比較するとSUUMO引越しは、平均的な評価でした。

次の章で、徹底的に比較しますが、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)が対応業者数も多く、最もおすすめの一括見積もりサイトです。

2. 13社を比較!SUUMO引越しの評価は?

一括見積もりサイトは10以上あるので、それらを見積もりを取るために重要な下記の2軸で評価しました。

  • 提携業者数:何社の引越し業者と提携しているか
  • 業者の絞りやすさ:業者を絞れるか、価格などの根拠で絞って見積もりを出せるか

比較の結果は以下の通りで、「SUUMO引越し」は、どちらも平均的な評価と言えます。

SUUMO引越しの立ち位置

SUUMO引越しも間違いなくいいサイトですが、より良い業者から、快適に引越しをするために、最も右上に位置している「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使うべきです。

SUUMO引越しや引越し侍はなぜこの評価になったのかを解説していきます。

2-1. 提携業者数:最大手の1/3程度

SUUMO引越しの提携業者は140社以上で、少なくはありませんが、引越し侍の1/3程度の業者数です。

提携業社数
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上
SUUMO引越し140社以上
価格.com引越し100社以上
LIFULL引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人セレクト10社以上
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上

シンプルに提携業者数が多い方が、たくさんの業者の中から選べるのでより良い業者と出会いやすいです。

SUUMO引越しはおすすめ業者の一つである「日本通運」にも対応しておらず、日本通運の見積もりは取れません。

また、中小の業者も引越し侍より少ないので、格安の地元業者と出会いにくいです。

一方、引越し侍はおすすめの引越し業者全てに加え、300以上の業者に対応していて、業界で最も多いです。

2-2. 業者の絞りやすさ:絞れるが、根拠が少ない

SUUMO引越しは見積もり依頼をする業者を選ぶことができますが、「価格などで根拠を持って絞りにくい」ため注意が必要です。

下記は「SUUMO引越し」と「引越し侍」の業者を選ぶ画面の違いです。引越し侍であれば、あなたの条件での価格の目安を元に根拠をもって選べますが、SUUMO引越しでは不可能です。

SUUMO引越しの業者選択画面の比較

上記のように、画面上で業者を厳選した上で、見積もり依頼ができるため、「引越し侍」の方が安い業者を選んで見積もりを依頼しやすいです。

SUUMO引越しでは[詳細]を押せば、口コミは確認することができます。

口コミ評価がわかるので選びづらくはないのですが、引越し侍と比較をすると少ない判断材料で業者を選ぶ事になります。

以上のように、SUUMO引越しは「業者は選べるが、選択材料が少ない」と評価できます。

これまでを踏まえ、SUUMO引越しは「提携業者、業者の絞りやすさ共に平均の業者」です。

より良い引越し業者を選ぶなら、提携業者が最も多く、概算価格で業者を絞れる「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使いましょう。

3. 大手15社を比較!おすすめの引っ越し業者6選

SUUMO引越しなどの一括見積もりサイトでどの業者を選べばいいかわからない、という方に向けて引っ越しの大手15社を下記の観点で総合的に比較しました。

  • 価格帯
  • サービス内容
    -引越安心マーク(※5-1で解説)の有無:業界の認定マークを取得しているか
    -サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
    -梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
    -社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
    -補償:壊されたものを補償してもらえるか

