タワーマンションとは?不動産のプロが教える基準と全デメリット

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タワーマンション

「最近よく聞くタワーマンションって何?」「何階以上のマンションをタワーマンションというの?」などそもそもタワーマンションとは何か気になっていませんか?

結論から言うと、タワーマンションとは、「20階以上、高さ60m以上の超高層マンション」のことで、人気を増していますが、デメリットや注意点も多いです。

このページでは、過去に3つのタワーマンションに住み、仕事でも不動産の賃貸業をしていた筆者が、タワーマンションとは何か、下記の流れで徹底的に解説していきます。

  1. タワーマンションとは?何階以上の建物?
  2. タワーマンションが人気な8つの理由
  3. タワーマンションにデメリットはないの?
  4. タワーマンションの階層ごとのメリット・デメリット
  5. タワーマンションで後悔しないために気をつけるべき事

すべて読めば、タワーマンションとは何か、どんなメリット・デメリットがあるのか、住むにはどうしたらいいのかがわかります。

1. タワーマンションとは?何階以上の建物?

一般的に、タワーマンション(タワマン)とは、「20階以上、高さ60m以上の超高層マンション」のことで、近年人気を増しています。

1000戸を超えるタワーマンションも多く、便利な施設が中にあったり、ラグジュアリーなエントランスや内装が好評です。

「東京ミッドタウン・レジデンシィズ」のエントランス例

引用:三井の賃貸

また、高層階からの夜景は壮大で、ステータスの象徴にもなりつつあります。

高層階からの景色

※イメージ

「住みたい」と言う人も多く、毎年、どんどん新しいタワーマンションが建設されています。

1-1. タワーマンションの明確な基準はない

実は、どのマンションがタワーマンションか、はっきりとした基準はありません。ただし、一般的には20階以上のマンションをタワーマンションと言います。

理由は、建築基準法で高さ60m以上の建物は「超高層建物」として扱われ、これが大体20階建てになるからです。

そのため、タワーマンションとは「20階以上、高さ60m以上の高層マンション」と覚えておけば問題はありません。

1-2. どんなタワーマンションがあるの?

日本にある主なタワーマンションを高さ順に下記のように並べました。

マンション名場所階数(階)高さ(m)月額家賃相場(万円)
ザ・キタハマ大阪府大阪市54209.3519.8~58
ザ・パークハウス西新宿タワー東京都新宿区60208.9715~42
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー神奈川県川崎市59203.519.5~32
クロスタワー大阪ベイ大阪府大阪市54200.37519.5
シティタワー広島広島県広島市52197.518.9~45
ザ・東京タワーズ シータワー/ミッドタワー東京都中央区58193.518.7~45.5
ザ・パークハウス中之島タワー大阪府大阪市55192.9316.9~36

月額賃料相場は、2019年6月時点で空室のあった部屋の賃料の目安(管理費・共益費含む)です。時期によっては相場以上、以下の物件もある可能性があります。

近年、高階層のマンションが次々と出ていて、高いものだと200mを超え、部屋の階数も60階あるものも出てきました。

1-3. そんなに高くて大丈夫?

タワーマンションはそんなに高くて、地震は大丈夫?と思うかもしれませんが、普通のマンション以上に地震への対策がされています。

建築基準法第20条では、タワーマンションのような「超高層建物」は建設時に国土交通大臣の認可が必要と明記されていて、他の建物よりも安全の基準は高いと言えます。

実際、コンピューターシミュレーションなどで、自身が起こった時の揺れなどを検証した上で厳格な審査を受けることになります。

タワーマンションが倒壊したら、周辺の町も大きな被害を受けるので、より慎重に作られます。

火事の時は大丈夫?

火事になった時、上の階からは逃げられないんじゃないか、と思う方もいるかもしれませんが、防火シャッター、スプリンクラーなど燃え広がらない設備は充実していますので、過度に心配する必要はありません。

また、100m以上の建物にはヘリコプターの「緊急離着陸場」、31~100mの建物には「緊急離着陸場」もしくは「緊急救助用スペース」を設けることが義務付けられており、空からの救助も受けられます。

1-4. どんな人が住んでいるの?