比較の結果は下記の通りになります。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 料金サービス
価格帯 (単身)価格 (家族)サービス評価安心マークサービスの豊富さ梱包資材社内教育補償
アート引越センター4.70 ★★★★★◎ 8pt◎ 9pt
アリさんマークの引越社標準4.45 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt
サカイ引越センター4.40 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7pt
人力引越社4.20 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt
ハトのマークの引越センター4.05 ★★★★☆◯ 6.5pt△ 4pt
日本通運4.00 ★★★★☆◯ 6pt△ 4pt
ハート引越センターやや安4.05 ★★★★☆◯ 6pt◯ 7pt
西濃運輸--3.85 ★★★★☆◯ 5.5pt◎ 8pt
福山通運--3.65 ★★★★☆◯ 7.5pt△ 4pt
アップル引越センター3.60 ★★★★☆-◎ 9pt◯ 7pt
SGムービングやや高3.55 ★★★★☆△ 4pt△ 4pt
ファミリー引越センターやや安やや高3.20 ★★★☆☆-◯ 7.5pt◯ 7pt
アーク引越センター3.15 ★★★☆☆-◯ 7pt◯ 7pt
ベスト引越サービス3.10 ★★★☆☆-◯ 6.5pt◯ 7pt
クロネコヤマト×2.30 ★★☆☆☆-△ 3pt△ 2.5pt
  • 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
  • サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
  • 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
  • 該当のサービスを提供していない業者「×」

上記の表をもとにおすすめの業者は、下記の6社です。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

上記業者にお願いする場合でも、一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較するのがおすすめです。

そして、SUUMO引越し(https://hikkoshi.suumo.jp/)も引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)は、上記6社全てに対応しています。

おすすめの6社について紹介していきます。

※各社の価格目安は、繁忙期:3月~4月上旬、平常:それ以外の時期の大まかな目安です。

3-1. アート引越センター

アート引越センターは1977年設立、全国に展開する大手引っ越し会社で、サービススペックが極めて高いため、サービス品質を求める人に最もおすすめです。

他社では別料金になったり、対応してくれないことも多い下記の作業・梱包資材を無料で提供してくれるので、追加料金なしで高水準のサービスを受けやすいです。

  • 引っ越し後の家具移動(1回)
  • 食器ケースの貸し出し
  • シューズボックスの貸し出し

価格相場は高めですが、サカイ引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、相見積もりを実施し価格を抑えましょう。

会社名アートコーポレーション株式会社
設立1977年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:49,000円~52,000円、県外:64,000円~107,000円)
・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500円~189,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:73,500円~78,000円、県外:96,000円~160,500円)
・家族引っ越し(県内:112,500~126,000円、県外:147,000~285,000円)

アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com

3-2.サカイ引越センター

サカイ引越センターは引っ越し業界で「引っ越し件数8年連続No.1」の実績を誇る最大手の引っ越し業者で、サービスも充実しているため、サービス品質を求める人におすすめです。

引っ越しの難易度が高い「狭い一軒家」を研修のために用意し、過酷な環境で引っ越しの研修をしているため、スタッフの技術力は高いです。

価格相場は高めですが、アート引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、合わせて見積もりを取り、価格を抑えましょう。

会社名株式会社サカイ引越センター
設立1971年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:50,000円~53,000円、県外:66,000~110,000円)
・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500~189,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:75,000円~79,500円、県外:99,000円~165,000円)
・家族引っ越し(県内:112,500円~126,000円、県外:147,000円~285,000円)

サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

3-3.人力引越社

人力引越社

人力引越社は京都に本社をおく引越し専門の業者で、引越し業界売上TOP10に入る大手の業者になります。

ベッドの解体や組み立てなどのサービスが充実していて、サービスの質は他の大手業者に引けを取りません。

また、以下のような資材も揃います。

  • ダンボール(配送料が必要)
  • 布団袋
  • ハンガーケース
  • プチプチ状のシート(配送料が必要)

そして、価格は単身・ファミリーどちらも安いです。

ですから、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社 キョウトプラス
設立2005年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:34,000円~36,000円、県外:45,000円~75,000円)
・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,000円~143,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:51,000円~54,000円、県外:58,500円~99,000円)
・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円)

人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/

3-4.日本通運

日本通運は日本最大手の総合運送企業で、運送業でのネットワークを生かした引っ越しサービスを得意としており、サービスの割に価格が安い業者です。

最大の運送業者だからこそ、荷物の一時保管や、乗用車の輸送、海上コンテナでの輸送など、幅広い要望に答えてくれます。

価格は単身もファミリーも安く、さらに料金の安い傾向にある業者と相見積もりをとれば、より値下げできる可能性もあります。

会社名日本通運株式会社
設立1937年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:33,000円~35,000円、県外:43,000円~72,000円)
・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,500円~143,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:49,500円~52,500円、県外:64,500円~108,000円)
・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円)

日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

3-5.アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社は1971年設立、引っ越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引っ越し業者で、サービスと価格のバランスの良い業者です。

徹底した社員教育がされていて、厳しい社内試験や、利用者からの評価が高い作業員を表彰する制度など、サービスの質を上げる仕組みも充実しています。

家族引越しは相場通りですが、単身の料金相場が高いため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社引越社
設立1971年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:43,000円~45,000円、県外:56,000円~93,000円)
・家族引っ越し(県内:71,000円~79,000円、県外:93,000円~180,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:64,500円~67,500円、県外:84,000円~139,500円)
・家族引っ越し(県内:106,500円~118,500円、県外:139,500円~270,000円)

アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp

3-6.ハトのマークの引越センター

ハトのマークの引越センターは、地域密着型の引越業者が集まっている組合で、それぞれのエリアごとに加盟している地域密着型の業者(加盟店)が業務を行ってくれます。

地域密着の業者の集合体ではありますが、ハトのマークの引越センターとして下記の研修や社内資格制度を実施しており、技術の品質は大手の中でも高い水準にあります。

  • 引っ越し作業の実技研修
  • マナー研修
  • 社内の引越コンテスト
  • 引越管理士資格認定制度(社内資格)

なお、料金についても統一はされていますが、価格相場は家族では安く、単身では高い傾向にあります。

そのため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名全国引越専門協同組合連合会
設立1974年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:44,000円~46,000円、県外:57,000円~95,000円)
・家族引っ越し(県内:65,000円~72,000円、県外:84,500円~164,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:66,000円~69,000円、県外:85,500円~142,500円)
・家族引っ越し(県内:97,500円~108,000円、県外:127,500円~246,000円)

ハトのマークの引越センター公式ページ:https://www.hato.or.jp/

4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ

それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。

下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。

  • 予算は伝えない
  • その場で決定しない
  • 他社の見積もり額を伝える時は要注意

一括見積もりサイトを使うだけで、業者は他社に負けないよう努力してくれます。

それでもさらに安くしたいという方はこの3つを意識し、より安い金額を狙いましょう。

4-1.予算は伝えない

電話や訪問時、必ずと言っていいほど予算を聞かれますが、予算を伝えると予算より大幅に安くするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。

会話例

引っ越し業者:ちなみに予算はおいくらぐらいを想定していますか?

あなた:複数社の料金やサービスを比較して安いところにしようと思っているので、特に決めていません。

4-2. その場で決定をしない

引っ越し業界の得意文句として「今うちに決めてくれるなら○○○円まで下げます」というものがありますが、より安くしたいのであれば、その場での決定はおすすめしません。

他社に料金を確認されたら、上記額よりも安いためこの発言をしているのであって、他社ならさらに安い可能性が高いです。

どうやって防げばいいのか

自分以外の第三者(学生の場合は両親、社会人の場合は会社、カップル・夫婦の場合はもう一方の方)に決定権がある事を伝えましょう。

会話例

引っ越し業者:この場で決めてくれれば、○○○円まで値下げします!