よくテレビで見かける芸能人~普通の会社員の人まで、様々な人が住んでいます。

マンションごとにも値段や賃料が全然違いますし、マンション内でも広さや階数で値段が大きく異なります。

入居者も1000戸を超えるタワーマンションもあり、本当に色々な人が集まっているのです。

1-5. タワーマンションのメリット・デメリット

次の章以降で詳しく解説していきますが、タワーマンションのメリット・デメリットをまとめると下記の通りです。

メリットデメリット
  • 眺望がいい
  • 高いステータス性
  • 周辺環境の利便性が高い
  • セキュリティ性が高い
  • 耐震性・防音性に優れる
  • 建物内に便利な施設が充実
  • コンシェルジュサービスが便利
  • 上層階は虫が出にくい
  • 賃料、購入費用が高くなりがち
  • エレベータで時間がかかることがある
  • 宅配便の受け取りが面倒
  • ベランダに物が干せない、物が置けない
  • 他の住人の質がバラバラ
  • 引越しの手間や費用が増える
  • 地震の時に揺れやすい
  • 共用施設の予約はなかなか取れない
  • 階数で格差を感じる可能性もある

ここまで挙げたようなメリットがある一方で、値段の問題、高いマンションならではの悩みなど、デメリットもあります。

1-6. タワーマンションを検討すべき人

上記のメリットにピンと来た下記のような方は積極的に検討すべきです。

  • ステータスの高い家に住みたい方
  • 生活や通勤通学に便利な場所に住みたい方
  • 建物内にジムやラウンジなどの施設が欲しい方
  • 毎日綺麗な夜景を楽しみたい方

デメリットもありますが、人によっては大したデメリットではないもの、マンションの選び方を間違えなければ、気にならないものも多いです。

そのため、タワーマンションに興味があれば、このページでデメリットや選び方をチェックしましょう。

1-7. タワーマンションに住む2つの方法

タワーマンションに住むには原則「買う」か「借りる」かのどちらかの方法になります。

買う(購入)数千万円~数億円で購入します。中古であれば値段を抑えて購入することもできます。
借りる(賃貸)月額10万円~100万円以上の家賃を払い、住むことになります。

タワーマンションは、非常に高価と思われがちですが、中にはコスパの良い穴場物件もあります。

次の章からはメリット・デメリットを解説していきますが、「ステータスの象徴」「便利な施設」など、タワーマンションにはメリットが豊富にあります。

メリット・デメリットをじっくり見た上で、住みたい!となったら条件に合う物件を探すところから始めましょう。

2. タワーマンションが人気な8つの理由

タワーマンションは普通のマンションよりも値段や賃料が高いのに多くの方が住むのには理由があります。

実際に私は、3つのタワーマンションに住んだことがありますが、下記はどれもその通りだと言えるものばかりです。

  • 眺望がいい
  • 高いステータス性
  • 周辺環境の利便性が高い
  • セキュリティ性が高い
  • 耐震性・防音性に優れる
  • 建物内に便利な施設が充実
  • コンシェルジュサービスが便利
  • 上層階は虫が出にくい

2-1. 眺望がいい

タワーマンションの特に高層階は非常に高い位置にあるので、景色が非常に綺麗です。

東京タワーなどの展望台よりも高い階にある部屋も存在し、毎日景色を楽しめます。

「芝浦アイランドブルームタワー」からの景色(一例)

引用:三井の賃貸

タワーマンション最大の魅力の一つがこの景色です。

2-2. 高いステータス性

タワーマンション=お金持ちが住むというイメージを持っている人が多いため、タワーマンションに住むことが一種のステータスにつながります。

エントランス〜部屋も綺麗な作りになっているので、友人などを招いてホームパーティをする時も、自信を持って人を呼べます。

私が過去に知人を招待した際も「すごい家に住んでいるね」とよく言われました。

2-3. 周辺環境の利便性が高い

周辺にスーパーやコンビニ、病院などがあり、便利なタワーマンションが多いです。

1000戸を超えるようなマンションもあり、そういったマンションだとマンションの周辺が小さな町のようになります。何かあっても家の周辺で完結することが多かったです。

また、比較的大きな駅からアクセスがいいところに作られているので、駅からも近いマンションが多いです。

タワーマンションの近くには公園も多い

タワーマンションの近くには公園が付いていることが多く、子供を遊ばせたり、自然でリラックスしたい時に役立ちます。

これは高いマンションを立てるために、敷地内に「公開空地」という誰でも使えるスペースの設置が必要で、公園を設けることが多いからです。

2-4. セキュリティ性が高い

セキュリティ性もタワーマンションの魅力の一つです。

まずオートロックが複数あるので、関係者以外の人が入りにくいです。マンションによっては各階に止まるために鍵が必要など、他のフロアの住人も自分のフロアに来ることがないようになっています。