あなた:すみません。私一人では決められないので、同居人と相談して決めさせていただきます。

いつまでに分かるか聞かれた場合は、全ての業者の見積もり額が出そうなタイミングを伝えるようにしましょう。

あまり待たせすぎると、予約状況次第では断られたり、提示額が変わりる可能性があります。

4-3. 他社の見積もり額を伝える時は要注意

2社目以降の業者は、すでに他社から見積もりを取ったと伝えると、他の業者の値段を聞いてきます。

この時、下記のように振舞いましょう。

  • それまで提示された料金は「少し高いな」と思ったケース
    →1社目の見積もりのように振る舞う
  • それまで提示された料金にある程度納得しているケース
    →正直に他社の料金を伝える

他の業者の料金を聞いて「少し高いな」と思った場合は、ここで正直に見積もり額を伝えると、その額を基準とされてしまい、納得できる金額まで下がりにくくなります。

そのため、それまで提示された料金に納得できないなら、下記のようにあたかも1社目のように答えるようにしましょう。

会話例

引っ越し業者:ちなみ他社さんの見積もりはとりました?

あなた:これからです。今日明日でA社さんとB社さんから見積もりを取り、最終的に決めたいです。

他社の料金が、十分納得できる額であるなら、ここで正直に伝えることで、それよりも安くしてくれる可能性が高いです。

Q. 嘘の金額を伝えるのはどうなの?

他社の見積もり額として、嘘をついて安い金額を伝える人もいますが、各業者は相場感を把握しているので、嘘はすぐに見抜かれます。

するなら単身引っ越しは1割程度、家族引っ越しは2割程度を限度に安い金額を伝えるようにしましょう。

ケース別に使えるその他テクニック

その他、下記の3つのケース別に使えるテクニックを紹介します。

  • 日程に融通がきく人:引っ越しの日程の範囲を広くする
  • 手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
  • 駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

当てはまる項目がある場合のみ確認しましょう。

①日程に融通がきく人:引っ越しの日程の範囲を広くする

日程にこだわりがない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引っ越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。

ある程度の範囲を伝えたあとは、自分の都合の悪い日程や時間を忘れずに伝えるようにしましょう。

会話例

あなた:引っ越しは12月1日から12月13日の間で一番安い日程でお願いしたいです。火曜日と午前中は対応ができませんので、そちらの日程は外していただきたいです。

引っ越し業者:12月11日の最終の便ではどうでしょうか?最後なので、前の作業によって時間が前後しやすいですが、その分お安くできます。

②手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく

手間をかけてもいい人は、3社から見積もりをもらった後に、他社よりも高い業者に、安い業者の見積もり額を伝えてみましょう。

会話例

あなた:他社さんで◯◯円で提示をいただいたのですが、それより安くすることはできますでしょうか?

引っ越し業者:でしたらうちはXXX円で頑張らせていただくのでいかがでしょうか。

あなた:ありがとうございます。主人にも相談してみます。

一番高い業者が入れ替わったら、高い業者に再びこの連絡をしていくことで、値下げしてくれることがあります。

ただし、引っ越し業者によっては、価格勝負をしておらず、値引きに限界があるものも多いので、受け入れてくれないケースもあります。

また、上記電話を何度もすると面倒な客だと思われるので、「他社よりも安くして欲しい」という相談は1社につき1回だけにしましょう。

③駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

駆け引きに自信がない人、面倒な人は、それぞれの業者と一切料金交渉をしないという方法もあります。

会話例

あなた:最初の提示額が最も安い業者さんにお願いしようと思います。公平に出してもらうために他社の料金はお伝えしません。

駆け引きは一切なしで、それなりに安い金額を提示されやすいです。

5. 最後の1社を選ぶための選定基準

各社の料金が出揃ったら、料金・サービス内容を踏まえてベストな1社を決めます。

引越し見積もりサイトの口コミや、このサイトで推奨している業者であれば、実績も申し分ないので各社の料金や、サービス内容を聞いて、良さそうなところに決めてしまって構いません。

ただ、「この会社大丈夫?」「ハズレを引きたくない」という方は下記の点を確認しておくと、業者選びで失敗するリスクが減ります。

  • 引越安心マークの有無
  • サービスの範囲
  • 梱包資材の内容
  • 作業員の人数と構成
  • 補償内容
  • 細かい契約条件

5-1. 引越安心マークの有無

引越安心マーク

「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。

引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。

(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行為又は信用を損なう恐れのある行為がないこと

この認定を取っている業者であれば、料金や作業内で発生したトラブルも誠実に対応してもらいやすく、満足できる可能性が高いです。

また、問題が起こった際は、協会にも通報・相談が可能で、業者が誠実な対応をしてくれない時、協会が頼りになります。

このマークは認定時だけでなく、3年に1回審査の上更新されるもので、引越安心マークを維持しているということは、7つの項目を全て満たし続けている業者と言えます。

この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。

国土交通省のHPのキャプチャ

引用:国土交通省

信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。

下記は見積もり候補によく挙がる大手15社の取得状況です。

取得している取得していない
  • アート引越センター
  • サカイ引越センター
  • 日本通運
  • アリさんマークの引越社
  • ハトのマークの引越センター
  • SGムービング
  • 西濃運輸
  • 福山.通運
  • 人力引越社
  • ハート引越センター
  • ファミリー引越センター
  • ベスト引越サービス
  • アップル引越センター
  • アーク引越センター
  • クロネコヤマト

その他取得している業者は全日本トラック協会(http://www.jta.or.jp/)のホームページで一覧になっています。

5-2. サービスの範囲

下記のサービスの有無、料金に含まれているかは引っ越し業者ごと、また引っ越しの状況次第で異なります。

  • ダンボールを回収してくれる
  • 洗濯機の取り付け・取り外し
  • ベッドなど家具の解体・組み立てを行ってくれる
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる
  • 引っ越し後、家具の移動を1度してくれる

特に下線で示した3つは、ついていない場合あなたが実施しなければならないため、引っ越し前後で手間がかかります。

ベッドなど、そのままでは搬出が難しい大型家具に関しては原則見積もりに入っていますが、中小の業者の中には以下の可能性がありますので特に確認が必要です。

  • 当日別料金が発生する
  • 解体が必要なものは運んでくれない

これらのサービス内容が必要な場合は「対応してくれるか」「有料の場合は見積もりに入っているか」を確認し、それを踏まえて見積もりを比較しましょう。

5-3. 梱包資材の内容

アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。

アート引越センターの梱包資材

引用:アート引越センター

どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。

価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、あなたの状況でどんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。

5-4. 作業員の人数と構成

引っ越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。

また、作業員がより多い方が引っ越しが早く終わります。

正社員比率や人数は業者ごとではなく、引っ越しの内容次第で異なります。

例えば、「全員正社員で作業します」とよく営業する引っ越し業者も、実は作業員のアルバイトを募集していて、引っ越しの内容に合わせて正社員とアルバイトを使い分けています。

5-5. 補償内容

基本的に引っ越し業者は標準引越運送約款という共通のルールを利用していて、引っ越しで壊れたものは補償してくれることになっています。

ただし、中には独自の規約を作っている業者があり、業者が荷物を壊した場合も満足な補償を受けられない可能性があります。

このページで紹介した15の業者は問題ありませんでしたが、その他マイナーな業者に依頼する際は補償を確認し、補償を受けられない業者は使わないようにしましょう。

5-6. 細かい契約条件

引っ越しごとに細かい契約条件も変わりますから、確認しておくと安心です。

下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。

契約内容概要とデメリット
積み切り(積みきり)・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。
・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。
フリー便・引っ越し業者の都合に合わせた時間で引っ越しを行う。
・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引っ越しがかかる可能性もある。
混載便・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。

見積書に記載されているので確認し、わからなければ担当者に電話で確認しましょう。

特に積み切り契約は特に要注意

積み切り便は優良業者であれば、積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一般的に下記の大きさは必要です。

単身者(ワンルーム〜1DK)2トントラックショート
カップルなど2人暮らし(1LDK~2DK)2トントラックロング
荷物が多くはない家族の引っ越し(2LDK~3LDK)3トントラック
荷物が多い家族の引っ越し(3LDKより大きい)4トントラック