また、高層階の場合は、外から見えにくいので、カーテンを開けたまま過ごしていても安心できます。

芸能人の方が住むことが多いのもこのセキュリティ面で安心だからです。

2-5. 耐震性・防音性に優れる

地震で揺れると言いつつも、耐震性・耐火性はしっかりしている物件が多いので、安心して生活できます。火事になった場合もスプリンクラーや防火シャッターがあるので、普通のマンション以上に安心です。

また、一般のマンションよりも構造がしっかりしている分、防音性も優れている物件が多いです。

過去の3部屋とも周りの音が気になったことはありませんし、多少騒いでしまっても、周囲と何かトラブルになったことはありませんでした。

2-6. 建物内に便利な施設が充実

おしゃれなエントランスだけではなく、建物内に、スパやジム、ラウンジなどの施設が充実しているのもタワーマンションのメリットです。

例えば「芝浦アイランドブルームタワー」だと、下記のような施設が付いています。

ブルーム・ラウンジ|レインボーブリッジが見渡せるラウンジ

引用:三井の賃貸

Library|24時間使える読書スペース

引用:三井の賃貸

沐明庵(もくめいあん)|本格的な茶室

引用:三井の賃貸

Labo|書斎・自習室として使えるブース型の空間

引用:三井の賃貸

その他、タワーマンションにある共用施設としては、下記のようなものも挙げられます。

  • フィットネス
  • プール
  • スパ、サウナ
  • バー
  • 展望室
  • キッズルーム
  • 来客用の宿泊スペース

上記のような便利な施設もタワーマンションの魅力の一つです。

2-7. コンシェルジュサービスが便利

また、フロントにコンシェルジュが駐在しているマンションもあります。

コンシェルジュ

コンシェルジュはマンションのエントランス周辺で下記のようなサービスをしてくれます。

  • クリーニングサービス
  • 宅配便発送サービス
  • タクシー配車サービス
  • ケータリングやハウスキーピングなどの業者の紹介
  • ハイヤーの手配
  • 傘や切手、電球などの販売

特に、クリーニングなどは便利で、マンション内でクリーニングの預け入れ、受け取りが可能です。

2-8. 上層階は虫が出にくい

タワーマンションの上層階になると、蚊などの虫が上がってこないため、網戸なしで窓を開放しても問題ありませんでした。

ただし、配水管を伝ってゴキブリが出る可能性、エレベーターで蚊が運ばれてくる可能性もあるので、100%虫が出ないわけではありません。

3. タワーマンションにデメリットはないの?

いいとこばかり?と思うかもしれませんが、過去に3つのタワーマンションに住んだ経験、賃貸業で親しくなったお客様の話から、下記の9つはタワーマンションのデメリットだと思いました。

  • 賃料、購入費用が高くなりがち
  • エレベータで時間がかかることがある
  • 宅配便の受け取りが面倒
  • ベランダに物が干せない、物が置けない
  • 他の住人の質がバラバラ
  • 引越しの手間や費用が増える
  • 地震の時に揺れやすい
  • 共用施設の予約はなかなか取れない
  • 階数で格差を感じる可能性もある

逆に、この観点であれば我慢できそう、上記デメリットのない物件を探せそうという方は、タワーマンションに住めば不自由なく暮らせる可能性が高いです。

3-1. 賃料、購入費用が高くなりがち

タワーマンションは、内装および共有施設が充実していたり、立地がいいなどの好条件な物件が多く、エリアの相場と比較して、安く住める物件はほとんどありません。

また、共用施設が充実している分、毎月の管理費なども通常のマンションより割高なケースがあります。

「お金がある程度ないと住めないこと」がデメリットの一つですが、それがステータスにも繋がっています。

とはいえ、中には穴場の物件もありますので、予算内の物件はないか探してみましょう。

3-2. エレベータで時間がかかることがある

また、エレベーターに乗るまでに待たされること、目的の階に行くのに時間がかかることがあります。

一応、階数ごにエレベーターは分かれていたのですが、2つ目のタワーマンションの時はおよそ250戸に対し、2基しかないため、すぐには来ないことが多かったです。

また、他の人が乗り降りするので各階で止まらなければならず、目的の階までに時間がかかることも多々ありました。

朝の忙しい時間などは、非常にストレスを感じていました。

エレベーターが止まると致命的

また、地震や停電などでエレベーターが止まると階段を上り下りしないといけません。

20階を超えると階段は非常にきついので、そこも念頭に置いておきましょう。

3-3. 宅配便の受け取りが面倒

実は、個人的にタワーマンションに住んで一番面倒だと思ったのが宅配便です。

一般的なタワーマンションは上記のようにオートロックが複数ある分、インターホンに何度も対応しなければいけません。

また、エレベーターなどに時間がかかったり、他の部屋を回って来ることもあるので、部屋に来るまでに時間がかかります。

私が2つめに住んだタワーマンションは、インターホンが押されてから5分以上かかることもありました。

宅配ボックスは完備されているが..

宅配ボックス

基本的にタワーマンションには宅配ボックスも完備されていますが、宅配ボックスから出してからマンション内を移動しなけれなならないので、重い荷物は大変でした。

3-4. ベランダに物が干せない、物が置けない

高層階になると、ベランダは強風が激しく、洗濯物が干せなかったり、落ちるおそれのある物は置くことができませんでした。

44階はもちろんですが、23階の部屋も物は干せませんでした。

ただし、浴室乾燥機や、乾燥機付きの洗濯機が完備されていれば、洗濯はそこまで困らないはずです。

3-5. 他の住人の質がバラバラ

また、タワーマンションは住人が多いからこそ「色々な人が住んでいること」もデメリットだと思いました。

自宅でホームパーティをして夜中までバカ騒ぎをしたり、その人たちの客なのか、住人以外の人が遅い時間にもマンション内にいることもあり、子育てをする私にとっては少し心配でした。

タワーマンションには多くの人、様々な層の人が住んでいることで、こういった悩みを持ちやすいです。

分譲でも賃貸の住民も多い

分譲向けのタワーマンションでも、個人投資家などが賃貸用に購入し、貸し出しているケースは多々あります。

そのため、隣人がコロコロ変わるという可能性もありますので、購入して長く住もうという方は要注意です。

3-6. 引越しの手間や費用が増える

また、入居時・退去時の引っ越しにも余計なお金と手間がかかるのがタワーマンションのデメリットです。

引っ越しの際は、建物内に傷をつけないように、養生(補強)などをしますが、タワーマンションの場合は部屋までの距離も長いので、養生が非常に大変になります。

引用:アート引越センター

内装にこだわっている物件の場合、長い廊下の壁・床・柱に全て養生するので、養生だけで数時間待たされることもあります。

そして、その分費用も高くなりやすいのがタワーマンションのデメリットです。引っ越しの時に業者の人に聞いたら、同じ荷物でもタワーマンションだと料金は数倍になると言っていました。

3-7. 地震の時に揺れやすい

タワーマンションは一般的なマンションよりも地震対策ができている物件が大半ですが、高層階だと揺れやすいです。

これは、建物によっては地震が起きた時にポキっと折れないように、あえて弾力性を持たせた作りになっているからです。

私は感じませんでしたが、タワーマンションに住んでいる方の中には「強風が吹いただけで揺れる感じがある」と言っている人もいました。

3-8. 共用施設の予約はなかなか取れない

タワーマンションの目玉の一つは、パーティルームなどの共用施設かと思います。

しかし、特にパーティルームの予約はなかなか取れるものではありません。

私も友人を招いてホームパーティをしようと思ったことがありましたが、私が住んでいたところですと、月に1回抽選になるのですが、週末などは倍率が高くなかなか当たりませんでした。

自由に使えるものではないかもしれない、ということを念頭に置いてきましょう。

3-9. 階数で格差を感じる可能性もある

私は住んでいてあまり感じなかったのですが、マンションによっては階数で格差を感じることもあるようです。

低層階の方の中にはエレベーターでボタンを押す際に格差を感じる人もいたり、上の階から降りてきたエレベーターを止めない、などという暗黙のルールもあるマンションもあります。

見栄っ張りで、とにかくステータスを、という方は、マンション内でのヒエラルキー(階層)も視野に入れて検討しましょう。

タワーマンションには、見栄っ張りな人が多く、子育てなど様々な面でマウンティングをする人がいます。

近所付き合いが不要、という方ならいいのですが、購入する方など長期的に近隣住民と親しくする人は注意しましょう。

4. タワーマンションの階層ごとのメリット・デメリット

厳密にいうと、同じタワーマンションでも高階層・定階層で性質が違うので、タワーマンションに住むか?と同じくらい、どの階層に住むかも重要です。

ここまでの話と一部重複しますが、後悔しないためにもチェックしておきましょう。

特に、タワーマンションのデメリットが気になる方は、「低階層」であればデメリットが和らぐケースが多いです。

4-1. 高階層のメリット・デメリット

部屋の階数が上がれば上がるほど、下記のようなメリット・デメリットが出てきます。

メリット
  • 眺望がいい
  • 北向きでも部屋の明るさが確保しやすい
  • セキュリティがより高い
  • 虫が出にくい
デメリット
  • 部屋の出入りに時間がかかる
  • ベランダの外にものをおきにくい
  • 購入金額や、家賃が高くなりがち
  • 地震の時に揺れやすい