積み切り契約の場合、小さすぎるトラックの業者はおすすめしませんし、同じ価格なら大きいトラックの業者がおすすめです。

運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けることがおすすめです。

<もう少し安くするテクニック>業者が決まったら最後にもう少し値切ろう

上記観点でサービス面も含めた最良の業者がわかったら、業者に正式なお願いの電話をします。

その際、もう少し安くしたいのであれば、もう1割を値切りつつ、最終決定の連絡をしましょう。

会話例

お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。

他社さんと条件を比較して、もし、〇〇円(提示より1割安い金額)まで値下げしていただけるのであれば、

御社にしようと思っているのですが、いかがでしょうか?

ここで、ダメなようならはっきりと伝えてくれるので、「わかりました..ただ御社のサービスが良さそうなので、今回はこの価格でお願いします。」と伝え、予約を確定させましょう。

Q. 断る業者への連絡は?

見積もりを取った後、連絡がない業者はそのままにしておいて問題ありません。

メールが来た場合も、申し込みをしていない限り返信の義務はないため、メールも無視して問題ないです。

ただ、電話がかかってくるようなら、一度出て、断れば電話がなることはなくなります。理由を聞かれることがありますが、第三者の決定と伝えれば深堀りされません。

会話例

引っ越し業者:先日のお見積もりですが、いかがでしょうか?

あなた:いろいろ検討しましたが、A社さんにお願いすることになりました。

引っ越し業者:そうですか…決め手は何でしたか?

あなた:最終的に同居人が決めたので、すいませんがよくわかりません。

引っ越し業者:そうですか。また次の機会があればお願いします!

Q. 営業マンの対応は評価しなくても良いの?

しなくてもいいです。

なぜなら、営業マンと当日作業する人は違う人だからです。

ただ、「こんな会社にはお願いしたくない」「こんなに頑張ってくれたし、この人にお願いしたい」という対応をされたらそれを重視して選んでも問題ありません。

6. SUUMO引越しに書いてある引越し業者の口コミは?

「SUUMO引越し(https://hikkoshi.suumo.jp/kuchikomi/)」には下記のようなユーザーからの口コミが充実しています。

SUUMO引越しの口コミ画面

引用:SUUMO引越し

口コミ以外にも、使った時期、引越しの内容、支払った金額など詳細な情報が分かり口コミの件数もトップクラスなので、自分に近い状況の方の満足度や料金を確認しやすいです。

下記は利用者の多い3社の引越し業者の口コミ数を比較した表ですが、SUUMO引越しの件数は圧倒的に多いです。

サカイ引越センターの口コミアート引越センターの口コミアリさんマークの引越社の口コミ
SUUMO引越し28,980件20,171件8,835件
引越し侍22,665件10,310件5,098件
引越し価格ガイド2,330件376件2,976件
ズバッと引越比較531件308件61件

また、マイナーな業者の口コミも多いので、どんな業者か心配、という時も他の人の口コミを確認した上で利用できます。

「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」も十分多いので、口コミが気になる方は、あなたが使うサイトで口コミを見つつ業者を選ぶようにしましょう。

ただし、満足度は引越し作業や見積もりの担当者ごとに異なるため、過度に信じすぎるのはおすすめしません。

7. まとめ

SUUMO引越し(https://hikkoshi.suumo.jp/)の口コミ・評判を紹介してきましたがいかがでしたか?

SUUMO引越しは、電話を受けずに、複数社から見積もりが取れるサービスですので、電話をもらいたくない人にはおすすめです。

ただ、業者数・業者の絞りやすさで「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」には劣っています。

引越し侍を使えば、よりたくさんの業者の中から、料金目安を見て3社選んで依頼ができるので、安い業者を探しやすいです。

このページがあなたの引越しのお役に立てることを心から祈っています。