デメリットが気にならなければおすすめ

高階層は良くも悪くも、タワーマンションらしさが現れます。

タワーマンションならではのデメリットも高階層であればあるほど重くなります。

ただ、眺望・より高いステータス性などは高階層の特権です。

デメリットが気にならないという人は高階層をぜひ検討しましょう。

4-2.低階層のメリット・デメリット

また、1階に近い部屋であればあるほど、下記のようなメリット・デメリットが出てきます。

メリット
  • コストを抑えやすい
  • 部屋と外の出入りがしやすい
  • 通常のマンションと同じようにベランダを使いやすい
  • 地震で揺れにくい
デメリット
  • 近くに他のビルがあると、眺望や日射に期待できない
  • 外や近隣のビルから部屋の中が見えるリスクがある
  • 人によっては格差を感じることがある

タワマンのデメリットが気になるのなら低階層で”いいとこ取り”を

タワーマンションのデメリットに少し不安を感じている方におすすめなのが、低階層です。

  • 賃料は高階層よりも安い傾向がある
  • 宅配便は高階層より早く来る
  • エレベータにかかる時間も短い
  • 地震でも高階層ほど揺れにくい

など、低階層であればタワーマンションのデメリットのうち4つは和らぎます。

タワーマンションのメリットを受けつつ、デメリットを減らせる、つまりいいとこ取りをしたい方におすすめです。

5. タワーマンションで後悔しないために気をつけるべき事

タワーマンションは購入の場合も賃貸の場合も一般のマンションよりは高い買い物になります。

少しでも興味を持った方は、契約してから後悔しないように、下記の観点を意識しましょう。

5-1. 共通して気をつけるべき4つのこと

購入する方も、賃貸の方もマンション選びで後悔しないために、下記の4つは必ず行いましょう。

内覧をしっかり行うこと

ぱっと見の部屋のイメージだけで決めないようにしましょう。

下記は住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内覧時確認しましょう。

周辺環境駅から実際に歩いてみる(電車のホームからどのくらいの距離か確認)
小中学校からの距離
今の生活で便利に感じている施設(クリーニングなど)を事前に書き出し、チェックする
マンションの共用部エントランス・エレベーター・ゴミ置場などの清掃は行き届いているか
コンシェルジュの有無、時間、サービスの内容
エレベーターの台数や待ち時間
ゴミ捨て場は各フロアにあるか、24時間出せるか
マンションの住人はストレスなく同じマンションに住めそうな人か
部屋眺望・日当たりは良いか/再開発などで悪化しないか
高速道路や電車の騒音はないか
収納スペースは十分にあるか
壁が薄くないか(軽く叩いてみる)
洗濯物は干せそうか

共用施設を精査すること

あなたの欲しい共用施設が付いているかは、必ず確認、整理すべきです。

ただ、共用施設が豊富、は一見メリットですが、デメリットでもあります。

共用施設がタワーマンションの魅力一つではありますが、共益費や賃料が上がる傾向にあるので、使わない共用施設は共益費の「払い損」につながります。

自分に必要ない共用施設はどれくらいあるか、費用を考慮した時にコスパはどうかも判断材料にしましょう。

必ず複数の物件を見ること

タワーマンションに済んだことがない方は、複数の物件を内覧した上で決定するといいでしょう。

同じエリア、同じ条件の物件を多くチェックできれば物件ごとのデメリットや相場がわかってくるはずです。

必ず3棟以上の物件をここまでの観点含め、確かめるようにしましょう。

マンションの住人の口コミを必ず見ておくこと

「思いの外、小学校から遠い」「周辺のスーパーまでの道のりが不便」など、住まなければわからない物件のデメリットはこの他にもたくさんあるはずです。

そのため、マンションの住人の口コミを見れる下記のようなサービスで、興味のあるマンションに付いて住民の声を確認しておきましょう。

おすすめサイト:マンションノート

マンションノート」は、100万件以上の口コミが投稿される、日本最大級のマンション口コミサイトです。

今住んでいるマンションの口コミを投稿すれば、無料で口コミを見ることができます。

5-2. 購入して後悔しないために

タワーマンションを購入した後に、上記のデメリットなどで後悔したら、取り返しがつきません。

「いいかも!」と思った物件もすぐに飛びつくのではなく、賃貸以上に上記および下記のポイントに注意して購入を検討しましょう。

迷うのであれば、1回賃貸で住んでみるのもおすすめです。

トータルコストで考えること

タワーマンションを購入した後も「管理費」「修繕費」はかかってきます。また「ローンの利息」も、「固定資産税」などもかかります。

特に修繕費に関しては、より多くの人が興味を持つようにあえて抑えて募集をしているケースがあります。そんなパターンだといざ修繕が必要な時に、修繕費が足りず、思わぬ出費を強いられます。

修繕費は適正かどうかも踏まえて、トータルコストで考えましょう。

タワーマンションの購入時かかる主な費用

  • 物件価格
  • 仲介手数料
  • 火災保険料
  • 登記費用・登録免許税
  • 固定資産税
  • 不動産取得税
  • ローン事務手数料
  • 毎月の管理費・修繕費

上記は一例ですが、購入費用以外にも様々な名目でお金がかかります。初期費用、毎月支払う費用をしっかりシミュレーションした上で購入しましょう。

様々なマンションを紹介する業者に相談しながら決めるのがベスト

特定のタワーマンションのみを扱っている会社に相談すると、デメリットを隠されたり、他社のマンションを教えてくれません。

そのため、複数のタワーマンションを公平に扱っている会社に相談するのがおすすめです。

  • どの業者のマンションも中立に扱っているか
  • 営業をしないと公言しているか
  • 無料で相談だけでもできるか
  • 大手企業が運営している

の4点でおすすめ業者を出すとすると、下記の2社がおすすめです。

中古で検討している方は「LIFULL 」、新築で検討している方はどちらにも話を聞きに行き、担当者や紹介してくれるマンションが良さそうな方を選ぶのがおすすめです。

5-3. 賃貸して後悔しないために

賃貸であれば、購入よりも慎重になる必要はありません。

ただし、短期間の引っ越しは余計な出費の元ですので、少なくとも2年住むことを前提に複数物件を比較・検討することをおすすめします。

賃貸のタワーマンションを探す際は、「SUUMO」「HOME’S」などの大手のポータルサイトを使いましょう。

ポータルサイトがおすすめな理由

ポータルサイトとは、下記のように、各不動産会社が、自社で扱う物件を掲載しているものです。

あなたが物件①に興味を持てば不動産会社Aに問い合わせることになります。

タワーマンションの場合、下記のように部屋ごとに扱っている不動産会社が違うということもあり、それらをまとめて見れるため、より理想の物件を調べやすいです。

※田町駅の某タワーマンションの空室一覧(抜粋)

1つの物件を問い合わせれば、同じ条件の物件を紹介してくれるケースが多いです。上記のポータルサイトに掲載のない物件も出てくるケースも多いので、よりたくさんの会社に問い合わせることがおすすめです。

1件でも多くの物件を見て、後悔しない部屋選びをしましょう。

絞り込んで効率よく検索を

ポータルサイトはタワーマンション 以外の物件も豊富に掲載されているためタワーマンションだけを絞って効率よく検索しましょう。

SUUMO」も「HOME’S」もエリアを絞った上で詳細条件選択欄の「その他」の中の「タワーマンション」にチェックすれば絞り込み可能です。

6. まとめ

タワーマンションとはどんなマンションかを解説してきましたが、いかがでしたか?

改めて、タワーマンションとは「20階以上、高さ60m以上の超高層マンション」のことで、主に下記の8つの理由で人気です。

  • 眺望がいい
  • 高いステータス性
  • 周辺環境の利便性が高い
  • セキュリティ性が高い
  • 耐震性・防音性に優れる
  • 建物内に便利な施設が充実
  • コンシェルジュサービスが便利
  • 上層階は虫が出にくい

このページで紹介したようなデメリットがそこまで気にならないのであれば、あなたはタワーマンションに向いている可能性が高いです。

ただ、後悔しないように、このページのポイントもしっかり意識しましょう。購入の場合は「LIFULL 」などの購入窓口、賃貸の場合は「SUUMO」などのポータルサイトの利用がおすすめです。

あなたが最高の家選びができることを心から祈っています。

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